448の女 公演情報 448の女」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-7件 / 7件中
  • 満足度★★★★

    4時48分
    夜と朝の間の時間、初めての劇場で夢か現かそんなことを感じた空間(時間)でした。

  • 音響
    開演前の音響に
    もう終わっていいんだ…なんだか安心する…真っ白な光の中で、心地いいな…という感情が流れ込んでくるようでした。

    ネタバレBOX

    でも死は黒として描かれていましたね。銃口を向けられた後の暗転の演出が面白かったです!

    女性の心のコラージュみたいな作品として観るならとても雰囲気が良かったのですが、
    物語としてみるとちょっと物足りないかもです。日記の持ち主は実在するの?実在しないなら狂気と理性の境目をもっとみせてもらいたかった。
    心の中に入ってくる男友達が友達以上恋人未満な色気?エロス?があって、主人公の20代半ば?の女性像をリアルに感じました。
  • 満足度★★★★

    4時48分。
    彼女が実際どうだったのか明確に描かれていませんでしたが、
    それがよかったと思います。

    照明がとてもよかったです。
    カーテンの使い方も面白かったです。
    女性陣は舞台上にいっぱなしだったわけですよね。

    不勉強でわかりませんでしがた、引用されていたのはサラ・ケインの言葉だったのでしょうか。


    この先4時48分に目覚めることがあったら、この作品を観たことを思い出すことになりそうです。

  • 満足度★★★★

    楽しめました
    ちょっとサイコパスでミステリアスな話だけど、セットや衣装の雰囲気も加わって、なんとなく爽やかな印象。主人公は多重人格で脳内会話劇をやっているのでしょうか。意味不明で、内容がよくわからないところもありましたが、堀さんのイメージに合っていて、なかなかに楽しめました。

  • 満足度★★★★

    時と所の生まれる前
     4時48分に目覚めてしまう女。たった一人目覚めている時の寂しさを、宇宙の始原レベルの寂謬と感じてしまう女性という存在の紡ぐ詩的時空間。
     物理的に、時空は、宇宙が膨張しているから生じる性質だ。従ってビックバン以前には、時間、空間はない。この現代物理が捉えた最新物理理論を感覚的に捉え、得体の知れない表象として昇華している点に詩がある。ラストシーンは、その象徴だろう。素敵なテイストの作品だ。

  • 満足度★★★

    よかった
    熱演だった。女性のドラマだったな。

  • 満足度★★★★★

    無題1084(14-122)
    19:00の回(晴)。18:15会場着、初めての会場で住宅街の中、早めに移動したところメールでいただいた(写真)の案内の通りに来たらすいすいと着いてしまいました。18:30受付(整理番号あり)、外で整列、18:40開場、SE鳥の声、せせらぎ。

    白いカーテンで仕切られた舞台、上手に姿見(白)。

    「原作サラ・ケイン」なので観に来ました。松永さんは「道成寺(2014/3@青の奇蹟)」、永島さんは「かっぽれ!」、堀さんは「アクアリウム」...(もちろん「DULL-COLORED POP」の「心が目を覚ます瞬間(2009)」は観ていないのです...)。

    18:54前説、19:01(遅れているお客さん待ち)、19:04風の音、開演~20:24終演。終演後台本を購入すると...448円でした。

    実のところ「4.48サイコシス」がどんな内容だったかほとんど憶えていません。
    初めて見たのは相当短縮したものだったようで、2回目は演出は面白かったものの肝心の内容は「?」でした。ところが、どうしても気になる作家で、どこかで公演があれば観に行こうと思っていました。なので「原作」をどうアレンジしたのか分かりませんが、なかなか面白く観劇できました。

    主人公と男4、女3はどのような時間を共有しているのか、はっきりとは示されませんが、すべてが自身の内側で起こって(創造して)いることなのか/そうではないのか。どこから現れたのか、「日記」が周囲をゆっくりと動かしているようにみえ、徐々に歪んでゆく精神空間は448に向かってゆくのでしょうか。

    ※5/15~18、中野テルプシコールで「4時48分サイコシス」が上演されます。

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