記憶の水平線-初日完売致しました!- 公演情報 記憶の水平線-初日完売致しました!-」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.6
1-11件 / 11件中
  • 満足度★★★★★

    念願の
    マニンゲンさんの舞台。
    想像していた以上に面白かったのと、衝撃を受けた舞台でした。
    舞台を見た後、自分が死んだ後の世界を考えることが多くなり、残された人のことを考えると切なくなったり。「忘れないでいてほしいな」という気持ちもありつつ、「忘れちゃってもいいな」とも思ったり。
    複雑な思いがして、色々と考えさせられるお話でした。
    あと、人はいつか死ぬものなんだなと当たり前のことなのに、これを一番強く思うように。

    簡単に扱うことができないテーマだからこそ、こういう舞台であえてやりつづけてもらいたいなと思います。

  • 満足度★★★★

    観にいきました。
    お墓はどうするとか、お葬式はどうするとかっていう話がでると、よく「死んじゃったらおしまいだよ」という結論になります。でも、もしこんな世界があったら、そういう言葉では片付かなくなってしまうかも。あれこれ未練たらしくなってしまいそうだと思いました。自殺で亡くなった人が多かったのが、観ていてちょっと重くて、息苦しくなってきました。川を渡る前に、こんな世界があってもいいですね。次回公演も楽しみにしています。

  • 満足度★★★★★

    はじめて劇場で舞台を見ました
    死んだ人の世界のお話が舞台になるとどんなになるか期待して観劇に臨みました。難しい話かと思いましたが、内容もわかりやすく観劇初心者の私にはよかったです。また、次も見に行ってみたいと思いました。

  • 満足度★★★

    記憶が難しいかも…
    説明文は、力強いメッセージが記載されていたが、芝居はそれを描き切れなかったようだ。そぅ「死んでからもなお繰り返される後悔と愚痴。死んでから考えだしている、生きる意味。という無意味さ」という死後の世界を現世のような考えで描いても無理だと思う。”不幸自慢“にどんな意味があるのだろう。ベタだが、精一杯の”生きる“を全うして、なお現世に未練が…と言うほうがわかりやすい。芝居は演技で状況説明というよりも、セリフでの説明だ。まるで朗読劇のようになったのは残念だ。今後の公演を期待しております。

  • 満足度★★★★

    死後の世界の
    話ですが「不幸自慢」を題材にしてしまうから、出演している幽霊?が青少年の自殺者ばかりになるのだろう。
    ただ現在日本の人口比率や死亡率からすると、70代80代がいても不思議じゃないし「人生の深み」みたいなものが内容に反映されてもいいのではと思ってしまう。

    老人役を演じられる力量の役者もいたでしょうし。

    死生感は普通に暮らしている我々にとって、なかなか意識
    しにくいし、ターミナルケアに従事している人でもないと実感しないテーマだと思う。
    そういう意味では、意識を喚起させる貴重な時間だったと思います。

  • 満足度★★★

    成仏できないのは自殺者だけ?
    登場する者は全て自殺者ばかり、成仏できない死者は他にもいるのでは?
    ここで話が絞られてしまっているのが、残念!
    絞られた死者で死後の世界を語るのは無理がある。

    ネタバレBOX

    不幸自慢することの意味は?人に話すことではないでしょ、人のよって不幸の感じ方が違うのは劇中の発言でもあるように比べようがないから。
    こういう人いや死者たちには、フランクルの”夜と霧”を読んで、生きるということを考え直してもらいたい。
  • 満足度★★

    テーマは良いのだが
    テーマ設定もキャラ設定もとても良いと思うのだが、役者さんの演技力にバラつきがありすぎて、内容に入る前に耐えられなくなってしまった。また、話の内容も残念ながら2時間やる内容には思えなかった。何名かの役者さんは非常に良かったためにもとても残念な気持ちになった。ダメな演技のキャラ設定だったら申し訳ないけどじぶんには合わなかった。しかしながら、劇団としてのホスピタリティーは素晴らしく、舞台に真摯に向かう姿勢も良いので、次回作に期待したい。

    ネタバレBOX

    冒頭の不幸自慢までは結構良かったのだが、中間あたりからは、テーマが"消える"ことを中心にしたいのか、"死生観"を中心にしたいのかが、ぶれてきた感じがして、悪い面ばかりが目について、飽きてしまった。
  • 満足度★★★★★

    「記憶」=「思い出」とはなんですか? 
    前回の「I was born.」を超える衝撃を受けました。
    死後の世界を舞台に、死者たちが不幸自慢を繰り広げるという奇抜な設定ではありますが、現世の人に忘れられてしまうと消えてしまう…というちょっと切なさもあるストーリー。
    脚本・演出を手掛ける町田一則さんの「マチダ・ワールド」はさらにパワーアップ。詩的でありながら、笑わせられ、挑発的な言葉の雨を浴びながら、「生きる意味」を考えさせられました。
    いわゆる「演劇」の既成概念を打ち破ろうとするマニンゲンプロジェクトの試み。個性的で、魅力的な役者さんたちと作り上げています。
    あなたにとっての「記憶」=「思い出」とはなんですか? 日々の生活の中で、なんでもないほんの一瞬に幸せを感じていた「あの頃」を思い出させてくれることでしょう。

  • 満足度★★★

    死後の世界は賑やかだった
    賑やかな幽霊の(?)お話。死因も様々な登場人物達が、口々に自分が一番不幸で悲惨な人生だったとアピールする場面が面白かった。一人一人の人生はしんどそうなのに、端から見ると妙に滑稽なわけです。「あなたの人生なら、私いけるわ」 この台詞に尽きるわー!という感じ。
    途中にある芝居稽古のシーン(お芝居をやろうという展開なのですよ)が長く感じたけど、これはある人物の過去へと繋がる伏線のため? ちょっと唐突な印象だった。
    生きている人に忘れられると、存在が消えてしまうらしい彼ら。消える事は恐い。それは分かるのだけど、誰かが今でも死を哀しんでいるからその存在がある。それはとても残酷なことで、残された人の辛さを想う台詞があまりなかったのが、個人的に少し残念でした。

  • 満足度★★★★

    生きる
     とは何か? を、改めて考えさせる作品。登場人物は、総て既に死んだ者たち。而も死後の世界にあって尚、不幸自慢しか話せないような”駄目人生”の経験者が殆どで、自殺者の比率も高い。

    ネタバレBOX

     論、駄目タイプと自殺者が完全に正比例しているわけではない。然しながら、唯でさえ自殺の多い、この「植民地」の昨今の中でも、やはり高いのは事実である。何れにせよ、そんな彼らが、曲がりなりにも共闘し、芝居作りに励む中で見えてきたものは、日々の何気ないこと、欠伸をしたり、叱ったり、叱られたり、怒ったり、喧嘩をしたり、仲直りをしたり、風邪をひいたり治ったりしながら、決して偉くなるわけでもなければ、有名になるでも、金持ちになるでも、才能を発揮するでもなく、唯、そこに当たり前のように居ること、そのことの幸不幸を生きて味わい、大事な人がそばに居ると互いに認め合えること、その大切さであった。かっこよくも無く、目立ちもせず、楽しいことも苦しいことも惨めなことも一緒に過ごす。そのこと総てが人生の意味なのだ。そう思い到ること、であった。
  • 満足度★★

    杮落とし観劇
    個性豊かな役者さんが多く、登場人物多くても見分け等は楽でした(^^)
    ただ作品世界観に感情移入がし難く、
    ちょっと自分の好みとはズレてたですねと感じた2時間強。

    ネタバレBOX

    舞台は部屋の一室で、死んだ人間がはだしで入ってきます。
    で先に来ていた幽霊さんの誰かが靴を持ってきてくれるのですが、
    部屋の外は広いよ迷うよと言うだけで、建物内の一室なのか?
    コンテナみたく部屋だけポツンと世界に存在してるのか
    わからないので感情移入がとってもし辛かったです。

    不幸自慢はまぁ常として人間しそうなんでよいですが、なぜか部屋に集まったのが自殺者ばっかり・・・。そーゆー世界観なのか?これも何か説明とかあったほうが良かったのでは?

    メンヘラ女の劇中劇は、まったく必要ないのではと思えたです。
    なんで衣装や小道具だけまとも?に作って話はその場のアドリブ??
    ここは本当に理解が出来なかったですね~。

    ラストの残った人物の表現も英霊さんの方が残ると思ったがなぁ

このページのQRコードです。

拡大