熱海殺人事件 Battle Royal 公演情報 熱海殺人事件 Battle Royal」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 5.0
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  • 満足度★★★★★

    そして馬場バージョン
    昨年史上最年少で見事に木村伝兵衛を演じきった馬場徹、つかこうへいの最後の愛弟子と呼ばれるだけのことはある。今年も見せて貰いました。満足です。爆弾の久保田創、本当にいい役者なのだが、グダグダが長過ぎるよ!初めて熱海を観る人は何処から何処までが本編か分からなくなってしまうのではと思いました。
    カーテンコールの予告編、AKTの松本と高野、とても良かった。特にストリッパー物語火の鳥伝説篇、これは本当に再演して貰いたいものです。

  • 満足度★★★★★

    とにかく熱い!
    全編、舞台から客席に向かって、弾丸がエンドレスに打ち続けられているような膨大な台詞の量とスピード。
    とにかく、熱い!
    この作品は決して喜劇などではなく、それらしい体をとっているだけ。
    笑いの中から問いかけてくるものは、「人が人を見下すこと」という傲慢で残酷な理不尽さ。
    「それでいいのか?」「本当にそれでいいのか?言葉にさえしなければ、面と向かって発しなければいいのか?」と。
    誰もが思うところがあるであろう真実をむき出しにして目の前に突きつけられる。
    そして、これは木村伝兵衛部長刑事ではなく、犯人大山金太郎の物語。
    彼を通して、地方、貧困、親からの仕打ち、職業などの格差と差別からくる偏見への怒り、苦しみと悲しみが浮き彫りになっていく。

    ネタバレBOX

    ラスト。木村伝兵衛部長刑事が「火をつけてくれないか?」 熊田留吉刑事が煙草に火をつけ、一服した後。「いい火加減だ!」とポーズをとるシーンにぐっとくる。

    劇中の内輪ネタ。
    柳下さん→牧田さんへ。
    「休憩中にバナナ食べるのはいいけど、食べてる口の中を見せるな!」
    「○○(曲名失念)を弾き語ると女は落とせる!って言ってたよな?ここでやって!」
    牧田さん、本当にお困りのご様子。心が折れそうになりながらギターを弾く真似を少々。
    「いつもギター持ってるわけじゃねぇ~!」と逆切れ。
    お二人共、D-Boysなのになぁ~(笑
  • 満足度★★★★★

    先ずはKENCHIバージョンから
    EXYLEのKENCHIが、木村伝兵衛に挑戦。初めての伝兵衛としては、十分合格点の取れる演技でした。正直なところ馬場バージョンの前にお手並み拝見というつもりで観に行ったのですが、相当な稽古を積んだのだろうと思わせる熱演でした。昨年に続いて二度目のこの公演となった大谷英子さんの水野婦警、本当に適役でした。最初の二回は長谷川京子だったのですが、断然大谷さんの方が良い。最後にばら撒かれたティッシュも大谷さんバージョンのものでした。ラッキー!
    そして本公演のアナウンスにはかかせない久保田創、この回の爆弾を勤めましたが、あれって毎回アドリブなのだそうですね。この人が出ると、一層熱海らしくなります。次はまた日曜日に馬場バージョン、楽しみにしています。

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