蛍の頃 公演情報 蛍の頃」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.6
1-8件 / 8件中
  • 満足度★★★

    ほのぼのと……
     ペテカンさんの公演初見。コミカルでちょっぴりホロッとさせられる場面もあり、楽しく拝見させて頂きました。ただ、全体的に平板な印象があり、物足りなさを感じました。

    ネタバレBOX

     静江さんが売春に走る動機がイマイチ説得力に欠ける気がしました。
  • 満足度★★★★

    寒い夜にはぴったり
    忘れかけていた古き良き昭和、そこではみんな明るく懸命に生きていた。ライトに可笑しくて悲しい。寒い夜にはぴったりのハートウォーミングな舞台だった。

  • 満足度★★★

    今年初芝居でした
    生まれてこの方、1か月、芝居を一度も観ないことはなかったのですが、何故か今年は、2月になるまで、劇場に行っていませんでした。

    だからか、ずっと、体調が悪かったのですが、久しぶりの、私の特効薬の効き目があって、観劇後の足取りが軽くなりました。

    ぺテカンのお芝居はいつも安定していて、観ていて、心地よい思いになります。

    今回の作品も、愛情に溢れた素敵な舞台でした。

    ただ、少し、残念なのは、現在の絹子と、若かりし絹子が、あまりにも、容姿や体型がかけ離れていたこと。
    元々は、他の劇団への書下ろし作品とのことで、無理からぬという気もしますが、お二人が、あまりにも似ていないせいで、どうしても、これは芝居なんだという感覚が抜けず、今一つ、劇世界にのめり込めないところがありました。

    客演の宮原さん、いつ拝見しても、とても小劇場の俳優さんとは思えないイケメンぶりに、ビックリさせられます。

    ネガティブステッカーが、たった2枚で、2000円以上もして高すぎると一瞬思いましたが、おまけが、ある公演のDVDだったからなんですね。「そうか、あれがあるから大人の事情でね」とすぐに納得しましたが、でも事情を知らない人は、単にステッカーにあの金額は出しません。せっかくの苦肉の策でしたが、たぶん売れ残ったのではと、ちょっとお気の毒に思ったりもしました。

    ネタバレBOX

    やはり、会場が、ぺテカンの芝居には馴染まない印象は否めませんでした。

    会場に入った途端、私が人生で最初に好きになった流行歌「おーい、中村君」が流れていて、嬉しかったのですが…。

    戦後、間もなくの、宮崎延岡の実在のキャバレーが舞台。本田さんのお父上とお祖母様が、モデルだそうで、チラシには、そのお祖母様がママをしていたキャバレーの集合写真が写っていました。芝居を観た後、その写真を見たら、泣けて来ました。女給さん達と、本田さんのお祖父様、お祖母様、そして少年時代の本田さんのお父様が、和やかな表情で写っています。経営者も、従業員も一体となって、素敵な職場としてのキャバレーの実態がそこにありました。
    そのキャバレーシスターの温かさが、伝わる、素敵な舞台でした。

    父役の俳優さんに、もう少し、人間の機微を表出できるだけの表現力があれば、尚素敵だったのにと思います。
  • 満足度★★★★

    田中真弓さん普通の役に思えた(^^)
    今まで見てきた役がコミカルなものが多かったので新鮮に感じました♪

    赤線が廃止された昭和という時代を通じた家族、
    というよりも親子の関係を描いた秀作と言えましょうか。

    開演時間が10分弱遅れた約2時間10分の作品でありました

    ネタバレBOX

    ふぅむセミドキュメントという話でした(^^)

    50歳も半ばを過ぎ、一人娘は結婚し、女房とは離縁され、会社もリストラ・・・。
    先に亡くなっていた父に加えて母も介護施設にて永眠した主人公が回想する亡き母→父、叔母。 生活の基盤にだった水商売の店(キャバレー シスター)で起きた様々な出来事を舞台上で見せる話でありました。

    でセミドキュメントという理由は、
    脚本さんの実母は93歳で未だ健在なのだそうです(^^)

    冒頭シーンは、白幕の前で山口良一さん演じる主人公=<とし坊(妻ミホコとは離婚し一人娘は家を出て生活)>が、母=<キヌコ>といろいろと話をして。 痴呆症状が疑われてDrの診察を受けて結果を聞き、過去を回想すると幕が上がって。 キャバレー シスターのセット内で人間模様=回想シーンが上演されてゆきます。

    幕が上がる前に話した内容は、母が父の浮気に腹を立てて家を飛び出し。息子と一緒に入水自殺しようとしたが、水面等から現れた蛍によってやめたという話あったです。 タイトルとオチに繋がります

    トシ坊は帰宅時酒臭く、学校行事にも東京へ出て行くときの見送りもしてくれなかった母が大嫌いでした。 が、本当の母の姿は、酒を受けない体質(お猪口1杯で顔が真っ赤になる)であるにもかかわらず。仕事だからと一人息子の学費の為に自分に出来る精一杯のこと=店の経営を頑張っていた愛情深い母親であったと息子は知ることになり、蛍をバックに幕は閉じるのでした。

  • 満足度★★★

    観てきた☆
    なかなか良かったと思います。  やっぱり 濱崎さんと山口さんは素敵ですね~  いい味出してました☆                  3.3 点

    ネタバレBOX

    なかなか良い感じのお話だったのですが、  イマイチ パッとしませんでした。。   まず、 もう少し小さめの劇場のほうが 合うんじゃないかと思います。  あと 音響も、 やたら音が大き過ぎる場面がありましたし、  ここで使うのは 合わないんじゃないかと思う 楽曲がありました。  期待していただけに、 ちょっと残念でした。。   
    今回はペテカン20周年記念ということで、会場に 今までの歴史をふりかえる さまざまな資料が展示してありました。    写真もたくさんあって これはとても良かったです。   自分は ペテカンを知ったのは2年前なので、 昔の作品は観てないのですが、 DVDで観た「拝啓、絶望殿」 という作品が大好きです。    これからも 笑えて 泣ける 作品を 期待しています☆
  • 満足度★★★★

    宮崎弁
    お芝居が終わった後客席のひとたちが宮崎弁についてかたっていた。きっと役者が上手だったのだろう。
    お芝居はくすっと笑えて、そして泣けてとてもよいお話だった。

  • 満足度★★★★

    家族の物語
    不器用な母(愛に溢れてるけど口に出せない)と息子の確執に胸痛むけど、素直に泣けました。出てくる人物が温かいです。

  • 満足度★★★★

    ほろにが
     昭和30年代初頭、九州は宮崎、延岡、酒が飲めない体質の母、絹子はキャバレー、シスターのママをしていた。叔母の静江がチーママ。(追記後送)

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