満足度★★★★★
天幕旅団的美学の真骨頂
かなりビターな原作のパーツを使って新たな寓話を編み上げた感じ。
原作よりもマイルドではあるものの悲劇は悲劇で、しかし優しさと美しさを備えたところがいかにもここらしく、「格調」や「風格」……は言い過ぎにせよ、「天幕旅団的美学」を感じる。
また、この会場の特質である地下通路(?)の活かし方や鐘を撞くギミックなども◎。
満足度★★★★
暗さの中にもセンスが、
渡辺実希さんの佇まいに見入ってしまう。
物語もスッキリとコンパクトながら満足度も高い良作。
本作でこちらは2度目の観劇になるのだが、シンプルな舞台美術と暗めの照明で静謐な舞台空間をセンス良く創り上げ、それでいて熱いのが特長のようですね。
☆4.6
満足度★★★★★
シンプルさが○
実際の原作をしっかり読んだことはないのですが、ストーリーの本筋をシンプルに観せた分、逆にしっかりと伝わってくるものがありました!全体的に暗めの照明も雰囲気が出ていて良かったです。スモークとかを使ったらもっとよかったかもしれないですね!?
満足度★★★★★
いいなぁ
ノートルダム大聖堂から見下ろすパリの街並み,夜景,雑踏,カーニバルの夜,雑遊の空間に現れていました。役者さんの躍動感ある動き,語り,表情,すべてお見事です。この物語を75分にまとめ,過不足なくみせてくれた演出,素晴らしいと思います。文句なし,満足です。
満足度★★★★
雰囲気ある公演
実に幻想的、幻視的な芝居であった。SPACE雑遊という劇場の特長を上手く利用し、ノートルダム大聖堂を表現していた。あの螺旋階段を駆け上り鐘つき場へ…その臨場感が薄暗い場内とマッチし、ランプの灯だけが頼り。
そして、せむし男とジプシーの踊り子の儚い夢物語。ヴィクトル・ユーゴーの原作の一部を切り出し、75分にまとめた演出はお見事。。
満足度★★★★
よかったです
原作をよく知らないので、どの程度アレンジしたのかわかりませんが、とてもシンプルでストレートなダークファンタジーでした。舞台の構成も簡素で美しく、引き込まれましたね。
満足度★★★★★
巧い!
計算尽くされた演出にやられました。舞台全体をダイナミックに使い、特徴を最大限に活かしていたと思います。ランプ1つで15世紀パリの夜に行ってしまいましたよ。エスメラルダの美しさと美声にクラクラです!そしてカジモド!動き、表情がとても良かった。役者全員の歩行がとても印象的。早くも次回作が楽しみです♪