満足度★★★★★
丁寧なお芝居
都会暮らしと田舎暮らしのどちらが良い、などという単純比較はできないだろう。その場所に住むには理由や動機があるものだが、本公演では、その田舎暮らしの不便さ、厳しさがあまり感じられなかった。逆にその種の問題や課題を超えるようなヒューマニティー溢れる描き方が強調されている(「リージョナリズム」というほどではない)。その展開が自然であり、日常生活を切り取ったようである。
そのように観える理由は…
満足度★★★★★
タイゼツ ベシミル!!
日常を演劇化することは難しい。ドラマがともすれば日々の繰り返しに埋もれてしまうからである。その難しさに今回“ぐらうんど・れべる”は、挑戦し見事成功を収めた。