満足度★★★★★
迫力の舞台
どのような劇かわからずに名前に惹かれて足を運びました。
こんなに言葉の魅力に引きつけられたのは久しぶりです。
最初、始まってすぐは正直わからなかったら途中の休憩で退出しようかと思っていました。
しかし、大序から引き込まれ気がつけばあっという間に途中休憩でした。そこから先もあっという間でした。
古典的な言い回しや言葉遣いでも情景が浮かび、臨場感溢れる朗読劇だったと思います。
とても楽しめました。
来年もやると言っていたので是非また足を運ばせていただきます。
満足度★★★★★
「仮名手本忠臣蔵」べし観る
演劇に携わって本物を目指すなら、必見の舞台である。上演は、本日11月27日、13時からと18時からの2回を残すのみ。足を運んで損は無い。
大序の兜改めから討ち入りの十一段目までの一挙上演である。テキストは、浄瑠璃原文から構成し、主要登場人物は割愛していない。一方、今作は、文楽・歌舞伎の所作、節回しはなく衣裳は簡略化され、舞台美術も無い。但し、現在では上演されることの殆ど無いサブストリームをも全段通しで観ることによって、何故、忠臣蔵が、国民的戯曲になっているのかが、良く理解できる。
満足度★★★★★
凄かった
初めて時代劇をテーマにした朗読劇を見たのですが本当に良かったです。
初め自分はあまり朗読劇に足を運んだことが無かったので時代劇の朗読劇は敷居が高いかなぁと思っていたのですがいざ観劇してみたら分かりやすく、忠臣蔵を朗読劇ながら場面をイメージしやすく観やすかったです。
そして小劇場ならではの音響を使わないで生の声で見るのはもの凄く迫力があり、圧倒されて見ていました。また今回から鳴物を使った演出も作品テーマと合っていて良かったです。キャスト陣も一人欠けたらこの迫力ある劇は出来ないであろう作品になっており、今回で三年目の公演ということで完成形に近くなっていると思います。是非見て欲しい劇の一つです。