満足度★★★★
愛憎渦巻く昼メロの世界
これはまさにお昼のメロドラマ。小劇場独特のノリが加わった愛憎劇は実に面白い。次回公演楽しみですね。直接芝居とは関係ないけど、満員の観客で一杯の席は狭く、ちょっと辛かったです。
満足度★★★★★
無題1197(14-245)
19:30の回(曇、風強い)。19:00受付、開場。さいじょうさん、宮本さんが誘導、入って右が舞台、左に椅子席、ひな壇。1年前の「女の作る〜」と同じような造り。3方に白いカーテン。床は、左が白、右がグレーの2色。それぞれ同色の大きな箱がひとつずつ。
「みどり人」はとても好きな劇団で5作目です。
19:31前説、19:33開演(カノンロックですかね?)〜20:23、休憩(白いカーテンが取り外され暗幕に)、20:33〜21:32(次回予告を含め)終演。
辻川さんは、文月堂の「へちま(2012/4@ OFF)」が初めてで4作目。それにしても怪優揃いの「みどり人」。
「支店長」は、お約束のようにぽっこりお腹を披露、汗もメイクなのでしょう、ピカピカの金時計、全身コテコテ。宮本さんは髪が短くなりスッキリした印象…で、指輪をした役。みなさん濃い、(劇中のお茶もそうですが)とっても濃い。
当パンに舞台となったビルのフロア案内図が載っていてわかりやすい。
「プルート」というのが「冥王星」のことだとは知りませんでした(初めて聞いたのは「鉄腕アトム」)。
赤黄緑のロゴや星印(多いほど上職?)なども印象的。
場面の転換が多いのですが混乱することなく、また、このアクの強さは他では体験できないものでした。
後編は12月。
満足度★★★
後を引く
どちらかと云えば苦手な部類の物語。でも,怖いもの見たさという面もあるのかなぁ。今回は第1話と第2話だったけど,後を引くっていうか,続きがとても気になっている。どう結末をつけるんだろうか?復讐劇だよね。好い人ではなくて,思いっ切り復讐を果たして満足してほしいような気もする。
満足度★★★
孤独を描くなら哲学を 寂しさ程度なら孤独ではない
四つの話で完結する作品の第二話までなので、結末が分かるわけではないのだが、孤独レベルの話ではなく、とりあえずは、男女間の噺であった。申し訳ないが、孤独というのは、次元が異なる。まあ、ホームドラマレベルでは、なんとかお勧めなのかも知れないが、孤独という言葉を出してしまった以上、自分的には、お勧めはしない。評価は中間をとる。
満足度★★★★
どこか懐かしくて新しい
ちょっとテーマが見えにい作りになっていたかな。
人物描写の掘り下げが雑に感じてしまったり、(自分の中では)あの二人の恋愛模様は有り得ないとか状況設定にも違和感を覚えてしまった。
場内を覆う閉塞感と舞台美術に難は有るものの、個性的俳優陣の演技と珍妙な演出を楽しめます。
満足度★★★★
続きが”気になる”
連ドラ風四話完結公演の第一話と第二話を小空間「絵空箱」で上演…。
当日配付の案内には、「”許せない”気持ちを生き方にした人間の復讐劇」とある。ミステリー仕立てのようにいくつかの伏線を張り巡らしている。その張り方がストーリーのほんの少し先…さしずめ懐中電灯で足下の先を照らすような感じで目が離せない。細かいことはあるが、ほぼ素舞台ながら状況説明は十分で、上手い演出だと思う。そして最後にタイトルの意味と公演後半(第三話、第四話)の上演スケジュールの案内へつなげる。
ただ気になることが…。
(ネタバレBOX)