幻書奇譚 公演情報 幻書奇譚」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.9
1-15件 / 15件中
  • 満足度★★★★★

    とにかく!
    千秋楽を観られない分 思い残すコトがないよう観た

    前2回で どうしても観たかったのが
    照間クンにナノ文書を渡した後の峯さんの表情

    壁に向かって腕の中の表情はどんなか
    全てを知っている峯さんの気持ちを知るうえで
    どうしても観たかった

    12年独りで抱えて 守ってきた秘密
    それが それだけの重みがない秘密
    どうしても公表できない秘密
    一番隠しておきたい2人に知らされる時
    どんな表情なのか

    きっと あの席に座った私にしか見えない表情
    だけど 納得の表情

    全てを逃すことなく観られた
    とにかく満足!

    DVD化は難しい芝居だけど
    それでも欲しいと思う作品!


    ロデオも柳井さんもスゲー!

  • 満足度★★★★★

    世界を滅ぼすのは…
    捏造疑惑がかけられた「人類最古の本」を巡る論争劇。世論や群集心理、見栄やプライドによって作られた「事実」に翻弄される対策会議メンバーの人間模様が面白い。「ナノ文書」の正体はそうきたか!って感じでした。
    言葉の応酬シーンも、ドタバタした場面も面白かったです。テンポや長さもちょうどよかったと思います。

    ネタバレBOX

    偽典に躍らされる結末はある程度予想していましたが、まさかエロ本で来るとは思いませんでした(爆笑)
  • 満足度★★★★★

    くっそワロタ
    前半は緊張感あるミステリー会話劇、オチは爆笑もの♪
    作品の大半緊張感パリパリの芝居なので、オチには物語の登場人物も客も呆気にとられた♪ みんなが同じ「ビミョー」な顔♪

    ネタバレBOX

    一人コメディキャラを挟んで、観やすくしてたり、脚本の上手さが印象的♪ 笑いのセンスもあるのがイイネ♪
  • 満足度★★★★★

    今回は
    初日とは逆の席で観た

    とりあえずストーリーは入っていたので
    今回は 博物館側の視点で観た

    柳井さんの脚本はそれぞれの人物がしっかりと描かれているので
    どの視点で観ても面白い

    だからこそかもしれないが 2度観たのにまだ物足りない
    舞台が終わると 満足しているのに
    もう一度観たくなる

    それほどに素晴らしい脚本でキャストだ!

  • 満足度★★★★★

    濃密な1時間。
    とても1時間だったとは思えない、密度の濃い論争劇。
    議論のテーブルにつかざるをえないところから意外なオチまで、綿密に作り込まれた作品だった。

    ネタバレBOX

    地中海文明博物館、という架空の博物館を舞台に、研究不正など、今どきの要素を踏まえていて、細部まで楽しめた。
    脚本・演出の柳井氏の所属劇団、十七戦地の作品とも繋がるスピンオフ感も面白い。

    アンケートに近いことを書いたのだが、もしや『アルス・アマートーリア』はモチーフそのもので、劇中の世界に同書は存在しない設定だったのだろうか。
    脚本細部の惜しい場所として、副館長が『カーマ・スートラ』を挙げるくらいなら、『アルス・アマートーリア』を挙げる方が自然(劇中の誰も同書を知らないのは不自然)では、と思ったのだが、モチーフであったのなら納得。
  • 満足度★★★★★

    脚本力!ユーモア!批評性!
    私は演劇の可能性はドラマではないと思っているのだが、
    そんな人間をも圧倒するドラマの力。

    緊張と緩和のバランスも絶妙で、
    とても笑える。

    エンターテイメントとしても面白いにも拘わらず、
    今日の世相を強烈に批評している。

    素晴らしい作品。

    ネタバレBOX

    展開が二転三転というレベルではなく、目まぐるしく反転を繰り返す。
    Aという真実が浮かび上がりかけると、Bにひっくり返され、更にCに、Dに、E、、、という具合。
    剥いても剥いても真実にたどり着けない玉葱のようだ。

    もともと人間は疑心暗鬼から自分勝手な妄想に駆り立てられる性質を持っている。
    それが、ネット社会の到来と、政治不信の社会状況から、おそろしい加速をみせている。
    この作品はそんな社会に渦巻いているあらゆる陰謀論を相対化している。

    特に素晴らしいのは、その陰謀論への批評が、
    左・右どちらの陰謀論をも風刺しえているというところだ。
    左派が過剰に「すべて権力の陰謀だ」と短絡してしまうような在り方をも批評していると同時に、
    右派がすぐに「中国や韓国、北朝鮮の脅威」を煽る在り方をも批評しえている。
    つまり、ここで批評しているのは世相に漂っている空気のようなものだ。
    それは左右の違いをも超えて飲み込み蔓延しているもの。

    こういう立場を越えてすべてを相対化する姿勢は、
    自分は責任を負わずに他者(多くの場合、左翼的な正義)を批判して、
    自分だけは「正義を振りかざさない」と言いながら、
    結局その姿勢そのものが神の視点になるという場合も多い。
    ポストモダン思想を安易に受容し、自己正当化をはかる者に多い。
    だが、この作品からそういうズルさは感じない。

    ここで相対化され続けるそれぞれの意見に、それぞれに説得力があるからだ。それは、ひっくり返される場面さえも、最終的に嘲笑うための材料になっている訳ではなく、それぞれに自立した真実味があるからだろう。

    これは柳井祥緒氏の内面の分裂・葛藤から来ているのか、
    それとも、極めて秀逸なドラマツルギーのテクニックから来ているのか、
    わからない。どちらであれ、本当に素晴らしい。

    ラストは、中井英夫の「虚無への供物」のように、玉葱の芯はないという終わり方でぼやかすのかと思ったら、芯自体は明らかにされた。
    結果、虚無への供物だった訳だが。

    「真面目が世界を滅ぼす」
    こんな感想をクソまじめに書いている私には突き刺さる言葉だ。


    ミドル英二さんが以前、「素晴らしい戯曲は役者を上手く見せる」という主旨のことを書いていたが、今回、本当にそう思った。
    というのは、最初役者が出てきた時、
    会場が狭いこともあって「演技が過剰だな」と思ったのだが、
    観ている内に、まったく気にならなくなっていったからだ。
    「そういう世界の人」と認識するようになっていった。
    特に音野暁さんの三枚目役がとても面白かった。
  • 満足度★★★★★

    閉鎖された空間の。
    何をどう勘違いしていたのか、朗読劇だと思っての観劇。
    結果、会話劇だった訳ですが、ロデオは毎回テイストの違う舞台を
    展開しているので、今回も「ああーこういう芝居やりたかったんだな」と
    凄く、納得出来ました。

    ネタバレBOX

    舞台のない空間だからこそ出来る「密室空間の中」に
    「客も共に居る」というシチュエーション。息の詰まる会話の応酬と
    その「ヲチ」とも言うべき結末。そして、その中にある、日本人独特の
    考え方や物の捉え方・・・。たった一時間とは思えない濃密な内容と
    空気感は久々に味わう「芝居」の醍醐味でした。
  • 満足度★★★★★

    明日空いてる人がいるなら観に行った方がいい
    面白かった!!!久しぶりに芝居観て
    クソ面白い!て思った。めったにどころか
    買った事無いのに台本買った。
    面白いです。具体的には観た方がいいです。

  • 満足度★★★★★

    超絶面白い
    超絶面白いです。上演は60分ですが冒頭の没入度がハンパ無いので先ず時間の感覚が無くなります。そして状況把握と登場人物の性格、思惑などの把握に思考を奪われるので良い意味で先を考える余裕が無くなります。客観的に俯瞰で結末を推測すると言うより、前のめりになってどうなるの?え?え?まさか?と言うギャラリー公演を存分に活かした臨場感です。

    ネタバレBOX

    久しぶりにやられた作品でした。前半のシリアスな俺を返して欲しいオチw真面目に観て居た俺が恥ずかしいw観た後にとても清々しい気分になれました。
  • 満足度★★★★★

    おもしろかった~~
    徐々に物語に引き込まれて行って、
    ラストはまさかの ……

    濃密な一時間でした!

  • 満足度★★★★★

    凄すぎる!
    予想を遥かに超える素晴らしい芝居

    1時間でこれだけ緊迫と弛緩を組み込まれた芝居を観たのは初めて!
    しかも 満足なのにもう一度観ないと満足出来ないと思わせる
    柳井さんの脚本は 一人一人の個性がしっかりしていて
    どこの視点で観るかで違う芝居に見える

    脚本の素晴らしさも逸品なら
    キャストも秀逸
    適材適所で尚且つ上手い

    前回のロデオも素晴らしかったけど
    今回は違った切り口でなんともいえない


    出来るならDVDが欲しい
    観て終わりの舞台では勿体ない!!!

  • 満足度★★★★★

    やられた!
    すぐ目の前で繰り広げられる白熱の議論にいつの間にか引き込まれてしましました。まるで自分がその会議の場にいるような気がするほどです。

    ネタバレBOX

    1時間が本当にあっという間。音響もなく照明も均一、小道具も壺と書類ぐらい。お金をかけなくても観客を魅了できるんだぞ!というような舞台でした。これはやられた。
  • 満足度★★★★★

    あっという間の一時間
    劇場にいる一時間が、ほんと充実。

    ネタバレBOX

    上質のサスペンスミステリー。
    昔聞いた「黒後家蜘蛛の会」のラジオドラマを思い出した。
    舞台でもミステリーが作れるんだな。
    あと、紅一点の船越ミユキさん、お美しい(//∇//)
  • 満足度★★★★★

    秀作。これは面白い。
    Twitterでの評判もあり、観劇。久々に物語自体の上手さを感じる作品だった。ナノ文書なる世界最古の書物をめぐる物語がミステリー仕立てに進行し、少しずつ文書の謎が明かされ、その中で次から次に暴露される人々の秘密。結末は意外や意外。
    役者の演技は悪くない。ただ惜しいところが多い。微妙に外している部分が多かった。脚本がしっかりしているので、役者の微細なミスが目立たないとは思ったが、演出自体に「演技」へのこだわりを感じない、そんな印象があった。だが、非常に面白い作品であり、満足はした。

  • 満足度★★★★

    魅力ある設定
    脚本・演出は秀逸。ストーリーは説明に記されているが、ナノ法典を巡る謎、その取扱いをどうするか協議するために招聘された人の急遽実々の駆け引き。ミステリー風な仕立てながら、単なる謎解きでは終わらせないところが素晴らしい。
    劇中の激しい議論…その会話の応酬には社会、とりわけ政治・権力に対する鋭い批判が込められている。しかし、それは直接的ではなく、斜に構え皮肉たっぷりに描いている。だからこそ印象深くなっている。
    さて、そんな好公演に水を差すようだが、基本的なところで疑問がある。

    ネタバレBOX

    柳井氏の緻密な構成は素晴らしいが、次の点が分かり難い。
    そして、この疑問はストーリ-を展開する上で重要だと思っている。

    第一に、何故、元新聞記者・面堂氏(現うどん屋主人)が招聘されたのか。
    確かに以前、ナノ法典に関わっていたが、長い時を経ているのに招聘された理由はなにか。
    第二に、何故、ナノ法典が読めるのか。専門家・安西氏(日本考古学研究所の研究員)でも読めなかった。

    この物語は、結果的に面堂氏がストーリーテラー的な役割を果たしたように見受けられたが、先にも記したように何故招聘されたのか、という疑問が解けないと展開できないような気がする。
    時間的制約があったのだろうか…今は専門外な立場にいる人間を招聘するということの説明をしておく必要があると思う。

    物語全体は緻密に構成され、演出も適度なアイロニーがあり面白い。しかし、その冒頭部分が曖昧な気がする。
    素晴らしい公演は、足元から破綻しかねない、まさしく薄氷の上に成り立っている感じがした。

    今後の公演にも期待しております。


このページのQRコードです。

拡大