満足度★★★★★
伺いました。
「あなたのひとみにうつらない」以来の2作目・・今年4月”ズッキュン娘”の「2番目でもいいの」の演出を見て久々のチョイス。同様に大人数の捌きが手際よく、殆どのキャラがホント”キラキラ”と立ってるとても面白い作品でした。&ここの劇場は舞台が客席より一段下がって、尚且つ客席勾配がついて・・舞台上に平台を上手く配し客先目線を上げて、中腰以下の場面は全て台上で、も流石です。。(以前舞台手前で中腰以下の独白が多い舞台を・・)
【足元】靴の下に黒の地下足袋!?加えて正座した際に裏が白でトーンダウン・・はたまた遠方より駆け付けた“引き籠り性のキョーコさん”靴も履かず、穴あきの靴下から親指を出しての登場(爆)・・この違いはナンナン・・細か過ぎました。m(_ _)m\( ̄ー ̄;)
満足度★★★★★
少しのスパイス
あっちとこっちのハザマの世界、含みを持たせた個性的な登場人物達でテンポよく展開されるストーリー、楽しかったです。テンポは良かったのですが、ワンペースな感じもしてしまい、若干の緩急もあったら!?とも、少し感じました。
満足度★★★
上手いですね
陰陽師一家のドタバタ生活風な前半
キャラクターも大勢出演してどれも個性的。
主人公の将来?恋愛?の悩みと姉の彼氏が訪問して大騒ぎ
しかし、主人公の能力で新たな妖怪が誕生すると一変
ちょっと深い感じの展開になりますが、最期には楽しく円満解決。
強引な急展開かもしれませんが、妹も加わってなかなかの面白さ。
タイミングいい所で普段着のアラサー女子が登場したり
大変な状況でも笑いは失いません、
個人的に途中で登場したキズミの存在というか設定が
気になってしまって、後半が乗れなかったのです。
満足度★★★★
現代的な感性
痛快なエンタメ作品でした。笑いあり、ところどころ胸がズキっとするシーンありで、セットや音響も合いまって楽しい時間を過ごしました。
ただ不満と言うか疑問があるとすれば、エンタメ作品だし、世相もあるから仕方がないけど、若い人が作った作品だけあって「キズ」が浅いなぁとは思いました。若者の自意識過剰さと言うか、傷つきやすさと言うか。傷ついた、苦しい、と表現されてる対象が、「そんなに苦しいものかなぁ」と共感できなかった感じはしました。
とはいえ、可愛いカッコいいが沢山詰まったキラキラした公演で、値段の分しっかり楽しませてくれたので、☆4つ!で。
満足度★★★★
よかった~!
とにかく面白かった。OPから持っていかれてそのままあっという間の1時間50分だった。それぞれのキャラもたっていてどこか自分を投影できるよな部分もあり笑いの中にも考えさせられる点もあった。
分かりやすい内容なのでぜひ多くの方に観て欲しいのが本音です。
満足度★★★★★
新しい妖怪話
妖怪、陰陽師、などなど、いろんなキャラがぶち込まれて、上に下にと大活劇を繰り広げる中で、デリケートな人の心、寂しさや思い通りにならない苦しみ、と言った「キズ」をどう受け止めるか。難しい、でも現代的なテーマが、繰り広げられる。笑いあり、切なさあり、すごく面白かったです。
脇を固める妖怪たちがマスコット的に可愛いです。
満足度★★★★★
たすいち史上ぶっちぎりの面白さ。
と言っても全部観ているわけではないのですみません、ですが。私が観たたすいちではぶっちぎり、ダントツで面白かったことをまず記します。たすいちの演劇、ということは置いておいて。このお芝居は、日本全国民のみならず、妖怪も八百万の神様達もこぞって見に来るといいほどの、誰にでも楽しめる国民的エンターテイメントだと感じました。妖怪と人間の痛快なファンタジーの物語を小さなお子様が観てずっと笑っていたのも印象的で、これを観たら演劇を大好きになるんだろうな、娯楽として演劇を楽しめる人生を送れるんだろうななんて思いました。登場人物もみんな魅力的で愛らしく、目崎さんの脚本の優しさも相まって、私に子供がいたらこれを見せてあげたいなって心から思える素敵なお芝居でした。
満足度★★★★
光と音の演出がGood!
いや~、観てよかった!
それぞれのキャラがすご~い個性的で、見ていて飽きないし、照明と音の演出がとても効果的で、芝居をより魅力的なものにしていた!
そして、主人公の心情を分かりやすく表現していたのは、タイムラグなしにストーリーに入り込めるので好感が持てます!
非現実的なストーリーだが、あたかも現代社会に存在している話なのではないかと錯覚してしまうくらい、分かりやすく、そして面白い作品だった!
“たすいち”の作品、違うのも観てみたいです!
満足度★★★★★
すごい良い作品!
めっちゃくっちゃ面白かったです!一家のキャラや妖怪たちとの掛け合いが、ひと昔の寺内勘太郎一家的なベタかつ気持ち良いコミカルさで凄く良かった。
そんなエンタメテイストなのに、演劇らしさ、つまり現代社会の闇や誰もが抱える寂しさをあっと驚く形で昇華しているのは流石でした。
鬼フェスに引き続き、大人数の素敵なキャラクターがたくさん出てくる話で視覚的にも本当に楽しめました。
満足度★★★★★
目崎剛おそるべし(笑)
かなりベタでマンガをそのまま立体化して舞台に乗せたような冒頭部分でツカミはオッケー、以降、使役する妖怪たちと同居する陰陽師一家を描いたホームコメディ風味で進みながらも中盤で妖怪というものに関する民俗学的な考察(?)が披露されてからは一転。
民俗学的・歴史的に妖怪は減って行くという説を覆し、新たなファクターから現代にも妖怪が生まれる可能性を(劇中で)実証してみせるとは、目崎剛おそるべし(笑)。
そのあたりからタイトルの意味もワカってきて、身につまされる部分も少なからず。
そんなシリアス寄りの後半にも程よく笑える部分を配してカタくならないのも巧いんだなぁ。
あと、古材を使った会場内装を活かした舞台美術や照明 (コックリさんの時とか)もステキで大いに満足♪
満足度★★★
よいこのしばい
演出・脚本がなかなか良い。決して少なくはない登場人物をある種コミック的手法できれいに捌きながら、個々のキャラは立っており、流れる感情も瑞々しい。照明や音楽と合わさり、楽しい時間をすごしたと思う。才能がある作演出だと思った。
でも、純粋な人しか出てこない芝居だった。「痛み」の話なのに、ラノベのように純化され単純化され、きれいなところしか出てこない。傷ついた、可哀想で、純粋で、キラキラした人々。優しい人しかいない世界。それが気に食わなかった。ファンタジーでも感情はあくまでリアルに描かれていて、破綻もない。出色の出来と呼ぶ人もいるだろう。ただ、好みの問題だ。例えば私はキャラメルボックスは嫌いだ。そんな感じだ。