満足度★★★★
涙が出た
戦後直ぐの荒れ果てた時代。
様々な過去を背負いながら懸命に生きる人々。
自分がこの時代に生き、この場にいたらどう生きていけるか考えさせられました。西村有加さんの演技が最高によくて、自然と涙が出てしまいます。
満足度★★★★★
生きる望みと絶望!
そうそう、こういう芝居大好きです!
私には、大体群像もの=暗い、辛い、悲しい、切ないのである。
救いようのない絶望観を迎える度に流れるギター曲がそれをより感じさせる。
舞台セットに衣装ととても時代と戦後の悲惨な状況が良く感じられ素晴らしかったです。配役数も多すぎず設定が個性的で魅力的。
役者陣は見事に演じていました。
満足度★★★★
よかったです
終戦直後の生きるのに精一杯だった時代の群像劇。救いのない、やるせない話であったが、この時代があったからこその今と思えば、絶望はない。姉役の西村有加さんが実にいい。
満足度★★★★
次回作が楽しみ!
今の裕福な時代からは到底考えられない戦後の物語で、
登場人物それぞれの心情・生活をとても良く表現した作品。
次回作品はどんなものになるのか楽しみ!
主演の“西村有加”さんの演技が素晴らしかった!
満足度★★★★★
逞しく生きる
1948年当時…生きるためになりふり構わないという、バイタリティを感じさせる公演だった。一方、貧しさ故の悲哀も十分描き込んだ秀逸な作品だと思う。戦後の食料というと、食糧管理法の下で、栄養失調で亡くなった裁判官のことを思い出す。闇米拒否する清貧さによるそうだ。
さて、単に善悪だけを論じることに意味がない状況下…この苦難を経て今の日本がある。この公演は、登場したような人達の姿を通して、現在の有り様を考えさせる一石を投じた作品だと思う。刑務所のほうが食事の心配がないようなセリフがあったが、現在では働く場所、就業形態の不安定化による生活困窮が問題になっている。正直者(法遵守した人が死亡)が……不条理にならないようにする必要があるだろう。
さて公演だが、舞台セットは悲惨な状況を感じさせる見事な作り込みであった。そのセット(窓からの出入りも含め)を十分活用した演出も見事であった。一部小物等(盗品靴が新品、黒先生の靴下が新しい)に違和感はあったが、そこはご愛嬌だろう。
全体的には、社会的訴求力のある好公演であった。
今後の公演にも期待しております。
満足度★★★★★
嫌な
泥の子、意味がわかるといい表現の言葉ではないですね。この時代みんなが必死になって動き始めた時代。したたかと言うか嫌な生き方を表現していましたね。ある意味開き直って何でもありそんな人がのし上がっていったのでしょうか?演劇はいろいろな事を教えてくれますね。
満足度★★★★
こんな時代も....
その時代を生きていないので切実に感じることはできませんでしたが、その頃を生きていた人々のたくましさは強く感じられました!全体に暗い内容なので、笑いの混じるところは重くなりすぎずに観れて良かったです。
満足度★★★★
暗い・・・暗すぎる
☆4.3
西村有加さん他、役者は皆舞台上の世界観を見事に魅せていた。
自分としては、もっとあっけらかんと逞しく生きた市井の人々のしたたかさ・しぶとさみたいなものを想像していたので、描かれた暗い世界には少し「負」の部分が勝り過ぎの気がして満足度はもう一つといったところ。