満足度★★★★
最終日観劇
都市山間部集落で暮らす人々、パソコンが家電に浸透する頃の話。
環境変化に土地を去る人、残る人。身の丈にあった台詞とおバカな会話のオジさん達。苦難と幸せの形は人それぞれ、模索しながら誰しも一番良い時の事は忘れず覚えてて、それを糧に前向きに人生は続く。
達者な役者さんたちの良い感じに肩の力抜いたその普通さに魅了され、何も特別な人は出てこない、けれど、その定番さが活きている中年の青春話というような舞台で今回も面白かった。細かい所まで作り込んだセットも素敵だった。前回は犬、今回の隠れ主役は猿‼︎ 約2時間。
満足度★★★★
楽天的な世界観は相変わらず
私にとって2回目のHOBO。
主要キャストではこいけけいこが最年少という、平均年齢の高い座組は相変わらず。
この座組だから成立する、落ちついた大人のコメディを全身の力を抜いて楽しみました。
とはいえまったりしているばかりではなく所々にドタバタシーンが入るところや、ヒッピー思想に支えられた楽天主義が劇世界の基調を成しているのも相変わらずで、前作同様、観ているうちにいくぶん気持ちが楽に。
とても良い、心の換気ができました。
有川マコト演じる、胡散臭いダメ男が可笑しかった。
満足度★★★★
劇団HOBOお得意の田舎の群像劇
舞台はいい意味で、タイトルを裏切っていましたが、劇団HOBOお得意の田舎を舞台にした、変な人たちばかりがたくさん集まってくる愉快な群像劇でした。