回禄のニライカナイ【アンケート即日公開】 公演情報 回禄のニライカナイ【アンケート即日公開】」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.1
1-9件 / 9件中
  • 18:00。
    後ほど。

  • 満足度★★★★

    イマ、意義のある作品
    終盤は風呂敷を広げ過ぎの憾みがないでもないが、劇団…というより演劇人としての決意表明を受け取った。
    問題を投げかけた形の幕切れや、空手の比喩なども好み。
    また、序盤での「法律が間違っているんです!」という台詞、いろいろ考えさせられる。
    そんな日本にしてはいけないよね。…というか、そんな方向に行きかけているような今、意義のある作品だった。

  • 満足度★★★★

    期待以上でした
    最近よく言われる日本の右傾化をテーマにした作品でした。

    この種のテーマを扱った作品は、総じて、秘密保護法、集団的自衛権にヒステリックになりすぎて、過剰に不安を煽ってくるので嫌なのですが、今回の作品は、過剰に思想を押し付けてくる感じがなく、演劇として楽しめました。

    演劇自体は完成度が高く、楽しく集中して見られたのですが、終盤になって劇団側を正義、公安側を悪として、鮮明に線引きしてしまったのは、個人的には不満でした。
    公安側も自分達が信じる思想に基づいて行動してたはずなのに、最後はただの悪い人になってしまったのが残念です。

    っと、まあ否定的な事を書いてしまいましたが、全体的には大満足でした。

  • 満足度★★★★

    やっぱりバッコスのお芝居好きです!
    今回は第二次世界大戦における沖縄地上戦をテーマに、今の社会を風刺する内容になっていました。
    少し過激すぎるかな?と感じる描写もいくつかあったものの、心に直接突き刺さる衝撃は、普段平和ボケしてしまいがちな神経を再び尖らせてくれたように思えます。

    今の日本がこのままでいいのか、このままだとどういう方向へ進んでいくのか。
    考えて、自分の考えを見つめなおすキッカケをいただけました。

    ありがとうございました!

  • 満足度★★★★★

    今はどうなのか
    国家、権力、平和、自由、不幸などいろいろと考えさせらる作品でした。

  • 満足度★★★★

    チャレンジ
    2030年にこのお芝居のような日本になっていたら怖いですね。
    難しい内容にチャレンジしていました。

  • 満足度★★★★

    観ている客がアクションを起こす事はないのか。
    難しい題材をよくやったと思う。

    ただ、今回、ここはちょっとどうだろう?
    という部分が結構ありました。
    面白くなかったから不満を述べているのではなく、面白かったからこそ、と言うのを先に明記しておく。

    ネタバレBOX

    公演中に客席で公安が騒ぎ出すところからはじまるのですが、凄いピントのずれたところから言うと、戦争とか難しい事の前に客席であんなに騒いでいるのに誰も何も言えない世の中になって欲しくないなあ。
    誰もとは客もと言う意味で、あんなん客の誰かが文句言うだろ、と。

    先に言ってしまうとこれはラストも同じで、「殴られている間、公演を止めさせない」と言うのが自分にはどうしてももやっとしてしまって。
    芝居外でそんなことが起こっていて、黙って観ている客ばかりかなと。
    特にあの場面に居合わせた客というのは、その芝居が違法と知っていて観に来ている客のはず。
    良くも悪くももっとアグレッシブでしょう。
    躍り出て何とかしようとする客もいるんじゃないかなあ。

    客の視点が抜けてしまっていた様。
    客としてはそう思えた。
    単純に「芝居を壊す存在を許す客ではいたくない」と自分は思っています。
    今回の主旨とは全くずれてるとは思いますけどね。


    テーマに捕らわれすぎ、とも実は思う。
    劇中でも「なんで芝居なの?」という自問自答があったので分かっているのだろうけど。
    今で言うと芝居を観ていて震災の事とかひょいと出てくると、そういう出来事が芝居に影響を与えてしまうのがちょっと悲しいと思う。
    テーマとがっちり向き合った作品はまあ違うのだろうけれど。
    そのテーマに捕らわれなければもっと別の事が出来たかもよ?
    というところまで考える。

    劇中の劇団にしてもそう、一番面白かったのはオリオンビールのところだったり。
    テーマに対する使命感とかは決して芝居の為にはなっていない、そういうことなのかなと。
    そんなことを客に感じさせない様にうまくやれればその限りでは無いのかもしれない。

    一点だけ、不満の部分があって、芝居を面白くするツッコミが一ヶ所不要に感じた。
    そんな心境にないだろうという人物が急にツッコミを初めて違和感。
    面白さの為にその人物の心境を無視するのは良くない。
    あ、感じてたキツさってそんなもんだったんだ、と思われていいのであればOKだとは思うけど。

    劇中、劇団員が抜けていくけれど、端役から抜けていくのが少しご都合に見えなくも。
    覚悟が足りないから端役だったんだよという現れなのか。
    そうではないと思うので、もっと別のやり方があったかもしれない。


    端役にももっと物語を持たせられるのではとも思った。
    特に劇団員、レギュラー(あ、これはバッコスの方の話)をもっと大事にしても良いと思う。
    アンサンブルもいたけれど、違いがあまり無く感じて。
    別の芝居にあった端役の忍びにすら友情の背景があって、と言うのが好みだったからというのもあるけれど。


    テーマがやはり難し過ぎた様に思う。
    こういったテーマをやるのが色だとは思うので、それこそ判断が難しいけど、方法は色々あると思うので、違うアプローチとかも観れたら嬉しいです。
    期待。
  • 満足度★★★

    思想劇、政治劇は正直苦手です
    演劇として、悲劇を語り継ぐということを禁じる 「歴史認識保護法」が成立した近未来の物語。悲劇を語り継ぐ劇中劇と現実の公演を劇団が弾圧下で公演を実施しようと苦闘する政治劇の二重構成の舞台。舞台の構成はなかなかカッコいいのですが、正直、後者の政治劇は全く頂けませんでした。また、悲劇を伝える劇中劇には説得力はなかったです。最初の合唱と最後の三味線演奏は良かったです。

  • 満足度★★★★★

    さすが森山さん
    伝えるということ、沖縄ということ、考えさせられます
    とってもよく出来た脚本と演出、そして役者さんの演技が素晴らしい

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