YMCA~八巻モーターチアリーディングアクターズ~ 公演情報 YMCA~八巻モーターチアリーディングアクターズ~」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-8件 / 8件中
  • 満足度★★★★★

    感動ものです!
    予想以上に面白かったです。
    某ブロードウェイミュージカルの歌の途中で台詞を入れる形式のナンバーやアクションヒーロー的ナンバー等々、親しみやすくとても聞きやすかったです。
    役者陣も個々のキャラにメリハリあり、舞台と観客一体となった楽しい熱い舞台でした芝居のチアリーディング同様チームワークバッチリでした。
    特にユミ役石嶺さん、ミルミル役野平さんカーテンコール時の笑顔最高でした。

    ネタバレBOX

    チアリーディング全国大会の優勝賞品が西城秀樹とのアメリカ旅行というテレビ放送を聞いた八卷モーター株式会社に務める熱烈ファンの2人の女性社員。会社にチアリーディング部を作り、3か月後の全校大会で優勝を目指す。
    人集め、練習方法、指導者不在のゼロからの出発だが、その結果は・・・。
  • 満足度★★★★★

    楽しみました!
    単純なストーリーを見事な作品に仕上げた脚本・作曲・演出、
    そしてなにより出演者の努力と力量に圧倒された2時間半でした。

    劇中のストーリーと現実に舞台上で行われているチアリーディングが
    ドキュメンタリーの様に重なっていく時間は過去に観た芝居では
    体験した事が無い程の強い印象です。

    両班共に拝見させていただきましたが、どちらもバランス良く
    キャスティングされていた様に感じます。
    好みの問題ですが、Y班がよりバラバラな個性を演じ分けられている
    ように感じました。

    大変でしょうが、更なるパワーアップをした再演を観たいです。

    ネタバレBOX

    スポ根もののお約束として、勝てない代わりに得るものは勝利よりも
    大きな価値を持っている必要があります。

    それが仲間との信頼や友情であるところまではありきたりなのですが、
    秀美の存在の可能性にも向けられる点は見事です。

    姓名判断での結果は、エピローグで空港に集まる先輩や彼女の努力を
    見守る事を約束する先生の歌がある事で観客は成功を信じられます。

    大筋がしっかりしているので、仲間割れにやや唐突感があったり、
    チアの第一人者であれば課長も奥さんの行方が分かりそうな事は
    コメディーとして受け入れられます。

    本がいいという事を中心に書いてしまいましたが、前述の通り
    この作品の魅力は出演者のチームワークである事は言うまでもなく・・・
  • 満足度★★★★★

    とにかく凄い!
    再演ときき、茗原さんの応援も兼ねまして観に行きました!

    展開は、ちょっとベタなんだけど、作っておられる皆さんの熱意がバリバリ伝わってきて、登場人物の頑張りが一層パワーアップされてました!

    しかも、チアリーディングのシーンは、本物のチアリーディングといっても過言で無いレベル。何せリフトのシーンでは、実際の試合のときみたく、補助の人が出るんですから!

    とにかく楽しい時間をありがとうございました。
    そして、次回も楽しみにいたしております!

    (おまけをネタバレに書きました!)

    ネタバレBOX


    大塚萬劇場で公演されている空間製作社を観て西条秀樹の人気がいかに凄かったかについて書いてみたい!当時中学校の英語教諭だった父は突然女子バレーボール部の顧問に抜擢される。部員は6人は超えていたものの12人に満たず、要するに試合形式の練習が出来ないレベルで職員会であっさり決まった。

    バレー経験も全く無く「何で自分?」と思いつつ、他の部活から人を借りながら漸く大会の準備をする始末。そんな状況が数年続いたと思って頂きたい。ところが70年に入った途端、事態は一変する!何と30人も新入部員が入ってきたのである!前年から放映されてた『サインはV』の影響だった。

    女子バレー部は野球部を上回る大所帯に。コートに入れないどころかボールの数すら間に合わない!『東洋の魔女』で有名な大松監督が隣町出身だったこともあり異様な熱気に包まれる女子バレー部。突如やる気を出し大松監督さながら練習の鬼と化す父。しかし他校も同じ状況でなかなか勝てない。

    試合には6人しか出れず父兄から「あんなに頑張っているのにウチの子はいつ出れるのか」等苦情も相次ぐが元々の強豪校はウルトラ強豪校になっていて勝ち進むのは容易ではない。そんな頃、事件は起こったのであった!土曜日の練習に勇躍姿を現した父は愕然とする!!!

    何と誰一人練習に来ていないのである!体育館の鍵すら開いていない!次第に情報が集まってきて父は尚も愕然とする。同町の市民会館に西条秀樹のコンサートが来ており全員出払っており練習が中止になってしまっていたのであった。他の部活も似たような状況だったのがせめてもの慰めという...

    女子バレー部のブームは数年で終わったようです。娯楽の少なかった時代とはいえ、とにかく社会現象とすら言えた西条秀樹の異常な人気(こんな話を知ってた私は、作品がより一層楽しめた気がしました)。公演関係者の皆さん!事故無く公演が終われるよう、お祈りいたしております!!!
    (ツイッターからの採録でした!)
  • 満足度★★★★

    歌声が響く
    ミュージカルだから歌があるのは当たり前なのですが、個々の歌唱力が素晴らしいですし物語も分かり易い作品です。
    始めるキッカケは違えども全員の心がひとつにならなければ成し遂げられないと云うことを教えられる物語です。
    限られた空間でチアをやるんですから、演技だけでない本当の信頼関係を創らないとできない舞台だったと思います。

  • 満足度★★★★

    いや~これは楽しい!
    なんとも楽しいミュージカル。昭和レトロ感いっぱいのスポ根友情モノで、チアリーディングを題材にしたことが見事にハマってました。これからも再演を繰り返して、ますます進化させて欲しいです。

  • 満足度★★★★

    『ウォーター ボーイズ』の「爽やか」を取り戻す





    「このことを避けて通るわけにはいかない。子役の「チア」。
    大人俳優完敗の「一流」だ。また、ミュージカルも、小劇場の歌唱では ないだろう。何もかもが実力派なのだ。
    さすが指導者にレッスンを受けた「チア」だけあった。俳優が、(舞台安全上、アクロバットを披露するのではなく)“チアする喜び”を統一された動きでショーした。物足りないが 競技じみている。1979年に出生していた観客はビデオカセットが希少家電だった当時を憂愁の目でリンクしていく。そして、この昭和「黄金期」を経た「チア」の原動力が観客の「世代熱」を喚起し、俳優たちの
    「ショー」と驚くべき大花火を形成する。
    劇場は「熱狂」にあった。幻の
    「ジャパン・アズ・ナンバーワン」だ」






    ネタバレBOX






    「チアリーディング」が どうして日本に普及しないか。この問いは「バレエ」に等しい。

    「バレエ教室」が沖縄県から北海道まで数千校単位の運営を可能とする経済学は「親の欲」にある。では、そうした「裾野」が国民に親しまれる「バレエ文化」に貢献してきたかといえば嘘だ。
    「一般公開」だというバレエ教室の発表会にインターネット経由で申し込んだら「受付で身分証を」の返信が。閉鎖的だ。東京シティバレエ団、谷桃子バレエ団がプロフェッショナルの第一人者であるが、「バレエ教室」は その「裾野」ではない。数が合わない。下部のローム層は親が娘(こ)に「女の子らしく」を導くためのアイテムだからだろう。

    翻って「チアリーディング」は どうか。高校野球甲子園大会のスタンドに応援する君らがいた。各大学にサークルがある。全米チアリーディング強豪校の青春をミュージカル化した舞台が東急シアター・オーブにて開催されたばかりだ。いまや「国民文化」に寄与するスポーツかもしれない。
    しかし、チアリーディングは「ビクトリー」の文化だ。東京都写真美術館の展示に この集団を「兵」にディフォルト化した映像作品が あった。連盟組織には申し訳ないが「ピュア・スポーツ」ではない。かといってテレビ番組の演出用の「娯楽」でもない。君は自由だ。ステージ上で羽ばたく。観客が手を叩く。そんな日が来てもいいと私は思っている。










  • 満足度★★★★

    YMCA。
    懐かしいですね。私が小学校のころだったと思います。皆でひとつになる、信じあうと言うことを伝えたかったのではないでしょうか。楽しい時間でした。

  • 満足度★★★

    楽しめます!
    昨日観てきました。
    休憩はさんで2時間40分あまりの長めの作品です。
    スポ根ものでストレートな作風です。
    出演者の個性がよく表れていて、素直で嫌味が無い舞台です。
    プロローグとエピローグがあるのですが、何故必要かは?でした。
    個人的には、劇場空間や設備(椅子)を考慮したうえでもう少し刈り込む必要があったかと思いました。
    よりスピーディーな流れのほうが要所が活きたと思います。
    その辺りは、制作者の英断に委ねられるのだと思いますが…。
    なぜあの時代を設定したのかは不明。
    「日本が元気だった頃」というのならそれをもっと反映させて欲しいかな?個人的な印象ですが。
    パフォーマンス路線を行くのなら、やはりスピードが必要だし、その辺りをしっかり決めて掛った方がより良くなると思います。

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