ねじまき島エレキテル 公演情報 ねじまき島エレキテル」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.6
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★★★★

    活きがいい!!
    今風の活きのいい若者集団という感じで好感が持てました。

    ネタバレBOX

    研究所のある島に所長のお坊ちゃまが夏休みに遊びに来た話と、アンドロイド研究に関するDVDを盗んだ犯人を捕まえるという話が一緒になっていましたが、前説で話の筋にはあまり突っ込まないようにと言われていたので、深く考えずに素直に目の前の現象を楽しみました。

    黒ひげ危機一発は、お坊ちゃまが当たらないような裏技でもあるのかなと思いながら見ていましたが結構お坊ちゃまが引き当て、それでも手心を加えるという心理を活かして笑いを取っていてさすがだと思いました。バットひん曲がり事件を考えると、やはり裏技があるのかもしれませんね。

    アンドロイドたちはキノコ頭に眉を整えた今風の格好、ネジ式アンドロイドはネジの大きさが絶妙で可愛く、金属製のロボットは実に旧式のロボットらしい佇まいで素晴らしかったです。

    研究者の好みや劣等感が反映する貧乳ネタも面白かったです。

    いじめについての、立ち向かう、言葉で主張し続ける、逃げるは、どれも正しく、あれで良かったのだと思いました。
  • 満足度★★

    頑張ってはいたように思えたが・・・
    自分には合わなかったなぁと思えた90分

    ヒネリが感じられなかったし、あまし心に響くトコもなかったです。

    ネタバレBOX

    廃墟となった建物のある島の地下(?)秘密施設でアンドロイドの製造運用実験が行われているらしく、そこに開発者の一人息子が父親の奥さんとの騒動が元で3日間預けられ、そこにいたアンドロイド達と過ごし、博士の研究成果を持ち出そうとしたスパイというか裏切り者との騒動を通じて成長したという話でした。 

    夜間に充電を済ませておけと言われつつも、ネットに上がったスポコンボクシングアニメに興じるアンドロイド達のキャラクターがロボットらしくなく笑えるんだが、チグハグ感を覚えたです。ゼンマイ式の女性型アンドロイドの螺子も背中に生えてて分かり易いのだが、自分的には「神秘の世界エルハザート」゙のゼンマイの鬼神の方がイメージは良いです。はたまた先の「戦隊モノ」の”悲しみのセンキ”さんみたく折りたたみ式の方が現実的だよなぁとか思えたデス。ノートPC見てるアンドロイド達ですが、ロボットならケーブル銜えるとか耳にでも挿すとかして欲しかったなぁ(某メイドさんはプリンターのケーブル耳に挿して脳内映像プリントアウトしたりしてたしなぁ(^^) という何か自分的には、いまいちな設定での物語の進行が甘く感じたんです。 少年の夏の日の経験での成長物語は様々な話があり、上手に良いトコ取りするだけでも物語が深くなったりするのに、お笑い系コント集に終始した感じを受けました。まぁ粗筋に突っ込ではいけないらしい(^^)ので、いいのかなぁ・・・これで。

    舞台セットは廃墟風な感じ、ほぼ満席でした。
    開演時間は5分遅れ。

  • 満足度★★★

    可愛らしい劇団さん、
    孤島の研究所なんて怪しい場所で
    ゆる~いヒューマノイド達が、元気な子供と過ごす3日間の夏休み。
    終盤はなかなかハラハラさせる展開もあり、
    優しいいいお話でしたね、女優さんも可愛い方ばかり
    なぜか同じ髪型の役者さん(ロボ)ですが個性がある暴走ぶり
    初心者さんの観劇にはいい感じだと思いますよ

  • 満足度★★★★

    有名税?
     ねじまき島は、天才科学者、川原博士の秘密研究所。様々なタイプのアンドロイドを試作している。無論、公になれば、軍事技術に最初に利用されることは目に見えているから、博士は、無人島になったこの島の廃墟の地下に研究施設を作って研究を続けているのである。(追記2014.9.18)

    ネタバレBOX

     まあ、本当にリアルなレベルで秘密研究をしようとしたら、インターネットをアンドロイド達が、スパイ機能防止の所作も見せずに使って居ること自体、甘っちょろくて話にならないが、まあ、御愛嬌である。何故なら、話の本筋は別にあるからである。その本筋とは? 
     初めて、島を旬日に亘って離れた博士は、周囲から研究と結婚した、と思われる程の堅物だが、実際には、結婚しており、子供まで居た。博士が島へ戻る予定日の3日前、その
    子供が、守役のネネと共に、島へやってきた。
     ネネの前では、猫を被っているこの餓鬼、頗る性質が悪い。アンドロイド性質が反抗しようとすると、前に自分のお守をしていたアンドロイドは自分に逆らった為、父に良いつけたら、ルンバにされてしまったなどと嘘をつくので、それが、嘘だと分かる迄アンドロイド性質はこの餓鬼に散々苛められた。然し、彼自身が学校で苛められている事実が判明し、アンドロイド達は、其々の方法で対応策を教える。其々の方法は個別矛盾したりしているのだが、根底にあるものは、同じであった。即ちOne for all, all for one.そして、アンドロイド達が、苛めっ子対策として教えたのは、闘うこと、非暴力だが主張を曲げないこと、そして逃げることであった。考えてみれば、この他に苛めを避ける方法は無いのではなかろうか? このような問いは、主人公の子供に投げられることにより、実際には観客に投げられていると考えたい。何れを選ぶかは、観客に委ねられているのであるが、このような問い掛けを行っている点は見逃せない。
  • 満足度★★★★

    楽しかった!
    フライヤーの説明を読むと、サバイバル若しくはホラーものかと思ったが、ゆる~いハートフルパンチが、優しく身体を包むように効いてくるような公演だった。
    また舞台セットは、孤島にある建物内の雰囲気を作り込んでいた。
    本公演は、東京・下北沢と九州・福岡の二都市で公演するという。

    ネタバレBOX

    ハートフルだが、登場人物は、ほとんどがアンドロイドだから血が通うわけではないが、なぜか人間以上に人間らしい。わずか三日間の夏休みの話だが刺激的な思い出になる出来事…その体験を通して人との付き合いを学ぶ人間少年。人型アンドロイドが登場するが、とても未来とは思えない。
    些細なことはあるが、公演全体から観客に楽しんでもらう、そんな姿勢が貫かれているようで好感が持てた。
    近々は、福岡公演を頑張って欲しい。また、次回の東京・下北沢公演も決まっているとのこと。今後の公演にも期待しております。

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