満足度★★★★
実際の
蟻の世界のほうがシンプルなんでしょうね!?足場を使った蟻の巣のセット、動きは大変そうでしたが雰囲気はでていました。バルサミコ女王役の怪演が印象に残りました
満足度★★★★
深い話なんでしょうね
初見の劇団である。そして本公演の第一印象は、コメディかシリアスなのか不思議な感じであった。内容は真面目、その演出は底抜けにポップである(特定の役者の演技が突き抜けていた)。そこまでの演出と演技が必要だったのか。プロットがもう少し凝らしてあると違った印象になったかもしれない。表層的な面白さだけではもったいない。
蟻の生態を通して狭い社会の権力闘争、しかしそれをも凌駕する外界のチカラ、自然の摂理は時に無常であるが、そこにある”生”はどんな生き物でも尊い…なんて観念的なことをあえて強調する必要はないだろう。
しかし、芝居であったとしても、そこに”少しの主張”が見えてもよいだろう。”生態・社会の深淵、外圧そして希望”を大上段ではなく、そっと垣間見えれば満足だ。それもポップ調であれば明るく楽しい。個人的には足を運んで観る果実がそんなに大きくなくても、いっときを楽しませてもらえれば嬉しい(失礼な言い方かも…)。それがこの劇団の特長であれば尚更のこと。
蟻地獄ならぬ蟻天国のように「タッタタ組合」の芝居から抜け出せないという、心配と期待を込めて…応援しております。
満足度★★★★
ちびっこウェルカム。
観た回は通常回だったのですが、
ちびっこウェルカムステージも観てみたかったです。
子供たちがどんな反応をしてるのか。
この作品を観た後は蟻への気持ちが変わる子もいるんでしょうね。
満足度★★★★★
素晴らしかった。
良くできた物語で、小気味のいいテンポがあり、舞台慣れした腕のある役者達が演じていた。
あっという間に時間が過ぎ、何度も笑わされた。
満足度★★★★
ひたすら面白い
大人も子供も、深く考えずにひたすら楽しめる、そんなお話でした。衣装やセットも凝っていて、小さなお子さんも喜んでいたようです。戦闘シーンが、非常に印象的かつユニークだったのが、とても気に入りました。
満足度★★★★
「空想する力」を狂演とともにテーゼする小さな役者たち
「蟻」の生態系を、政治劇だったり、恋愛劇であったり、コメディであったり、純粋な観察記であったり、ミュージカルであったり、実に豊富なバリエーションで舞台化してくれる一大テーマパークだった。
私はタッタタ探検組合が『蟻の女王』上演する その情報から、「こんな感じかな…」という予測があった。
セットは洞窟のような、薄暗い黄土色で、蟻のコスチュームを着用したおじさん、おばさん達が4本の脚を動かすのだろうなと。映画作品でいえば『センター・オブ・ジ・アース』(ディズニー・ピクチャー)のミニチュア版である。
実際どうだったか。
黄土色のカラーは そのままだったが、立体的に、重層的に「巣窟」をイメージする舞台・美術セットであった。
感想を要約しておこう。それは一言「 やられました!」である。
満足度★★★★★
タッタタならでは!
こういう芝居はタッタタ以外観ることができません。
脚本、演出、舞台セット、衣装、照明どれをとっても見事です。
蟻の世界の争いも人間のそれと似ていますが、その争いなんて小さなものと思わせるエンディングは素晴らしい結末でした。
満足度★★★★★
我らの狂気を生き延びる術
並々ならぬ努力の結果を、いつも新しさとして見せてくれるタッタタ探検組合。今回は、先ず、JFKの名演説は如何にしてヒトラーの演説にすり変わるか、を示してくれた。(とりあえずの追記2014.5.17)