満足度★★
犬好きだからこそ
ちょっと期待しすぎていた部分がありました。
犬の想いと飼い主の想いのすれ違いなどは非常に面白かったんですが
もっと犬の仕草とか入れたらよかったのに。
あと舞台装置の下手にあった洞穴みたいなの使うと思っていたら
最後まで使わなかったので謎でした。
個人的な好みとしてストレートプレイにおいて最初と最後に歌と踊りが入るのが好きでないので☆は2つに留めておきます。
満足度★★★★
2日目を鑑賞
犬と人間の関係を扱い、野犬も登場、人間の身勝手さ批判など、劇団Peek-a-Booの『ONE!』とカブる部分も多いが、人間側が中心、野犬より飼い犬の数が多い、など対照的で、視点がちょうど裏返しのような部分もあり、両方観ると相乗効果が得られる、な感じ。
満足度★★★★
泣かせどころのツボ
野犬騒動、狂犬病を発祥しているという設定、犬を駆除をするというあたり、以前観たPeek-a-Booの『ONE!』にやぱり似ている。。
似ているが、今回の小濱演じる怪しい探偵が非常にいい味だしてます。
かつて犬の駆除係、つまり犬を処分する立場にいた職員が自分の仕事に疑問を感じ退職して小さなペンションを始める。
かつての同僚が、その周りのうろついている野犬を駆除しようと躍起になる。
一方で宿泊客の都合で捨てた犬は飼い主から裏切られた気持ちになって野犬化する。
ペンションのオーナーが以前の職場から助けてきて飼っている犬達はぬくぬくと幸せに暮らしているが、この3匹のセリフが一々楽しいのだ!
チワワの兄弟の機敏な動きといい仕草といい本当に可愛らしい。
そんでもって、『やっぱり、ささみが足りない・・。と思うんだ。』U◕ฺܫฺ◕ฺU とボケたセリフを吐く。
物語は躍起になって犬を守ろうとするオーナー達と対峙する職員達。
野犬の生い立ちやオーナーの子供の死の経緯などが脚色される。
直立不動で犬達が歌うシーン。U◕ฺܫฺ◕ฺU
ここで、ほろり。。(゜-Å) ホロリ
ホワイトテリアが 死んだシーン。
ここでも(T-T )( T-T) ウルウル
結局薬局死んでなかったがその後の心温まるシーンで
ドバーッ(┬┬_┬┬)滝のような涙
もう、しまいにはバッグの底に隠れたハンカチが見つからず、こうなったら覚悟を決めて流しっぱなしの号(┳Д┳)泣
あまりの号(┳Д┳)泣っぷりぷりに周りからは二次元主役になってましてん(・・;)
泣かせる芝居、そうして帰りにはジーンと心が温まる芝居。
これがジーモ・コーヨ!の芝居なのだ。
ああ、やっぱり芝居、いいです。。
劇団員の方に・・・(ネタバレBOXに)
満足度★★★
面白かったんだけど
まあまあ面白くて退屈はしなかったんだけど,話が綺麗過ぎてて,ちょっと捻くれてしまっている自分には物足りなさが残った。最後にみんな良い人でしたみたいな終わり方をされるのもちょっと。子供に見せる芝居なら全く文句はないんだけどね。
満足度★★★
僕は犬派なんで・・・
犬が絡んでくる話って、弱いんだよなぁ。
足元に愛狂わしくジャレついてくると、本当に癒されますねぇ。
犬が出てくるだけで、ポイントアップ!でも、
可愛い可愛いだけですまないところが、とりあえず演劇なんだけど。
他の方も言うよう、言いたいことは、わかる。
でも、その言い方が、くどくしつこく、そして説得力に欠けるのだ。
この作家の人、企業で部下指導とかしたら、
うっとうしがられるだろうなぁと思うほど、整理されない台詞で、
ぐだぐだダラダラ綴られるのだ。
また、こう綺麗ごとというか、うわっつだけの台詞ばかり
綴っているから、だんだん飽き飽きしてくる。
この手の話を、しっかりと訴えるという覚悟をもって話をするか、
いっそのこと子供向けで「動物は大事にしなきゃいけませんよ」って、
シンプルにするか、どちらかでなければ、
観客は納得しないでしょう。
甘っちょろい無責任で中途半端な作品に仕上がっているのが、
犬派としては余計に腹立たしい。
そしてラスト、結局何が言いたかったんでしょう???
こういう無責任で、視野の狭い人間達が、
取り合えず「いい人に見られよう」とか、
「可愛そうと思っている自分が好き」みたいな気持ちで、
問題提議をするケースが世の中に増えてきているから、
「品格」とか「KY」なんて言葉が流行るんだろうなぁ。
チワワをやっていた2人組みは、コケティッシュでいいですね。
あれはお笑いコンビかなぁ。
身のこなしも台詞の掛け合いも、身軽でとっても犬っぽく楽しい。
変に社会派ぶらずに、コメディやホームドラマ風で、
この犬たちの話を見てみたかった。
★2程度の話だけど、犬が好きだから★3つ。