『ハヤブサ』&『動物失格』 公演情報 『ハヤブサ』&『動物失格』」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-5件 / 5件中
  • 動物失格
    やばかった。
    怖すぎて鳥肌たった。
    客席から悲鳴が聞こえる舞台は初めてだ。
    演出の凄さを学びました。

  • 満足度★★★★★

    動物失格!
    人間の闇の部分がジワジワジワジワ出てくる感じが、物凄い胸焼けを起こしました。でもそれが心地よい。おきまりなハッピーエンドやドタバタコメディの作品ばかり最近観てたせいか、動物失格は強烈なインパクトでした。恐くて2回心臓止まりました。今はそうめんとか、さっぱりして胃に優しいものが食べたいです。多分1週間くらいはこの胸焼け治らないと思います。

  • 満足度★★★★★

    動物失格:獣のような眼、怖すぎる!
    サスペンス&ホラーに人間の闇の部分映すストーリーは応えられない、演出・脚本とも素晴らしい。(鈴木とーるさんの登場による宣伝は省いたほうが良いと思う)
    俳優陣は明と暗と使い分け上手い。特に女性陣は鬼気迫るものでした。舞台セットも工夫がみられ、公園の木々の葉のゆれ音や効果音も臨場感溢れる。
    サスペンスとホラー好き必見!

    ネタバレBOX

    父親が大好きだった主人公の林葉直は夫を裏切り浮気そして離婚した母を許せない。介護はしたものの母を病院に強引に送りこんでいた。彼女は保険会社に勤め出し、先輩の立石と担当の引継ぎ挨拶すべく浮浪者が住む昔湿地だった公園で、顧客の小林を待つ。小林は2か月に1回は契約を見直すほどまめだった。表向きは役所でゴミ集積の仕事をしながら、浮浪者の緑川を養子にして面倒をみる小林夫婦だが、教え子の女生徒を殺し逃亡中の教師木村を脅し、緑川殺しを手伝わせる。そして、チンピラ古木とその女の薫が殺したようにみせかけていた。5年前にも同じ手口で保険金詐欺をしていたため、刑事にも、保険の外交員からも目をつけられていた。疑惑の小林夫妻に林葉は会社を辞めた立石に相談し、契約解除させるためにヤクザまがいの男、片桐を送るが、逆に殺されてしまう。確認すべく林葉が小林の家を訪ねるが、しらを切られ、逆になぜ保険がおりないか脅される。脅しながらも小林の妻、君子のおにぎりはおいしいよと受け渡すがその中身は・・・・。そこで、逃げているチンピラ古木に夫の小林が刺され殺される。そして、小林の妻が言った言葉は・・・。さらに保険外交員林葉の母も富士山の麓の樹海で自殺する。決して母、絵美ひとりでは行くことができないはず。それに対する林葉直の言葉は。・・・。人間とは思えない動物の眼をした悪女とは、こういう人たちのことか怖すぎる!
  • 満足度★★★

    動物失格みました
    なかなか怖かったですが、途中途中で息を抜くところもあり、でも最後はやっぱり怖い。
    人間の欲、と言うところではとても良く表現されているなと思いました。

  • 満足度★★★

    「ハヤブサ」 観劇です
    無駄な動きの大好きなハヤブサ氏の物語。
    主人公は女性であり、
    現代から徐々に過去へとハヤブサとの関わりのある話を遡って思い出してゆきます。
    まぁ基本コメディなんですが、上手に泣き所や感動話を織り交ぜてあったデス。

    ~1時間40分予定~

    ネタバレBOX

    「ハヤブサですっ!」と登場する氏は天衣無縫で天真爛漫(^^)
    自分には好ましいキャラですが、好き嫌いはわかれるでしょうね。

    68歳で初登場して50代→40代へと若返っていく氏は、元気な40代での跳躍力に喜ぶトコは楽しそうでこちらも笑えました(^^)

    07/25の夜の呼び込みが幟立てての祭りのようで盛り上げていたなぁ・・(^^)と感心しました

    舞台セットは鉄パイプで組んだ骨組みに青シートが張ってあるホームレスの大きな住まいのような感じです。 中央部近くにある大きな柱は木という設定になって樹皮状に加工されてましたです。(雑草代わりの青いのはローズマリーのような感じがしたが、これはハーブだよなぁ・・・。(^^)

    開演前にはスタッフさんが動き回っており物販やら空調の感想などで調節をすると聞く心配りありです(アットホームで好ましいです(^^)。

    お話は、キツイしのぎをせずに地域住民の調整役として働いている”ヤの付く自由業”の大奥様と呼ばれる足の悪くなった女性=おばあちゃん=長谷川ミヨ=が入ってきて、開場から寝ていたホームレスに、舞台隅にある”ハヤブサ”と名の入った墓石の注意をし、心配して探しに来た息子=2代目=とパシリ&古女房長谷川玲子が、いつもここに来るなぁと感想述べ。認知症を心配して川柳を詠む事を薦められ(役所の川柳大会を目指して(優勝は箱根旅行(^^)参加承諾)、玲子の胸に惹かれて巻き込まれたDr.の指示の基、過去を=主に隼の事を軸に過去に遡って思い出し語られ=舞台上で再現されていきます。

    2代目の長谷川龍平は家業が嫌で組解散して辞めたいのだが=武闘派が放った殺し屋(弱気で頼りない男女のペア)にミオが狙われ隼(68歳)が庇って死んでしまいます・・・。

    龍平25歳時、15の小娘を孕ませてしまいミオは結婚を望む玲子に別れを示唆するも覚悟を持った(癌が判明し子供も望めなくなってしまう)玲子を遂には認めます。(隼58歳=微妙な年齢の戻り方に文句タラタラの船戸氏(^^)
    竹田玲子は長谷川玲子として立派に龍平を2代目として育てますと宣言!

    「わが恩師背中で語る人の道」→川柳審査通過作品

    皇太子の結婚が決まった年。隼40歳、元気に飛び跳ねて「等身大年齢」とはしゃいでます(^^)。小学生の龍平は担任の小泉今日子先生に面倒をかけ副担任の松山ケンイチ(元飛行予科練所属)もフォローにまわって苦労してました。担任の小泉先生はヤクザが嫌いであり、父がヤクザで戦地に駆り出され恐れ多くも現人神である天皇陛下より賜る銃器を触れせられないからと、「弾除け」と蔑まれ長ドス1本で敵に向かわせて壮絶な最期をとげ、遺骨・遺品すら戻されなかったと語ります。(子供時代の龍平のバカッぷりは楽しめました)

    ミオの川柳は優勝作となり4年に1度の川柳ワールドカップを目指そうということになります

    ミオの思い出す最期の話は終戦直後の焼け野原の東京で隼と娼婦のタエとキクがここに公園を作ろうとして奔走する話を回想します。会長長谷川松助も協力して公演は出来るのですが(キクがGHQの将校の愛人となるコトで公園は立ち上げられるのでした)、タエとキクとは別れれてしまいます・・・。
    でも約束した再会を守り今のミオの前に同様に腰の曲がったおばあさん二人が公園に現れ『隼は今も心に生きている』とこの公園を守ることを心に決めるミオでありました。





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