満足度★★★★
終盤のカタルシスが凄い
中盤まで何となく物語を眺めていなければならないのは、いつも通り。筋はよくわからない。その反動で終盤のカタルシスが凄いのだが、今回はボーイミーツガールじゃなかったのが意外だし少し残念。
満足度★★★★
面白い!
初ロロでしたが、ぶっ飛びすぎてるギャグ漫画みたいでとても面白かったです。
いくつかのシーンではたまらず爆笑!
噂に聞く、イっちゃってる頃の赤塚漫画ってこんな感じだったのかも。。。
おかしな話の合間を縫って漂ってくる不思議な詩情、妙な後味を残す言葉遊びにも惹きつけられました。
満足度★★★★
ロロ風ヒューマンドラマだった、120噴火
盆踊り風のやぐらの照明に、ベニヤ板で作った移動式の舞台美術で、大音響でつつる、ロロ風夏祭りの芝居という感じ。仕掛けもたくさん出て、すごくおもしろく、堪能し、ロロ風ヒューマンドラマだった、120分でした。
満足度★★★★
夏祭り
混沌とした展開の中に文学的な叙情性とノスタルジーが感じられる、独特の魅力がある作品でした。
いつものロロの作品に比べて「ボーイ・ミーツ・ガール」テイストは控え目で、それより大きな家族、動物、非生物との繋がりが個人的なエピソードの中に浮かび上がって見える、不思議なスケール感を持った物語でした。
モノローグのシーンで話している本人が「モノローグではなくダイアローグ」だと言ったり、対話を1人で演じているところに他の人から「演劇ですか?」と声を掛けられたりと、演劇の形式性・虚構性を意識した台詞が盛り込まれていたり、古典戯曲の様な朗唱調の台詞や昭和中期のドラマや映画の様な台詞回し等、様々な文体が用いられたのが興味深かったです。
前半で流されたアニメーション映像のクオリティーが高く、作品と直接はリンクしないことによって逆に共通する世界観が引き立っていて効果的でした。
この劇団の特徴である小道具を用いた見立てが今回は少なめでしたが、2階建ての家を表すのに会議用テーブルを用いていたのが斬新で印象に残りました。
ベニヤ板で作られた可動式のセットが巧みに使われ、時間や空間を超越した場面転換がシームレスに繋がっていました。クライマックスの仕掛けもただ驚きを与えるだけでなく、物語の内容にマッチした趣向で印象的でした。
満足度★★★★★
あれ、自分としては・・
別に☆5でも良いような・・。
どうとらえるかは人それぞれだけど、
アニメーションに物語のすべては凝縮されていると自分は想像してみた。
一瞬?十か月?
の朝日を待ち続ける間の夢。
そんなんで良いんじゃないのかなぁ。
まちまち子。待たれていた子。待って待って待ち焦がれていたあなたのおばぁちゃん。
もう死んじゃったけれど、天国であなたのこともっと待っていたと思う。あなたのひいおばぁちゃん。
でも、私たちがみんな死んじゃったら、今度は私たちがあなたの心の一部になるの。まち子。
じゃあ、一人しかいなくても、子どもの心の中には「まち」があるみたいなもんさね。
人の生と死。
待って待たれて、生まれたと思ったら、親たちはもう子どもの心の中。
マトリョーシカみたいなもんかね。
でも、どっちもどっちに含み含まれ。不思議な円環。
シンプルだけど、なかなかない発想で面白いな、と思った。
こういうのは楽しめるかは人それぞれだけど。