満足度★★★★
SF
個人的趣味ですが、SF的舞台は、あまり好みでないのだが、今作品のSFさは、人の想いが産み出した超常現象的で、すんなり受け入れられ面白かったです。
満足度★★★★
人間ドラマか社会ドラマか
高度成長期における重厚長大な産業の基盤で働く労働者の話かと思ったが少し違った。大きな話が二つ(1964年.2012年以降)あり、それが基本的には時系列を追いながら、時に交錯しながら展開する。前半部分は、どちらかと言うと人間ドラマ、中盤以降は、社会ドラマの様相を呈する。その結が強引すぎるような気がした。
説明文によれば、警察内部で邪魔者扱いされた者達の寄せ集めチーム、通称〝ダストボックス〟は、日々目にする狂気にまみれた犯罪現場に身も心も疲れ果てていたが、ついに連続児童誘拐犯を追いつめた〝ダストボックス〝は、犯人側との激しい銃撃戦になる。硝煙にまみれた現場で、チームは信じられない光景に遭遇する…とある。この件は「裏切り」と「猜疑心」という言葉が当てはまるであろう。推理サスペンス風な仕上げ方は、2006年当時のテレビドラマを席巻した「アンフェア」(篠原涼子主演)を思い出した。時代に翻弄され、紆余曲折しながらも長い人生を歩んできた主人公・海馬正義…その軌跡はまさしく”太陽への回廊”であったと思う。
次回の公演を楽しみにしております。
満足度★★★★
濃かったです。
時代をまたいだストーリーで、家族・政治・犯罪・友情・愛・・等、沢山の事が盛り込まれていて濃い舞台でした。アクションに関しては、スピード感が足りない箇所もありましたが、迫力がありました。現代の異様な犯罪とか政治の汚さ、隠蔽される事実など、色々感じる所があり、そして家族の愛や男達の友情など泣かせる部分もあり、とても良かったです。14日、昼の回に行きましたが、器材トラブルで公演が中止になり、15日に再度足を運びました。観に行って良かったと思える舞台でした!
満足度★★★★★
ネホリーとハホリー☆
(^^)/日曜の夜、池袋で
[無頼組合]の
【太陽への回廊】を観てきました☆
面白かったです。
社会派SFハードボイルド♪
「騎士(ナイト)シリーズ」と
一味違ったテイストがこれまた最高☆
大人が本当に愉しめる舞台です♪
観劇日記をブログに書きました。
満足度★★★★
事件の裏にはいつも・・・。
細部に拘る衣装、リアルな銃声にアクションと楽しめました。
時代の関連性に疑問符つくものの、事件の裏に隠された政治の汚さ、裏切りの連続は興味深い。
ラスト近くトンネル工事で太陽が見えたシーンは、”黒部の太陽”が頭をよぎりました。
満足度★★★★
小川直美さん、よかったです!
初めて見ました。
観劇初心者の私には十分に楽しめました。
途中、まったく眠くなりませんでした。
(1)全体の印象としては、せりふ回しが早口過ぎる。
私たちの日常生活で、あれほど早口にしゃべる人は
見たことないです。実生活から遊離しています。
ほとんどプロ野球の実況アナウンサー並みの早口で、
とても残念に思いました。
台本の段階で、言葉の数を4割程度減らすべきだと思います。
そうすれば主役の男性がとちることもなくなるでしょう、
(2)小川直美さんの舞台は初めて見ましたが、演技、アクション、容姿共に
とても魅力的でした。別の作品もぜひ見に行きたいと思います。
満足度★★★★★
嘘の国、日本の糞ったれ!
糞ったれ! な現代日本への熱いメッセージだ。実際、F1事故の処理は終わるどころか、どんどん、出口が見えなくなっており、内部被曝も、これから、本当にその影響が増えてくるのに、川内原発を再稼働するような規制委の判断は、原発の現場を知らない田中 俊一なればこそだろう。核は、総ての生命を危機的状況に晒している。核大国、安保理、原子力産業、原発で電気を産んでいる電力会社、IAEA,ICRP,WHO(核の齎す健康被害に関しては、IAEAの言うなり)等々の核組織は、核の齎す健康被害については、極力実態を過小評価、データ改竄や、隠蔽、独立系科学者、医学者らへの嫌がらせや司法と組んでのでっち上げ逮捕を始めとする弾圧で圧殺を図ってきた。時には、一番、中核になる人物を「自殺」に追いこんで。マッポが実行犯に、個人情報を流すのである。その情報を元に、子供がどうなっても知らないぞ! と脅す訳である。そんな連中の権威等糞喰らえ! である。規制委のやっていることも単にアリバイ作りに過ぎない。こんな連中に権威など認めることは、犯罪と言わねばならない。茶番なのである。それらの、日本の構造を見事に描いた。因みに、ここで描かれているトンネル工事は、最も、危険な工事であった。2番目が埋め立てである。現在では、トップに原発解体工事が入ってくるだろうが。(追記2014.9.18)
満足度★★★★
詰め込みすぎ?
場面展開が多く、ストーリーとの関連が私の頭の中で繋がらず、「・・・?」状態だったが、関連が解ると芝居に集中できた。ただ、いろいろと詰め込みすぎた感があり、その必然性が希薄で、台本として消化しきれていないように感じた。
また、要所要所のエピソードの説明は最小限に抑え、芝居の中で表現したほうがよいのでは?笑いの場面では、芝居が淡白で笑いがあまりとれていなかった。、階段状の舞台を生かした演出と音楽の使い方はよかったですね!全体的には楽しめました!
※余談ですが、大平美由紀さんの声が素敵でした!
満足度★★★★
初見
テーマは、現代社会の問題点を上手く取り込んでいて、よかった。惜しいのは、2時間8分の上演時間。これは長い!いろいろと盛り込んだためそれらを説明したい気持ちもわかるが、冗長になってしまい引き締まった感じがなくなってしまった。エピソードを細かく説明するのはむしろ逆効果だと思う。1時間45分ぐらいにまとめて、凝縮感を演出したほうが、もっとインパクトが生じるだろう。
満足度★★★★★
上質
多分上手い劇団なのだろうと思っていた。しかし、ネタが重い・堅い・まじめそうな気がして、当初観る気はなかった。でも・・・ひっかかる・・・ので観てみました。社会・政治・人間性、かなりいろいろ含まれた考えさせられる話です。過去と現在の重なり方、場面の作りも上手い!!出来うるなら、せめて二倍の広さが欲しい、そんな気がした。また出演者のバランス・演技も良い。予想外に見応えのある、上質の舞台でした。