幻想時代劇『天守物語綺譚』 公演情報 幻想時代劇『天守物語綺譚』」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
1-11件 / 11件中
  • 満足度★★★★

    子供の頃憧れたお姫様
    子供の頃憧れたお姫様に会えるのが東方守護の舞台だと思いました。

    賢く、愛らしく、優しく、気高く、強く、美しく、愛し愛されるお姫様。

    好きなものは好きだぁぁぁ

    男性がいるとやっぱりしまりますね。でもやっぱり女性100%が東方守護かなぁ、と。何回かに一回混合だと
    コーヒー、コーヒー、ラテ、コーヒー、みたいで飽きがこなそうです。

  • 満足度★★★★

    堪能しました
    豪華絢爛な衣装。富姫、かかしに借りたの蓑も羽衣…。
    衣装の豪華さもさることながら、所作といい、踊り、殺陣もいい。
    富姫の美しいこと!図書之助はこれぞ二枚目!!
    泉鏡花先生と白鷹のやり取りに引き込まれました。
    まだ、嘘語りは続きそうと。

  • 満足度★★★★

    よかった
    演出がこっていてよかった。衣装がよかった。熱演がよかった。

  • 満足度★★★★★

    東方守護的ラスト!
    富姫が和議に参加後ラストまで目が離せません。
    ラストシーンは東方守護ならではですね。
    このほうが男女の深い愛情が描けています。
    富姫と図書之助の息ピッタリ!
    衣装は誰しも認める素晴らしさ、ストーリーも解り易い。
    ただひとつ、歌は録音ではなく生で歌って欲しかったが・・・欲張りか?

    ネタバレBOX

    オリジナルは獅子頭に改めて目を入れて、ふたりとも目が見えるようになるのだが、ここでは目が見えないまま口づけをした後、富姫が図書之助の舌を噛み切り、図書之助が富姫を刺す、そして自分にとどめを刺す。
    まさに悲恋そのもの、あの世で結ばれる設定!この場面非常に艶めかしい!
  • 「美」に集いし天女が、東方守護を飛躍させた

    「DDD青山クロスシアター」を、歌舞伎における「花道」にし、「天女」を この世に咲く実在ものとしてくれた。
    「幻想時代劇」と銘打った東方守護-EAST GUARDIAN-『天守物語綺譚』はふわっとした「夢」だ。「宝塚」の華だとか、「天井浅敷」のアングラ、果ては観客総動員型の「レクリエーション」まで、彼女たちならでのマグネットがそこにはある。

    もちろん、2時30分を超える上演時間にもかかわらずストーリーの大枠の示し方が杜撰であり、「天守物語」を未だ観劇したことがない者にとってみれば「衣装」を注視してしまいかねない。
    この結果が「天女」(椿 鳥丸)である。

    歌舞伎メイクではなく、京劇の化粧に近い。
    私は何度か東方守護を観ているが、今回の公演ほど「椿」を自称するに値する「美」だったことはない。そして、明らかに その「演技」も進化している。

    ネタバレBOX


    一言で結論しよう。「幻想時代劇」というコンセプトも、男性を客演した試みも、東方守護の今後における「糧」になった。
    レクリエーションの「鞠つき」には会場全体が興奮の渦に巻き込まれ、参加せざるをえない「圧力」を認めた。
  • 満足度★★★★★

    幻想。
    幻想の世界楽しませてもらいました。お芝居のクオリティー高いですね。ゲストさんもすごく良かったです。ありがとうございました。

  • 満足度★★★★

    楽しかったですよ。でも・・・
    ホント,この劇団は客を楽しませようとしています。歌あり,ダンスあり,ゲームあり。そして,本題の芝居においても,衣装,舞台装置,花道,ストーリー,とても美しく工夫されています。楽しく観劇させていただきました。初の男女混合公演でしたが,劇団の世界観を維持しており,これはこれで良かったのですが,やはり,この劇団は女優劇団,前作での絢爛な舞台が忘れられず,また女性だけで,美しい舞台を見せてもらいたいものです。

  • 満足度★★★★

    美しい
    美しさと魅せ方をとても考えて作られているな、
    と思いました。
    ちょっとお遊び?もあり、笑いどころもあり、
    でも世界に引き込む力は見事です。
    スタッフの方の対応も素晴らしく、気持よく
    観劇できました。

  • 満足度★★★★★

    耽美な
    綺麗だった、美しかった。広めの花道が有効に使われていて。白鷹が、個人的にはメチャクチャ好みです。幻想時代劇、日頃私が見ているお芝居とは大いに違うジャンルでしたが、観に行って良かったです。

  • 満足度★★★★★

    純粋を通して見る美
     舞台は花道を真ん中にとってT字型。中央舞台中ほどから奥は段差を付けて高くしてあり、そのセンターには、姫の玉座、玉座のやや後方上部に獅子頭が据えてあり、その下は逆Uの字の通路が、更に奥へ通じている。この部分全体が天主閣である。Tの字の翼の端には、天井から、銀色の細い紐が天井から床まで届き、途中、ピンクの蝶が止まっている。原作が余りにも有名な作品なので、筋等は省く。(2014.7.13午前4時50分ネタバレ追記)

    ネタバレBOX

      今作に特徴と思われる点を以下に記しておこう。始めに登場する“嘘語り”は、無論、この幻想的な物語のシチュエイションを、現実世界から、劇場空間へ入って来た観客に自然なものと感じさせる為の仕掛けである。即ち、日常から舞台のリアリティーへ移行する為に設定されたキャラクターである。だから、観客は、彼を原作者、鏡花の分身ととってもいいし、脚本・演出家の分身ととっても構わない。要は、メタ化されていることが分かりさえすれば良いのだ。
     結果からみて、この導入部は、大きな成功を収めたと考える。主人公は魔性或いは化生のものである。従って、物語にリアルな感じを与える為には、観客を夢幻の世界にそれと気付かれずに誘いこむ必要があるのである。それなしには、観客は白けてしまうだけであるから。まして、本作は、鏡花の耽美的な側面が最も良く出た作品の一つであり、最も有名な作品の一つであるから、その独特の世界観に観客を引き込むことは、作品そのものが発する要請でもある。為にこそ、主人公は、一種のエーテルのような存在であらねばならず、為に実相とされる我らの世界全体に対しての鏡と化すのである。
     言い換えれば、所謂魔物である富姫とその眷族がかく迄美しいのは、人間の持つ厭らしさ、狡さ、汚さが対比されるからである。而も、ここに、図書之助を配することにより、人間を一面的に見ていないことを示し、而も大多数の人間が、今作で描かれたように、利害の為には、親友も恩ある人も平気で裏切り、あまつさえ殺害を図ろうとする身勝手な存在であることを描いている点も見逃せまい。これらのアウフヘーベンされた形こそ、苦い美であると示唆することは、何と辛く超人的な努力であろうか? 謂わば、夢幻の世界を描きつつ返す刀でエゴの持つグロテスクをアイロニカルに描いているのだが、この複雑な情景を過不足なく息づいたものにしているのは、細部のリアリティーである。
     一、二、例を挙げるなら、亀姫の乳母役がお歯黒をしている点や、武士が敵意の無い時には、刀を右手に持っていることなどである。この辺り、剣術をやった人間にとって常識とはいえ、知らない人間が多過ぎる現代にあって、貴重な注意力である。無論、腰に差す場合は、左に差す。これは、いつ何時、非常事態に会わないとも限らないと考えるのが武士である以上当然のことである。
     衣裳の工夫や、キャスティングの妙も気に入った。また花道を真ん中に据えたT字型の舞台も上手に使われている。何より、純粋な愛と信義、それらを前提として花開く美は、下界の苦みを超越するポテンシャルを内包し、異形の世界故に、逆に純度を高め、独自のcristallisationを形成している点が良い。
  • 満足度★★★★★

    艶やかで確かに耽美的でありました
    新解釈で綴られる
    楽しく哀しい【幻想時代劇】に偽りの無かった2時間20分でありました

    青山円形劇場側にあったんですね、このような劇場。
    知りませんでした。結構階段下りますね(^^)

    ネタバレBOX

    終劇後にアンケートの記入をお願いしていましたが。
    声を張り上げるよりは先に、
    客席に置いておいたチラシ束の一番上に置いた方が良かったと考えますが?
    (というわけでパッと帰る自分は記入できなかったです)

    結構マジにネタバレしますので楽しみを取っときたい方は読まない方が・・・・・


    さて作品は見事な悲恋モノになっていたうえに、
    衣装などが豪華で楽しい要素も入れててエンターティメントしていました(^^)
    (猫又のお婆さんが考えたそうでGoodです)
    (でもその猫又のお婆さんの長い舌代りの布が、
    もっと舌らしく赤い方がわかりやすかったかねぇ・・・
    加齢による赤みの減少を表現したのかしら?)

    姫同士の毬つき対決は観客参加で座席左右に分けてデカイボールを送るゲームとしていました=とっても面白かったが自分の参加した鳶姫チームは後ろに控えていた鬼さんにタッチもできず遅かった・・・。後列の方はキチンとルール把握できてなかったのかしら??

    物語のキーとなる殿様所有の白鷹が白い衣装の優美な擬人化されて重要な役割を負ってたのが上手な話となっていましたです。

    文句を言うなら開演時間遅れであり、BGMと多少のアナウンスだけでしたんで。できればなんか小話とかトークとかダンス?とか楽しい舞台の開演をわくわくして期待&楽しませてくれるサービスがあったらよかったのに・・とか思ったデス。でも客席案内のスタッフお姉さんが親身で対応が良かったのでプラスマイナスは無しとしときませう。

    獅子さんも使いどころがユニークで気に入りましたです(^^)

    T字型の舞台であり、姫の舞が丁度中央でやる場面もあり。
    座る座席は前から4列目ぐらいの舞台中央寄りがオススメかしら?
    (ファン席は舞台の真正面でした(^^)

    カムロ童子二人が赤が基調で金魚の被りものと動きが可愛かった
    →「鬼灯の冷徹」の二人組みのようで楽しめた

    客の年齢層は高いように思えた=男女比は1:1ぐらいでしたが



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