満足度★★★★★
無題1321(14-370) 「天才的な時代」
16:00の回(曇)。16:05開演〜17:10終演。2回目です。
7月の「7 月の夜」「空時計サナトリウム」に続くシュルツの作品。作品の一部が語られ、それは狂気の世界を描いているように思え、どんなものかと「シュルツ全小説(工藤幸雄訳)」平凡社刊を図書館で借りてみました。文字を追い、情景をイメージするのは難しく、何が起こっているのかさえもすっと消え去ってしまう。
2005年初版本(文庫、488頁)で1900円となかなかのお値段。
ポーランドの作家という点では、次回作「ハリー」(「ソラリス」)もポーランド、レム作。
ここまで刺激的な作品に仕上がってしまうことを考えると「ソラリス」は一体どうなっているのでしょう。映像でもいいので観たいものです。
満足度★★★★
無題1318(14-367) 「パフューム」
15:00の回(雨〜晴)。14:47開場、15:05開演〜15:57終演。4月(@荻窪)に観たのが始まりで、会場が違うと印象も変わってきます。特に、照明/音楽、白い衣装は羽化したばかりの無防備な状況を連想させ、暗い周囲は特別に危険な香りすら漂わせ、不安を募らせてしまいます。
この作品のように内面に深く響く作品の場合、明るさより「APPARATUS」の闇の方が似合っているような気がしました。
満足度★★★★★
無題1315(14-364)「天才的な時代」
20:00の回(雨)。19:35会場着、ロビー開場中、19:46開場(チケット記載の整理番号順、5番ずつ)、20:09開演〜21:12終演。初めてみる仕掛け、爆音やクラシック、照明(と影)、勅使川原さん、佐東さん、鰐川さん、加藤さん。
鰐川さん...宙に...消えたかと思いました。
大地は揺れ、裂け、炎の柱が刺さる。震え強張るモノ、原生の衝動に突き動かされるケモノ、浮かぶクビ、壮大な展開。