満足度★★★★★
最高!
いやー面白かった!スティーブ・ジョブスへのオマージュ⁉︎(笑)といえなくもない!にしても、最後に出てきたブースはもちろんハリボテだが、もっと華奢なモノで間に合わせるのかと思っていたので、なかなかの完成度にビックリした。フルタ丸、侮れない劇団だ。
満足度★★★★
間違いない!
登場人物すべてが「落ち着いて考えたらこんな人いないよね?」っていう人達だけど、フルタ丸にかかると「なんか居そう」と不思議と思わされるのが凄い。
新製品の発売に並ぶ人達の気持ちは自分にはわからないけれども、1つの同じ目的、に対して並んだ人間たちでも色々な人生を抱え、それでいて笑ってしまうほどの馬鹿馬鹿しさや可愛らしさが描かれている。
気取らない、そしてこっけいなまでの人物設定の中に、人の内側にある「熱さ」「愛情」を見せて頂けました。良作です!
満足度★★★★
行列に関する考察・・・・みたいな・・・
「バスを待ちながら」(でよかったかな)という映画を思い出しました。
バス停に集まった方々の人生ドラマでしたが、似てる~(^^)
発売品が欲しいのか、人より先に手に入れることが望みなのか。
なかなかに面白い展開が楽しめた1時間40分
無題1285(14-334)
19:30の回(晴)。18:45受付(整理番号あり)、19:00開場。
下手、(たぶん)大きな道路沿いにある「ショップ」...ロゴでそれとわかる、外壁に時計。上手、少し離れたところに汚れが目立つ電話ボックス。
19:30前説(アナウンス、110分)、19:35開演~21:23終演。
きっといろなんところでみることができる「一番乗り」、それは劇場でも同じなんだろうと思うのでした。
満足度★★★★
テレフォンを巡る人間模様
iphoneとりんごマークを信奉する人々の人間模様を面白おかしく描いて秀逸。そこには失なう愛あり、新たに生まれる愛もあり悲喜こもごもでした。電話ボックスまで発売してしまうところに皮肉がたっぷり。しかし発売の何日も前から並ぶ人の気持ちはやっぱり理解できない。
満足度★★★★★
並ぶ
“並ぶ”もドラマになってしまった。“並ぶカリスマ”も現れた。最新作の為に並んだ10人。彼らがどうやってその情報を手に入れたのかはわからないままだったが、同じものを欲しがっている者達の背中にあるものの違いや、妙な連帯感は面白かった。不安の中でショップの店員のちょっとした行動についつい考えてしまうあれこれ。そのザワザワ感は良く出ていたと思う。
満足度★★★★
これぞ空極のシットコム!?
と言いたくなるような、面白い設定でした。台詞がみなさん綺麗ですごく聞きとり易く、せりふ劇の楽しさを堪能。お芝居ってこうじゃなくちゃ!と思った。平日のマチネにもかかわらず、通路もすべて補助席で埋まるほどの盛況も納得。客層も老若男女を問わない。これは携帯電話に係わるお話ということもあるのだろうと思う。この異常な発達を遂げている機器に関しては、便利さとともに何か不穏なものを感じている人も多いのではないだろうか。一時社会現象にもなったゲーム機の発売はまだ理解の範疇だが、携帯は現代のアジテーターに近い力を持ちつつある所が何だか怖い。この、人を引き付けて止まないものに魅入られた人々のシリアスさと、いきなりどーでもよくなる瞬間を描いて、単なるお笑いで終わらない、すごく上質のコメディでした。う~ん、中野さんは果たして幸福な人なのがどうか、考えてしまいますね。
満足度★★★★
好みの作風
チャレンジング興行以外の作品は初めての観劇。
これまで観た作品は発想、設定は面白いのだけど、
肝心の中身が(個人的に)今ひとつという印象だったのですが、今作はストーリーも面白かったです。
最近のiPhoneを巡る過熱ぶりを皮肉りつつ、
行列に並ぶ人々の悲喜こもごも、企業に振り回される姿がコミカルに上手く表現されていたと思います。
ラストのオチも良かった。
役者さんでは玉村役の武田さん、芝原役の浦川さんが印象に残った。
特に浦川さんの演技が素晴らしかった。
ちょっと棒読みチックな木訥としたしゃべり方は凄い雰囲気があって良かったです。
演出では、暗転の多用が少し気になったかな。
そして、いつもながら舞台美術のクオリティが素晴らしかった。
特にiPhoneブースは一見の価値あり。
満足度★★★★
奇天烈な発想
今や風物詩となった新製品に並ぶ人たちを題材にして、ブランドに心酔する様をユーモラスに表現している。
その滑稽ぶりは、派手であり、時には地味に笑いを誘い、楽しめる喜劇に仕上がっている。
満足度★★★★
人間観察かも…
新発売される「愛フォンブース」を買い求めるまでの人間模様。そして携帯電話に代表される通信機器などの利便性至上主義に対する批判が鋭い。
さて主筋は、実に愛すべき人間の心理・行動がコミカルに描かれている。
そぅそぅと頷くような場面が多々あり面白い。少し気になるところがあるが…。