忍ブ阿呆ニ死ヌ阿呆 公演情報 忍ブ阿呆ニ死ヌ阿呆」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.7
41-60件 / 76件中
  • 満足度★★★★★

    「芝居は生モノ」を痛感
    (二度目感想失礼します)
    二度観ですが、前回の感想で
    「良くできているが観ている側に熱が伝わる(吸引力が感じられる)のが
    劇中最後の方だった」と感じ☆4つにした後で、

    しかし全体的な構成から演技/演出からの良さ、
    そして何より信長の智将/猛将ぶりから狂気に至るまでに
    見入っていた自分を思い返し、やはり…と☆5つに変更していたので、
    今回は特に変わった感想がなければ投稿を控えようと思っていました。


    しかし、今回はとんだ(自分にとっての)神芝居でした
    (前回が☆5つなら☆6つでもいいくらい)。

    (ネタバレは控えるとして)
    複数回観劇すれば毎回自分の座席、周りの観客など(それこそ体調含め)
    舞台から受信する側の状況も変わりますが、
    同様に演じている役者さんやその他スタッフ陣についても
    色々な変化があるのかな、と。

    そしてそれが舞台に現れてくる事により、
    思わぬ(自分にとっての)神回に出会えるものなのだな、と感じました。


    今回、主役(?)の小助が間違いなく主役としての熱量を発揮し
    (それが痛いほどに観ているこちらにも伝わり)、
    誰よりも妹や友人を想い、そしてその想いに突き動かされる形で
    団蔵が・・・していくという。

    同様に信長、家康、秀吉、明智の関係においても、
    信長が着けてしまった火が全ての人の心に燃え移って、
    この物語の終着点にたどり着くという・・・


    感情を大きく表に出す「熱量の高い」お芝居について、
    好む人と好まない人とがいるのではないか?
    とは思いましたが、自分にとっては本日の観劇は、
    まさに自分の求めていたお芝居としての
    「心を強く引き込まれる」面白さが
    一番高い回だったと思います。

    ネタバレBOX

    【思った事】
    ・ 小助の演技が数日前の前回よりとてもとても熱く感じられました。
      発する台詞の一つ一つが心に刺さります。

      ※ その代わり終盤喉を痛めかけていたようですが(´・ω・`)

      「下忍」という生き方を諦めてはいても、
      自分の大切な家族(妹)、そして仲間の事に関しては
      何一つ譲らない、熱血ぶりを宿しているのが小助という
      男だと思っていました。

      前回の観劇では小助の家族への愛情、友情を見てなお、
      「智者団蔵を主役にそえたトリックミステリー」的に
      本劇を観ていましたが(小助という存在が団蔵に食われた形)、

      今回は、まずふうかの死(と小助、団蔵とも思い込む)があり、
      そして小助の信長を討とうという想いに答える形で団蔵が決意し、
      「天下の大事変」を起こそうとするという、
      小助あっての団蔵だったと思えます。

      それほどにまず小助の熱量が高かったかと。
      だからこそ、「団蔵もその想いにうたれたのだなあ」と
      納得の行く回でした。


    ・ 小助、団蔵コンビが見栄えしたのと同様、
      信長および忍び達の謀略により、
      妻や子を死に追いやられた家康や、
      母を死なせ、また比叡山焼き討ちに手を汚してしまった
      明智だからこその
      「義の為に生きる!」「不義信長を討つ!」という気持ちが
      痛いほど伝わってきました。


    ・ 以前劇団/役者は「舞台初日に照準を当てている」というお話を
      聞いた事がありますが、やはり「舞台は生もの」であり、
      千穐楽に感じる役者および観客両者のものすごい熱気(祭りの最後を感じさせる)や、
      公演期間中に生じる色々な変化は、
      作/演出および役者陣/スタッフ陣ともに抑えきることも
      制御しきる事も出来ないものではないのかな?
      と思いました。

      例えば初日標準ラインの舞台を演じられたとして、
      それに対してなんらかの想いを持った役者さんが翌日以降
      少しでも演技や熱の入れ方を変化させたり、

      アンケートその他での指摘などに対応する形で
      それぞれがそれぞれに舞台を変化させていく、
      という事はあるのではないかな?
      と、本日の熱量の高い舞台を観て思いました。

      ※ 小助1人ではなく、ふうかや秀吉、明智、家康など何人も
        数日前とは熱量に違いを感じた役者さんが居ました。
        (というかほぼ全員、「慣れ」その他含め
        熱量は上がっているかと)


    ・ 本劇の物語はある意味「ゲームにしてしまいたいファンタジー」な展開ですね。
      健気に生きた兄妹が引き裂かれ、
      そして妹は死に(市に化けている事を知らせられず)、
      その復讐を決意する兄と
      愛した女とその友人の為に壮大な計画「大事変」を立てて、
      立案した自分自らを最後の悪役として幕引きをするという・・・

      いやー、和のファイナルファンタジー(ファミコン時代の)ですわ、
      もう見せ場だらけの物語でしたね。

      物語のトリッキーな部分はついていくのが難しい面もありますが、
      観劇側の「心を動かす」感動パートは思ったよりも
      単純かつ心に刺さるものだったのではないでしょうか?

      義に立つ明智や天運にまかせず大事変を成し遂げる為に
      先に信長を暗殺しておいて信長を演じて本能寺で討たれてみせる団蔵、
      更には未来、ふうかの孫に苦労をさせたくないと
      茶々の子をすり替えた老人達(忍者にしてしまったのはどうかと思いましたが)、
      最後には茶々自体を救いに走る所まで( ´ー`)


    ・ 本劇は「生きる!」事に特化したストーリーなんですね、
      「社会の最底辺」的な立場で自分の生き死にすら自分で
      決められなかった「下忍」達が「復讐」そして「自由」を勝ち取る為に
      暗躍(謀略など)するなど、
      単なる「正義」などでは片付けられない「足掻き」のような行動と展開と。


    ・ 他の人の感想から「ああ、そうか!」と思っていた事ですが、
      今回は役者さんの熱量と同様、演出面での凄さを改めて感じた回でもありました
      照明、セット、映像、(特に)音響面での演出など。
      (これはBIG TREE THEATER自体の良さもあるかも知れませんが)

      舞台上に別の場面を演じる10人近くが混在して立っている中、
      コロコロと場面転換して次々に各場面を演じるのが
      全く混乱なく分かるのは、照明その他の上手さによる部分も強かったと思います。


    ・ ほぼ歴史の通りなのでしょうが、
      当初小大名といった存在で
      色々と名将達を引き入れていく形で勢力を伸ばしていく信長に勢いを感じ、
      それが浅井長政との戦い辺りから狂気を持ち始めていく、
      史実とはいえ怖い存在ですね、
      織田信長は・・・
      舞台上の織田信長自身を観ていて「恐怖で人心を掌握する天才だったのかな?」
      など考えてしまいました。
      ※ まあ結局「恐怖政治」のあまりに裏切られる訳ですが・・・


    今回を観て、初めて「大変いいお芝居でした」と言い張れます。
    良かったなあ、ただ最近の長丁場公演(10日近い?)について、
    くれぐれも喉や身体(筋肉痛その他)だけはお気をつけて
    千穐楽まで頑張ってくださいm(_ _)m
  • 満足度★★★

    申し訳ないが・・・
    発想的には面白い部分は多々あるが、個々の登場人物の心情があまり現れていないように感じた。登場人物の誰もが、全体的に芝居が浅い。練りこみが足りないのではないかとついつい思ってしまう。前から二列目中央で観たのだが、どうも表情が出きっていない気がする。感情を発するシーンでも、その高ぶりがこちらまで届かない。声すら出きっていない気がする。芝居が枠に収まっているというか、観ている側に“感じさせる”力が薄い。“圧倒される”という言葉がこの作品には感じられなかった。動きとしても、殺陣好きとしては、オープニングにかなり相手のタイミングを待っているのが目に付いてしまったし、殺陣以外の登場人物が舞台上に何人もいて、殺陣が引き立たないのも観ていて辛い。全体的に動きが“遅い”と感じてしまった。舞台もそんなに広い舞台ではないのに、6分割7分割となり人の配置が煩わしく感じたシーンが何度か。話はある仕掛けで進む。個々のそれはあるが、同じ仕掛けが何度もあり、最後くらいはもっと“やられた”と思うような大どんでんが欲しいなと
    思ったのは私だけだろうか?と言いたい放題で申し訳ない。あくまで私の感想である。いい部分も、もちろんある!最初はウザイと思った秀吉、どんどんといい味が出てくる。大神くんの持ち味が良く出ていて、うまくはまった役だと思う。また真凛ちゃんのお市、団義にしては珍しく艶のある女性で美しかった。団義の今までの舞台と比べての評価として星三つ。お気に入りの劇団だけに少々渋い点数となった。


  • 満足度★★★★★

    同じ阿呆なら、生きなきゃ。
    本能寺の変について、真相はこうだったんじゃないかという個人的な見解は持っていますが、観劇にあたりそれはひとまず置いといて、『忍ブ阿呆ニ死ヌ阿呆』の世界にじっくり浸ってきました。
    随所に笑いを織り込みつつ、殺陣で、セリフで、様々な形で魅せてくれます。謎が明らかになるにつれて真相への扉が一つ一つ開いてゆき、これが真実なんだろうなとまで思ってしまうくらいのめり込みました。あっという間の3時間でした!
    ヤングチームステージも観劇予定なので、こちらも楽しみです!

    ネタバレBOX

    一部キャストの配役が公開されたとき、ヤングチームステージの配役を見て安達優菜さんが市を演じることを不思議に思っていました。年齢的にはむしろ茶々じゃないかなって。でも、本ステージで内容を把握して、風花役が大友歩さんということで、「なるほど!」と思いました。そういえば、一部で話題になってましたねw
  • 満足度★★★★★

    観なきゃ損々
    久保田さんの脚本と演出が秀逸。
    そしてそれを表現する役者陣が女性も含め皆様イケメン!!
    この値段でこのクオリティはあり得ないと思います。
    素敵な時間をありがとうございました(*^^*)

  • 満足度★★★★★

    観なきゃ損損~!♡♡
    ボクラ団義の舞台は「忍ブ阿呆二死ヌ阿呆」が初めてです!!
    今回の舞台は昨日で3回目でした(灬º 艸º灬)
    もう何度観ても、もう一回観たい!!もう一回観たい!!
    ってなるような内容の舞台です♡♡
    キャストの皆様全力投球で、何より殺陣が素晴らしい!!
    そして、観てる人がどんどん忍ブの世界に引き込まれていく!
    必ず一度観たら何度も観たくなるような舞台꒰ ´͈ω`͈꒱
    それが「忍ブ阿呆二死ヌ阿呆」だと私は感じております(ㆁᴗㆁ✿)
    11日~22迄と長いスパンでやっております♡♡
    皆様、絶対に観に行く他ないでしょう(っ'ヮ'c)ウゥッヒョオアアァアアアァ

  • 満足度★★★★★

    面白かったです
    どんでん返しが鮮やかなストーリーの多重構造と、芸達者な役者さんたちに惹き込まれてあっという間の時間でした。
    どのキャラクターにも感情移入できる魅力が描かれていたのが良かったです。

  • 満足度★★★★

    すごい、ですね
    実は歴史物が得意ではないのですが、
    それでもぐいぐい惹きこまれてマイッタと思いました。
    Wカーテンコールも本当は苦手で、2回目以降はいつも付き合いで拍手しているタイプなのですが、
    初めて拍手を止める事が出来ない感覚がおこりました。
    何なんだろう、この舞台と客席の一体化した感じ。空間のうねり。なんだか怖さを感じる程。

    舞台装置が立体的で、不思議とそれがセリフに説得力を増していたように思います。
    複雑な話を3つの高さに分けて話すことで強制的に整理して伝えてくれているというか。

    実はシカク(初見)を見た時に、むしろ、かっこよくなくていいみっともなくても必死に生き延びようとしてる人が見たい、と願ったので
    今回は見れて心底満足です。

    ネタバレBOX

    団蔵が完璧すぎて惚れてまう。
  • 満足度★★★★★

    とにかく面白い
    耳があるなら蒼に聞けを観て惚れて今回行きました。
    とにかく面白い。歴史はそんなに得意じゃないのだけれど
    ボクラ団義さんの舞台はとにかく歴史の中で生きた人を描き
    だしてくれるので、みていて遠い昔の人物を見ている気がしない。
    手触りを、もって生きている力を感じる。
    それを、感じさせる脚本や演出は勿論だけどそれを演じる人の熱量もすごい

    ネタバレBOX

    シリアスなシーンに笑を持ってこられるテンポ感が絶妙
    あれで身内受けにならず、観客も楽しめる所がすごい。
    時代劇で死は当たり前になりがちな所にあえて疑問を投げかける作品。
    それだけでなく、最後がとにかくよい。
    死は美徳とするのではなく生きなければ損
    そんな時代物をみたのは初めてだったのですごく良いと思った
  • 満足度★★★★★

    歴史好きも、そうでない人も楽しめる、
    “極上エンターテイメント!”
    初見の劇団ですが、好評なのが頷けた舞台でした。

    冒頭の、巨大な垂れ幕をスクリーンと見立て、物語の解説が効果的な音楽と共にロールされていく。これがイイ!

    これから始まる芝居への期待感を煽る。

    そして、適度に笑いが挿入された芝居は、テンションとリラックスのグッド・バランスが保たれ、物語は進んでゆく。

    終盤、驚愕の真実が次々に露わにされエンディングを迎えたときは、心地よい疲労感と充足感を覚えた。

    10分の休憩を挟んでの3時間があっという間だった。

    とても楽しめた!満足。。。

  • 満足度★★★★★

    とにかく面白くて
    オープニングが始まった瞬間気持ちが高ぶって涙がでました。お客さんを作品の世界へ引き込むのが本当に上手いと思います。それからずっと目も心も釘付けで、終わるとどっと力が抜ける程集中して見入ってしまってました。初演はDVDで観ていたのですが内容わかっていてもハラハラドキドキして最後まで物凄く面白かったです。あと一週間あるのでまた観に行く事に決めました。殺陣はいつも素晴らしいのですが、沖野さんの殺陣は美しくしいとさえ思いました。舞台セットも音響も照明もスタッフさんも、そして役者さんも全て素晴らしかったです。そして久保田さんは本当に天才だと思いました。

  • 満足度★★★★★

    ひたすら楽しくて、
    堪能しました。再演ですが、今回の方がより華やかになったというか。
    劇団としてパワーアップしてるのも勿論ですが、照明や映像も以前よりきらびやかになった気がします。音楽も最近はオリジナルになって、とおもったらX-QUESTと同じ人だ。殺陣やダンスも相変わらず素晴らしい。何よりフィクション(と言うか歴史の仮説)に説得力を持たせる演技力。
    これからますます楽しみな劇団です。

  • 満足度★★★★

    楽しめる作品。
    映像の使い方、照明の使い方、音響、殺陣など。色々高水準であると思える作品でした。殺陣などメインの上手い方に比べて全体では少し物足りなさもある。私個人としては史実を上手く繋ぎ合わせた脚本が特に良かったです。必死でついていかなくても理解はしやすかったと思う。笑わせてしんみりさせて、の配分は、自分では意識して観てなかったが良かったのだろう。
    観に行った回が最初の方だったのもあるのか、見切れなどいくつか気になるところもあった。エンターテインする舞台としては十分に面白い。休憩入れて約3時間。長いので小休止やパンフレットの配慮は良かったです。ただ客としてはワクワクを胸にあれこれ考えながらお家に帰りたいのでWカーテンコールもいいけどテキパキ終えたらなお素敵。

  • 満足度★★★★★

    o(*º▽º*)o
    すごい良かった!!
    テンポよくて2時間半があっという間でした(〃▽〃)歴史もわかり易く、途中途中の笑いが緊迫感を和らげてましたね(*´∀`*)

    舞台に高さがあり、忍びものなのでみなさんヒラヒラと飛ぶんですよね(〃▽〃)素敵!

    沖野さんの暴れっぷり、大神さんのお茶目な感じ、竹石さんのイケメンっぷり(@♡▽♡@)ボクラ団義さんの魅力ギッシリです(*´艸`*)

    舞台のいろんなとこでいろんな物語が繰り広げられていて、一回観たのではたりな~い(*´д`*)何回も観たいです\(*´▽`*)/

    ヤングステージも役替わりがあるそうで、これまた楽しみですね!

  • 満足度★★★★

    もしもあの時あの場所で
    歴史物の王道でもある「たられば」を、荒唐無稽の驚きを残したまま徹底的にリアルに物語化してありました。
    一個一個はそんな馬鹿なの連続。でも軸となる人物たちの描き方が丁寧なので、彼らの生き方や心情がその作りもの感を打ち消して「ああこういう事だってあったかもしれない」つ納得させられてしまう。何も不自然でなく必然だとすら思えたのは、一見大胆な脚本が、実はとても丁寧に人物を描いていたからだと感じました。

    惜しむらくは言葉数が多いだけに台詞が濁流的になってしまう役者さんが何人かいらしたこと。そこちゃんと聞きたかった、と思った台詞が何か所もありました。勢いがあってよし、と思うか、もうちょっと丁寧に、と思うかは個人の好みもあるかと思います。あの勢いが人物の必死さを増して伝えてくれたのも事実でした。

    事前に配られた当日説明チラシ、幕間に配られた追加チラシ、終演後に配られた補足チラシ、など観客に楽しんでもらいたい、という劇団の暖かさが嬉しかったです。スタッフのみなさんもにこやかでとても感じがよかったです。

  • 満足度★★★★

    面白かったです!
    本能寺の変の謎をボクラ団義流に描いた半フィクション。
    とてもよく練られたストーリーだったと思います。
    こういう歴史ミステリーはワクワクしますね。

    とある忍術が強力過ぎるので、あまり現実的なお話ではないのですが
    考察ものとしてではなく、半フィクションとして見るととても楽しいです。

    ダンスにしろ、プロジェクションマッピング?にしろ演出のセンスがとても良いですね。
    観ていてワクワク ゾクゾクします。
    個人的には照明が凄いよかった。
    地味かもしれないけれど、こういうところがしっかりしているととても演出が映える気がします。

    途中休憩をはさんで3時間。でも、長い、という感覚は無かったです。
    一回でおおよその内容が把握できるレベルのお話になっていたのは良かった。
    (ラストちょっと置いて行かれそうになったけど・・・)

    ネタバレBOX

    気になった点
    ・スクリーンを下ろすのに何度か失敗してました
     うち1回は文章が読めず・・・
    ・殺陣がやや窮屈に見えました(前の方の席だったから目立っただけかも)
    ・冷静に考えると、死遁の術と??の術(化粧変化の術)が万能過ぎる気がします。
     この2つがあれば何でも出来てしまう。
    ・兼ね役を弄るネタはコントっぽくなるので個人的にはマイナス
    ・竹石さんの演技、感情を昂ぶらせている場面でのセリフが聞きづらく感じることが何度かありました。
     逆に感情を殺して市と会話している場面はとても良かった。
    ・説明台詞がほんのちょっとだけ気になった




    [memo]
    秀吉は伊賀の忍び末吉。

    信長の妹、市は偶然出会った伊賀の忍び小助に想いを寄せる。
    浅井に嫁ぐ際、風花を侍女として連れて行く(小助の代わり)
    小助の妹、風花は化粧変化で市の代わりに子を3人(茶々、紅、初)生む。

    浅井は自害の際、3人が市の子で無いことを知り市を殺害。
    風花は化粧変化で市を風花に見せ、自分は市として信長の元に逃げ帰る。

    信長を快く思わない3人、家康、光秀、秀吉は裏で手を組み、団蔵の策を入れる。
    団蔵は信長を伊賀征伐の際に殺害、入れ替わる。
    本能寺の変で討たれる役を演じるため。
    (暗殺では歴史は動かない)

    信長を討った光秀は天海に。
    風花は市として柴田勝家に嫁ぐ。
    勝家自害の際、小助が助けに入り2人は脱出。

    ストーリーテラーの小助(老人)は実は団蔵。
    小助の弟子は茶々の子。風花の血を引くものは幸せに生きて欲しいと子を入れ替えていた。
    籠城している茶々を救うため忍びたちは説得に向かう。
  • 満足度★★★★★

    絶大人気が分かる作品
    2度目の観劇となるボクラ団義さんですが、前作に続き、実に素晴らしい舞台でした。3時間近い公演でも全く飽きず、個人的にも好きな戦国、忍び等のテイストでしたので、余計に楽しめました。
    以下、公演中なのでネタバレで。

    ネタバレBOX

    まず、勿論 if の部分が多くありますが、こういう真実もありかなと思わせる脚本が素晴らしいです。この時代の話は好きなので、諸説色々ある事は知っておりますが、謎が謎のままである事も良いのではと思います。

    また、この真実もありなのでは思えるのは、役者さん達の熱演があってこそだと思います。劇団員さん、客演さん、どの方もレベルが高く非常に安定していて、殺陣等を含めても高い技量が伺えます。
    その中でもやはり、信長役の沖野さんはその存在感含め素晴らしい役者さんですね。先月別の客演でも観劇させて頂きましたが、全く違い役柄でそれも大変良かったです。
    あの小沢さんの使われ方も見事ですね(笑)

    本筋は大変シリアスな脚本なのですが、随所に笑えるシーンが散りばめられており、それも本作品及び本劇団の人気の所以なのでしょう。

    次回公演も大変楽しみです。
  • 満足度★★★★

    見応え十分!
    忍び目線の戦国ミステリー舞台劇。迫力のアクションと美しいダンスに笑い楽しめました。

  • 満足度★★★★★

    絶対おススメ
    まったくもってお見事な舞台である。誰もが最初思うことかもしれないけど,3時間って長いよね。一抹の不安がよぎる。でも,実際に始まってみると,最初からストーリーに引き込まれ,時間の長さなんて全く感じさせない。スピード感のあるストーリー展開で,無駄な部分なんてなく,終わってみると満足感に溢れている。映像の使い方や音楽のセンスも良い。ボクラ談義3作品目の観劇だけど,ホント良く出来た芝居,観れて良かった。開演20分前からの前説も面白い。また,休憩中に配られるパンフ及び終了後に配られるパンフ,なんてきめ細かいサービスを考えているんだろう。この劇団,そしてこの芝居,絶対おススメです。

  • 満足度★★★★★

    ネホリーハホリー☆
    (^^)/ 13日の昼、池袋で
    [ボクラ団義]の、
    【忍ブ阿呆ニ死ヌ阿呆】を観てきました☆
    面白かったです。
    歴史ファンにはたまらないストーリー!
    気持ちの良いどんでん返しもいっぱい☆
    20人以上の役者さんが、
    ひとりひとり凄かったです♪
    観劇日記をブログに書きました。

  • 満足度★★★★★

    極上エンターテインメント
    後で冷静になって考えると奇想天外な話は作り過ぎにも思えるが、とにかく理屈抜きに面白い。開演前からたっぷり3時間以上に渡り徹底的に楽しませてくれる。サービス精神旺盛だ。休憩中と終演後に配られる解説プリントも理解に役立ち親切だ。立体的なステージ構成に衣装と殺陣と踊りと照明効果は、徹底した映像美を追究している。圧巻の極上エンターテインメントだった。

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