MonkeyMagic 公演情報 MonkeyMagic」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-8件 / 8件中
  • 満足度★★★★★

    上出来娯楽アクションに感服
    お釈迦さまから「4つの物語を完結させる」ことを条件に五行山から解放され西遊記と桃太郎の世界を往き来する孫悟空にさらに他の物語の主人公も絡み…な娯楽作品。
    2本の大きな柱にコメディリリーフ的な挿話を配し更に他の物語の主人公には「俺の物語は完結している」と言わせて4つ目の物語がなかなか判明しない構成が巧みだし、その人物が敵側にいるという設定(理由含む)も上手い。
    そのあたりはスーパー戦隊の対戦ものなどを想起させて愉しい。
    また、擬闘もキャラクター毎に技の特徴があり、傀儡として操られた者が人形振りで殺陣を見せるなど工夫が凝らされ、さらに分身の術もお面をつけるようなありふれたものでなく、それでいてちゃんと“分身させる”のが見事。
    なお、誰かを救う、または援護するために別の誰かが命を落とすパターンには批判的なσ(^-^)だが、本作のそれは「4つめの物語」への伏線となるので容認。
    そんなこんなで上出来娯楽アクションに感服♪
    来年はハートウォーミングな新作とバックステージものの秀作の再演とのことで、これまた楽しみ♪♪

  • 満足度★★★

    楽しかった~
    西遊記と桃太郎のコラボはいいんですが、さるかに合戦は余計かなと思ったのは私だけかしら・・・ アクションきめきめなところに蟹ちゃんが出てくるとちょっとテンションがさがっちゃって。 一寸法師と桃太郎の設定も面白くて楽しめました。 あれだけアクションシーンが多いので疲れてしまったのかもしれませんが 殺陣にズレが多かったのがちょっと残念でした。 

  • 満足度★★★★

    面白かったです
    全体を通し、エンターテイメントを踏まえた娯楽作品として、楽しめました。主人公の孫悟空を始めとした役者さん達のアクションやEDのダンスは見ていてもとても楽しい物でした。四つの物語を孫悟空という”主人公”を通し、どたばたしながら、描いていたという印象でオチもきちんとつけていたことにも、とても好感を覚えました。

  • 満足度★★★★

    けっこう楽しめたけど~
    アクション7:ストーリー3って感じでしょうか

    も少し絡まった話の根拠とか理由を、
    取っ付けてみて欲しかったなぁと思った約2時間。

    ネタバレBOX

    まぁ孫悟空が主人公なので”サル”繋がりで話を見いだしてますが、
    基本”石猿”なので傷つけられないハズ・・・という設定は無かったかな。

    前説のお釈迦様のトークから本編つなげて、トークに乱入した孫悟空が岩屋に閉じ込められてからのストーリー展開となります。

    通常の西遊記の話にお釈迦様が桃太郎の話に孫悟空を放り込んで=お供のサル役なんですが=キビ団子のドーピングとかいうシーンを入れてみて欲しかったなぁと(^^) で、物語を終えた”一寸法師”がどこぞの空手家のように「俺より強い奴に会いに行く」みたいなこといって話に乱入するんですが=得物は針なのですが身長は普通に大きくなってて、ドス持ったチンピラ風に見えたデス。 オチは桃太郎のお供の犬が死んで灰になっておじいさんに遺灰を撒かれて枯れ木に花が咲いて(^^;) 途中から蟹に付け狙われていた孫悟空はラストやられに出向いて無事に(?^^;)やられて御仕舞いでした。

    分身の術を使えたのに(劇中でも使用したですよ)話に出向く時に使わなかったのは何故でしょう??

    オープニングで孫悟空が天井から落ちてくる如意棒をつかむトコはかっこ良かった&金閣・銀閣兄弟のキャラは好きでしたわ(^^)←なので、元気の良い孫悟空と金銀兄&シロの遺灰繋がりなどが星の数のおまけ分でありまして~次回公演ではもう少し物語りに力入れて欲しいなぁと希望です(^^)
  • 満足度★★★★

    殺陣がちょっと長い?
    こんなことを書くと「いや、長くない」という人が必ず出てきそうだけど(笑)...殺陣が多くて、それでも満足、という作品を思い浮かべると、殺陣に質でアクセントをつけている、など。例えば、力関係がはっきりしている殺陣なら、ある程度一方的に、とか、強い同士だと、強い力どうしが拮抗していることがわかる演出。できればソコまで極めて頂きたかった、かも? 殺陣は、断然練習されたんだな、ということは良くわかりましたけど...(少し、単調になっていませんか?)ラスト、全員ダンスなど、決めるところはバッチリと決めて居られるんで、もう少し脚本を(ああ、偉そう...)。キャストが18人(セリフあり)の割にはバタバタしないところなどは、毎度の上手さだと思います。来年は2公演だとか。とても楽しみです!!!! (そうそう、キンケロシアターって、断然スゴイ箱だとわかりました!ぜひ、メジャーになって欲しい!)

  • 満足度★★★

    難しいことは置いておくスタイル
    先日の初演を観劇させて頂きました。
    兎にも角にも2時間に及ぶ殺陣の連続には感服するばかりでした。もはやスポーツですね。

    ネタバレBOX

    あらすじに関しては先に感想を書かれている方々の通りですので割愛いたしますが、今回の舞台は、パンフレットに「エンターテイメント」に注力すると書いてあった通り、観て楽しむものに特化されていたと思います。

    そのため、脚本に関して言えば、突っ込みの連続。コテコテの起承転結、(良くも悪くも)カッコいい展開に終始し、筋というものを月の彼方まで吹っ飛ばした作風となっていると感じました。

    で、あるならば。もはや4つの御伽噺に終始せず、16の御伽噺の中のどれを完結すればいいのか悩む孫悟空、などなど、根底からコメディやエンターテイメントに傾倒しても良かったのではないか。というのが、私の印象でした。

    そしてもう一つ、話の運びなどがコントのように進む中で、唯一殺陣だけが全員まじめであったこと。これは振付師の方というよりは演出家の方向性なのだと思いますが、その殺陣すらも少し馬鹿にした殺陣、があれば、数多くある殺陣にもメリハリがついたのではないでしょうか?
    確かに、1人、場違いなほどに元気闊達に殴りかかる女性(?)はいらっしゃいましたが、そのようにフザケルというのではなく、殺陣のお約束、常識をリスペクトしつつも、観に来た人間が「殺陣すらもコメディだった」と思わせるような振り付けが観てみたかった。
    役者の力量などを貶めるわけではなく、単純に舞台の尺の割合として、殺陣に割く時間が長すぎたことが、そう思った起因かと感じます。

    しかし、開き直ったような王道少年漫画のような脚本と、それを演じきるナイスガイの少ない役者達には、面白さを感じることが多々あったので、次回も同様のスタンスで行くのであれば、観に行きたいと思います
  • 満足度★★★★★

    超!楽しい!
    オジサマ方は厳しいなぁと各々の感想読みつつ・・・オバサンは点数かなり甘々です。だって“超楽しかったんだもの!”先月辺りから時節柄の重いネタ続き。暫くぶりに単純に大笑いさせて頂きました!それにラストはここでそれか!という“やられた”感があり(笑いつつも話に引き込まれた感もあり、体がつられた)舞台中にやる気満々、出演者がとてもイキイキしていた。私の好きな殺陣もたっぷり!まぁ荒い感じはあるけど(かなり相手を待ってしまった図、目に付きました)、バリエーションもいろいろあって面白かったです(特に猪八戒と雉のコンビネーション)。悟空、そしてアンサンブルのメンバーは殆ど出ずっぱり、一番前だとその汗感、よく見えて、よくぞ最後まで動き切ったとそれだけでも拍手したくなる!ということで大負けに負けて星☆☆☆☆☆。

  • 満足度★★★★

    初日を観劇


     西遊記を基本に釈迦は悟空に四つの物語を纏め上げることを命ずる。無論、西遊記の基本的約束事である三蔵法師に天竺迄お供し、大事な経典を持ち帰るミッションはそのままであるから、金角、銀角や牛魔王、その妻・羅刹女、息子・紅孩児は登場するし、彼らとのバトルも楽しめる。だが、釈迦に他にも三つの物語を組み入れて全部を纏めるよう命令されているので、悟空は四つの話にかかわり続けることになる。

    ネタバレBOX

     難点は、悟空自身が、四つの物語統合の企画・制作に携わるシーンが一つも出てこない点にあるが、細かいことを責めるのは野暮というものだろう。汗びっしょりになりながらこの暑さの中、殆ど出ずっぱりで脱水症状を起こすのではないかとこちらが心配するほど、動き回っているのだから。それに高い身体能力の役者陣を揃え、動きの良さで飽きさせず、ドライなタッチで話を進めている点でも楽しめたのだから。兎に角、素直にエンジョイできる作品である。

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