期待度♪♪♪♪♪
テンション 高気圧
今、義理と人情は女がやっております、との宣言。文句なく格好いい。こういうテンションはつかこうへいが生きていたら、喜んだのではないだろうか? 少なくともつかが口立てをして役者から引き出そうとしたものの片鱗はありそうだ。期待している。
期待度♪♪♪♪♪
あえて空中分解すれば、「火の玉」になる
劇団EOEが半年近く充電することは異例中の異例だ。
この劇団、旗揚げから4年間で20回の公演を行ってきた。「演劇界の阿久悠」と呼ばれる そのスタミナは、U23世代を中心とするメンバーに依るところが大きい。昨年加入したティーンズも「下からの火」を加熱中だ。
突然、彼らが掲げたのが「3年後の紀伊国屋シアター」という目標だった。
この目標については、「キャパを埋められるのか?」と一部厳しい声。
「躍進」に追い討ちをかけたのがメンバー集団離脱だろう。新人3名等が辞めたのは、『炎の女王』公演終了直後だった。某党党首は「うちは純化路線だ」と語ったものの、劇団EOEも同じく空中分解の感は拭い得ない。
むしろ、逆噴射式「躍進」を図った答えこそ今回の『売春捜査官』か。そういえば、前回公演(売春捜査官)の平澤有彩 を拝見したところ、「つかこうへいのDNA」を読み取れる迫真の演技だった。「現代社会をえぐる」狂気である。
衣装を捨て、舞台装置を捨て、劇団員を捨てたからこそ、新たな劇団EOEの姿をみることも可能なはず。だから、小型衛星機はやぶさがオーストラリアの砂漠へ墜落する際、空中分解しながら放った その「光」を期待したい。
きっと、汗を吹かせ、蛍光灯に反射した虹色が 待ってる。
期待度♪♪♪♪♪
嬉しいのだが、気を揉ませる企画
EOE恒例となったファン感謝デー、入場料無料のこの企画、実に嬉しいのだが、行けるかどうかは抽選結果を待たなければ分からない。そういう意味では実に気を揉ませる企画である。看板女優へのお手紙を書けば、抽選もダブルチャンスとなるらしい。何としても招待券をゲットせねばならない。現在当劇団は劇団員三名、全て女性。どうやって男三人、女一人の売春捜査官を演るのかは、今から楽しみなところだ。きっとまたウルトラCが待っているんだろうな。