満足度★★★★
不思議で幻想的
12日の昼、夜、13日の観劇をしました!
空間も不思議で、あんなに近い距離でお芝居を観たことがなかったので
新鮮で驚きました!
きっとどの席から見ても色々な見方(当たり前ですが)が出来るんだろうなと思いました^^
寺島夫婦の仲良しさがすごく可愛くて、微笑ましかったです^^!
柳沢さんの姉妹は、リアリティがあり…私も姉が居るので、ケンカした時は柳沢さんと同じような気持ちというか感情があったのかな、とも取れました。
…これは私がたくさんたくさん考えた推測に過ぎないのですが、妹さんは河童なんでしょうか?w
「姉は欲しいものはなんでも譲ってくれた」という言葉に少し引っかかりました。
あと、室田さんはくしゃくしゃな笑顔が本当に素敵でした^^!
そしてヘタレ具合と、河童なんですね…っていう嘘か本当なのか分からない言葉…本当に不思議でした。
でもやっぱり最後の展開からすると…柳沢さんを誘い出す口実だったのかなとも思いました。
日替わりの漆原さん達もどんどん面白くなって…楽しかったですw
間が本当に絶妙で、笑える部分とシリアスな部分がそれぞれ際立っていました!
私はお芝居のことを全然分からない素人ですが、全てがリアリティあるなと、どの回を観ても思えました。
でも千秋楽は少しペースが早かったような気がした様な…
覗き見してしまったような、今回の空間に入ることが出来てすごく幸せでした^^!
満足度★★★★
河童とサーカス
副題にある「愛をこめて。地の下を流れる河より。」とあるのは
今は暗渠となり、緑道と名を変えているが、かつてはその水面を見せて流れていた
いくつもの川のことを指している。
表に出なくなっても脈々と流れ続ける地下深い流れ、
それをたゆたう人の心に重ねたような繊細な心理と台詞が印象的。
この日、外の雨も芝居の一部になったかのような演出が新鮮だった。
満足度★★★★★
無題1161(14-209)
20:00の回(曇)。こけら落とし公演だそうで、室内はピカピカ。三軒茶屋から少し歩きますが茶沢通りを外れると普通の住宅街…暗い。会場の近くにスタッフの方、右に曲がってすぐ。
19:35会場着、受付(チケットレス、座席は予め指定されています)。やや変形の横長ワンルームという雰囲気、床はフローリングで入口に向かってコの字の座席(主にパイプ椅子+座布団)。入口の重そうなガラスドアは防音になっているようで、開演までは騒いでも可とのこと。入口横に受付、脚立やデイパック。
19:47前説(横田さん、60分)、18:55上手のドアが開き(階段が見える)、女性が1人、麦茶、雑誌「東京大改造マップ2020」を読む、20:03受付撤去、開演の挨拶、女は電話をする〜21:01終演。
舘さん「想稿 銀河鉄道の夜(2014/4@アゴラ)」、久行さん「スペインのA(2013/6@BOKAN)」、郷本さん「テノヒラサイズの人生大車輪2011(2011/9@南大塚)」。
「説明」にあるように、女、「探検隊」の仲間(婚約している二人)、会社の同僚、ちょっと広すぎる家、なんということもない会話、幼い頃の記憶、サーカスの象、妹の登場で流れが変わり、揺れ動く心と真直ぐな想いとが触れ合うまでのお話でした。
戸外も使った演出、遠くから聞こえるサーカスの音楽、不安を抱えて過ごしてきた女性像が印象的でした。
満足度★★★★★
いごごちのよい空気感でした。
公演場所の、まさに
その町を舞台にした内容で、ちょっとした日常を感じられる
人に寄り添った、やさしい作品でした。
上演場所は、ギャラリーでしたが
どんな場所でも
どうんなふうにでも
演劇はできるのだなぁ、と感じさせてもらえました。