満足度★★
勘違いに気づくべき
これまで書かなかったのだが、皆さんの評価にも自分に近いものがあると思ったので、厳しい意見ながら書かせて頂く。
ただし、これはプラチナだけの問題ではない。ゴールド何とかであろうが、何とかアカデミーであろうが、人生のキャリアを演劇に生かすという美辞麗句に踊らされている、中高年の自称俳優全体の問題である。
他の公演でも、雰囲気だけで、演技力がまったく伴わない中高年を、最近、よく見かけるようになった。
よく公演を観ている俳優の方のブログには、意識の低い彼らが入ることで、どれほど座組みが荒れて、作品の質も落ちるか、といった嘆き節が書かれており、これは演劇界全体の由々しき問題であるとあったが、なるほど、このままでいけば、深刻な問題になるかもしれない。
演劇をなさりたいのなら、なさればいい。
ただ、実力がつくまでは、発表会としておかれる方がいい。
私は演技にはただの素人だが、人生をかけて演劇を追い続けている俳優たちが大勢いる中で、小手先でできるほど、芝居は甘くないものだと思う。
厳しい意見だが、演劇界を憂うる気持ちで書かせて頂いた。
ただし、たまたま観た、この作品がきっかけとなっただけで、決してこの団体だけの問題ではないということは、先に書いた通りである。
温かみのあるストーリー
世間的に問題となっている商店街の過疎化を取り上げた所はとても面白いと感じました。カフェのママの自然で温かい芝居がとても素晴らしく、魅了されました。ですが、キャスト皆が台詞を間違えたりする所が多く見受けられ、終始ヒヤヒヤしてしまいました。その点では、演技の問題ではなく稽古不足のような印象を受けました。中盤での展開の内容が薄かったため、ラストの盛り上がりに欠けると感じました。心が温かくなるようなストーリーでした。次回作に期待です!
満足度★★
“間合いと笑い”が欲しかった!
解りやすいストーリーとシニアならではの役作りはいい感じでしたが、
台詞が一本調子だったり咬んだりするのが気になりました。
台本の読込みが足りないのでしょうか?
個人的には、“間合いと笑い”が欲しかったです。
連れは途中何度か寝てしまったようです。
頑張ってください!
満足度★★★★★
なつかしい
現実的にいまでもあるんだろうけど
なんかなつかしく、人と人とのコミュニケーションが伝わるものでした。
家族、近所、商店街が一つの問題に向かって
感情をぶつけながら分かり合っていくところは
本当に大切なことだなと感じました。
満足度★★★★
思いはひとつ!
文学座のシニア対象のプラチナクラスの卒業生の方々の今までの人生で培ったものが自然と出ていて、味わい深い芝居でした。
蔦の絡まる窓、アンティークな家具などひと時代前の懐かしい喫茶店の舞台セットは雰囲気宜しく、芝居への期待感膨らみます。
所々に慣用句を使用したり、珍しい苗字がでてきたり、カタカナ・横文字の弱さをみせる台詞で年配の方々の味のある自然な会話が心地よい。
尚、 劇中で”晩節を汚す(よごす)と言っていましたが、正しくは(けがす)といいますので注意して下さい)
寂れてしまった商店街が、隣町にショッピングモールができたという外的要因だけでなく、商店街の繁栄に自らが努力して来なかったことへの反省も伺える。その象徴が街灯の老朽化。
商店街復興への施策が具体的かつ現実的に表現されていて面白い!