UNKNOWN HOSPITAL 公演情報 UNKNOWN HOSPITAL」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.1
1-11件 / 11件中
  • 満足度★★★★

    難解かも
    舞台の雰囲気はオドロおどろした感じで掴みは上々だったと思う。
    しかし、その後の展開は難しく、混乱してしまった。

    また、関西の劇団ということから公演途中で“笑い”をとる場面があったが・・・公演の流れが滞ったように思える。

    ネタバレBOX

    精神病院での“虚構”または“虚実綯い交ぜ”の世界観を描いたストーリーだろうか。

    当日配布パンフから
    「『病院』をテーマに劇団員全員でアイデアを出し合い、纏めて、形にしました。・・・そしてエンターテイメント作品へと進化させたつもりです」 
    とある。

    登場人物が代わる代わる医者、看護師、患者と立場を変え、誰が本当の役柄か分からなくなる。
    公演途中で、その立場・役割を整理する“作業”を行った。
    この作業こそが”笑い”をとる場面である。あくまで自己申告(思い込みも含め)だが、医師、看護師だと思うものがそれぞれ上手・下手に分かれる、そう幼い頃の遊戯をみているようだ。

    “洒落がわからない”、と思われるかもしれないが、最初の掴んだ雰囲気を最後まで大切にして欲しかった。
  • 満足度★★★★

    これぞエッシャー的演劇
    ダンスでも組体操でもない身体表現の取り入れ方が印象的。
    また、M.C.エッシャーなどの騙し絵あるいはドグラマグラ的なループ構造も好み。(M.C.エッシャーの「上昇と下降」や「メタモルフォーゼ」がお好きな方はそのストーリー構造にニヤリとできるんじゃないかな?)
    中盤のある場面はいかにも関西小劇場の血筋?(MOTHERを想起)
    なお、臨場感あふれるサラウンドのS.E.もイイ。

    勝手に作ったキャッチコピーは次の2つ。
    「これぞエッシャー的演劇」
    「ドグラマグラ・Neo」

  • 刺激的な舞台。
    無限ループのように目紛しく移り変わっていく場面転換、ド派手な照明と腹に響くぐらいの大音量のM、身体能力を活かしたパフォーマンスの数々。はっきり言ってストーリーはよく判んなかったけど”脳髄”を刺激されると言うか。とても新鮮な感覚の舞台でした。

    ただスケールも動きも大きい舞台なだけに、もっと大きなステージで観てみたみたかったかな。


    上演時間:95分

  • 満足度★★★★

    HEP公演よりはるかに良かった
    開演前、舞台にセットされていた死体袋。
    死体が入っていた。
    HEPでは、どうして空の死体袋を引きずるのだろうと疑問に思っていたが、ちゃんと改善されていた。

    院長の総回診。
    「財前教授」のボケを一回にとどめていた。HEPはしつこすぎて正直飽きがきたが、これも改善されていた。

    ストーリーの難解さ。
    これは、劇中でセリフによって解説する手法であったが、わかりやすくなっていた。

    多少解せない部分も残ったが、許容範囲だと思う。
    あと、パーティションによるパフォーマンスができないことから、人体を使っての表現であったが、個人的には今回の方が良かったと思う。美しかった。
    以下酷評気味なのでネタバレBOXに。熱烈ファンの方は見ないでね。

    ネタバレBOX

    HEP観劇後、コメディ?ホラー?中途半端で全体として面白くなかった。
    今回多少削られてはいたが、まだ多かった感。ゲストさん(千秋楽)はよかった。笑えた。「財前」との2か所くらいでもよかったと思う。笑いは狙いに行くと滑ってしまうのでは?ストーリーとパフォーマンス(照明、音響含む)だけで十分いい劇だと思う。

    マイムのクオリティは多少ばらつきが・・・音響と照明に助けられているように思えた。

    ストーリーで難解なのは、「ロボットミー」。
    これは、前頭葉手術の「ロボトミー」とは別物なのか?
    「院長のロボット」??? アンドロイド化の手術なのか?
    院長の目的、野心のような背景がわからないのでモヤモヤしている。

    いずれにしても、2か月余でよくこれだけ改訂できたものだ。
    悪く言えばHEPでもう少しなんとか・・・ということになるが。

    大阪⇔東京+観劇チケット≒30,000円
    決して高くはなかった。

    また、壱劇屋を観てみたいと思えた。
    ありがとうございました。
  • 満足度★★★★★

    はじめての壱劇屋さん
    あ〜うまく言えないのですが…。言葉にできない激しさと真摯さ。身体に染み込む重低音。目の前の舞台から放たれる鋭いあかりとパフォーマンス!細やかな演出を積み重ねながらの疾走。アングラ感漂うところも好きでした。2月の東京公演も楽しみです。

    ネタバレBOX

    一旦とめようのくだり、とてもおもしろかったです!
  • 満足度★★★★

    無機質の動きを
    はっきり言って、ストーリーはどこかで観たことあるような・・・目新しさや感動はない。同じようなシーンの繰り返しは少しくどい気がする。しかし、それを表現する体の動きの構成がいい。独創性があって、これがまた効果的な音とかなりの相性!!これだけでも見ごたえはある。残念ながら相当の体力と身体能力を必要とするであろうこの舞台、まだ動きは荒い。あの不気味さで綺麗に揃った無機質の動きをしたら、もっと恐怖感がupしているのではないだろうか?それがもったいない気がする。

  • 満足度★★★★

    独特の魅力が癖になる
    大阪で『SQUARE AREA』を拝見し、いつかもう一度観たいとおもっていた劇団。
    今回、東京発公演という訳だったのですが、とても楽しめました。
    物語としては、『SQUARE~』の方が好みです。
    でも、少し不気味で奇妙なそのストーリーは「なんだこれ!?」と引きこまれてしまう魅力があります。
    そして、ダンスなどのパフォーマンスにもまた独特の魅力があるため、観ていて飽きません。皆さんの身体能力が凄い…。
    かっこいい音楽が大きめの音量で鳴り響くため、その重低音が心地よかったり。
    2月にまた東京公演があるそうなので、観に行きたいと思います。

  • 満足度★★★★

    内容とパフォーマンスの奇妙でグーな融合
     壱劇屋という劇団、普段は関西(大阪と京都の中間辺りの枚方)で活動している若手劇団ということであるが、今回、23回目の本公演ということは、かなりの間、演劇の世界に足を突っ込んでいるということだろう。

    ネタバレBOX

     奇妙な病院の奇妙な手術や治療と俺らが為されている訳を紐解いてゆく推理的な側面が在る一方、ロボトミー手術と絡んだパフォーマンスが、ロボトミー手術が齎す結果を描いているようで不気味である。実際、ある時期まで、精神科治療の一環としてロボトミー手術は行われてきたが、その結果の悲惨故に、現在は禁じられているのである。この手術の問題性を描いたのが、映画「カッコーの巣の上で」だ。自分は若い頃、この映画を観ていたし好きな映画でもあったので、今作でロボトミー(作品中では、ロボットとミー、の駄洒落にもなっており、これが、作品の種明かしの一部にもなっているのだが。)手術が繰り返されることに矢張り、異様な恐怖を感じたのも事実である。
     さて、更に詳しいネタバレに進もうか。或る病院に黄色いバスが向かっており、このバスには、精神病患者と世界的な外科医であり、最近では催眠療法なども手掛けている竹村院長、女医の西分医師らが乗っていたが、病院に突っ込んでバスは大破、乗員の殆どが重傷を負った。然し、そこは、流石に外科の世界的権威、自らの傷ついた体のパーツを、精神病患者の体から調達し、自らオペをして傷を癒した後、病院内に閉じ籠り、未だ、命のある者にはロボトミー手術をして、本人の主体的意志を奪い、自らのロボット兼、催眠療法による治験の参加者として利用することを思いついた。患者達には、罠を掛けて、時には、医師に、ある時には患者に仕立て上げながら、互いにオペをさせては、自らのロボットとして操れるように仕組んだのだった。だが、時々、バグが起こる。そして、バグった時には、ロボトミー手術の成果が現れずに患者は、正常な人間のように振る舞うので、血だらけの人物を登場させて、それが、見えたり対話ができるのは、患者だけだという嘘を、周りの者皆で言って、再度、オペを受けさせる。こんなことを繰り返すうちに、さしもの患者達も、自分達は医師なのか患者なのかと自問を始めるのだが。オペを受けさせられた人間の中に、予め脳内に再生プログラムを仕込んだ西分だけは、正常な状態に復帰することができ、まじないにあった人間からロボットへ、ロボットから人間へを他の患者達にも広めてゆくことができ、院長の企みも暴くに至ったのだ。
  • 満足度★★★★★

    すごかった
    初めての壱劇屋さんです。
    音響も、照明もとても良かった。
    役者さん方の身体能力の高さにビックリです。
    ストーリーは難解なんですが、スピード感が有ってついて行けました。
    最前列で観たのですが、役者さんの起こす風がビュービュー体感できました。
    次回の東京公演も是非観に行きたい。

  • 満足度★★★★

    癖になりそうな
    音楽が印象的でした。

    ネタバレBOX

    事故に遭って骨折とかしたたはずなのに痛くない。不思議な病院、不思議な患者たち。優秀な女医は自分で手術したって本当?どういうこと。結局は、事故で運ばれてきた瀕死の人たちや死んだ人たちの中から、病院長が一人の女医の命を助けるべく他の人たちの健全な部位を女医に移植したということでしょうか。

    死体袋を運んだり、精神を病んだような医者や患者たちがいて病院の日常が繰り返されたり、死者たちの嘆きがあったりのパフォーマンスがありましたが、そういったときに流れた音楽はテンポが良く癖になりそうでした。

    何人もの生きた人、死んだ人の部位を移植されて生きながらえた女医の精神的苦痛がもっと描かれていれば良かったと思います。

    オカマの看護師みたいな格好でいきなり登場してびっくりしましたが、作演で俳優のちょっとにやけた大熊隆太郎さんあっての劇団という感じでした。
  • 満足度★★★

    力技のパフォーマンスと可愛さ
    末満健一さん推薦の大阪の劇団さんの東京初演ということで、お笑いをとりにくるのかと思いきや、結構カッコイイ音楽と演出をする劇団さんでした。話が完全ループしてるんですけどというところと、役者さんが途中で談合を初めて、このグダグダどうやって落ちに持っていくのか心配させましたが、結構力技でのエンディングでした。初日ソワレはほぼ満員で、3度カーテンコールもあり、主催の方の可愛い大阪弁で『何も用意してません』の挨拶がなかなかよかったです。

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