満足度★★★★
お祭りのような舞台
アニメの世界のような舞台で、この劇団の世界観のようなものを感じました。ただ、妖怪っぽいキャラもいれば、人間にしか見えない妖怪もいたので、全体的に妖怪の雰囲気を出した方がいいと思いました。ストーリーは分かり易く、友情というテーマもあったので、子供が観ても楽しめる気がしました。肩肘張らず楽に観られ、ラストはライブもあり、お祭りのような楽しい舞台だったと思います。三味線の演奏は見事で、心に残りました!
満足度★★★★
らんちきっ
おどろおどろしい妖怪達を想像していたので拍子抜けしましたが、
楽しそうだったのでこれはこれでありなのかな、と。漫画やアニメが三次元になった感じで観るとすんなり入ると思います。
個人的な好みを言わせてもらうなら、妖怪のコスプレではなく、妖怪に化けてやるという気概が欲しかったです。
人間も妖怪も生きる苦労は同じ、という扱いであるなら、現状の人間くさい妖怪で良いのかもしれませんが…
演技が不安定でしたね。きっとまだまだ伸びます、頑張ってください。
豆腐ちゃんは完成度高い、というか自分の世界を持ってますね。弾けるような遠野?方言少年が新しくて魅力的でした。
ただ、人間との友情に深みが感じられず(印象に残るエピソードが1シーンしかなかったからかな)とってつけた感が少しだけ…
ラストシーンのライブは楽しかったです。古三味線ちゃんも素敵でした。
満足度★★★
妖怪もいろいろ
妖怪に関して昨今の話題…子供を中心に妖怪ゲーム(名前は略)がブーム、一方、鬼太郎ブームの漫画家の水木しげる氏が「最近戦友の夢を見る」とのニュース配信。妖怪の捉え方も世代や状況によって異なるものだと思った。
さて、本公演…主人公は妖怪作家であった父の七光りで生活している青年の物語。しかし世の中そんなに甘くはなく、人生に悲観した折、ひょんなことから妖怪酒場へ…。この主人公を通して見た妖怪との関わりが芝居の魅力を左右する。その描き方が浅かったと思う。
(ネタバレBOX)
満足度★★★
全てにゆるい!
ストーリーの内容浅く、かといって妖怪キャラクターの打ちだしも強くなく中地半端。飲みくらべシーンの繰り返しはいかがなものか・・・。
妖怪的な化粧、衣装などをもっと徹底し、印象的なものにしてほしい。
妖怪古三味線(ふるじゃみせん)の演奏は聴きごたえありました。