WEEKLY MANSION 公演情報 WEEKLY MANSION」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
1-10件 / 10件中
  • 満足度★★★

    オアトガヨロシイヨウデ・・・
    アマリニシリアスナナイヨウナノデ、キタクシテカラモ、カナリ、アトヒキマス....期限付きのweekly mansionって希望への旅立ちの前には不可欠な場所なのかもしれません・・・ね。巣立ちの季節にピッタリなストーリーでした。

  • 満足度★★★★

    タイトル
    ウィクリーマンションというよりはシェアハウスのほうがしっくりくる内容でした。説明にあるのはエピローグ的なもので、そのシェアハウスに住む人々が色々と絡み合う群像劇、なかなか面白く観させてもらいました!

    ネタバレBOX

    主人公の姉の亡くなった部分がもう少しクリアになって欲しかったです。
  • 満足度★★★★

    姉弟愛
     スキゾVSサルトル的実存。

    ネタバレBOX

    サルの初体験は中学卒業式の日、皆の前でやらされた。女の子の胸は柔らかで中は温かく、入ると直ぐに果てて、皆から笑われた。帰宅して泣いた。姉ヒロに事情を話した。姉はサルを受け入れ、それからは、姉の部屋で起きることも多くなった。然し、ヒロは彼ができたと言って部屋に入れてくれなくなり、やがて同棲すると言って出て行った。サルは、高校卒業後、専門学校へ通っていたが、中退。部屋に引き籠って映画ばかり観るようになった。ヒロは会ってくれなくなっていたが、弟のことを気に掛けていなかった訳では無く、気にする余り、家を出たのであった。噂を聞いて、友人を通じ、シェアハウスに入居することを勧めた。サルは、姉の友人の勧めというので、入居を決めた。
    シェアハウスの住人は、高校生で売りをやっているミユ、韓国人で矢鱈に諺が好きなカイ、一番の古カブで世話好きのマサ、婚約破棄経験のあるハル他メリ、トシ等、同じ屋根の下で暮らすことになった。然し、サルは、姉とのことが、こびりついていて、総てから逃げていた。だが、幻視に現れる姉から、総てを他人の所為にするのではなく、自分自身の人生を選んで行くように諭される。
    売りをやっていたミユは、妊娠検査薬で陽性が出た。父親が誰かも分からない。彼女がこんな生活を選択した背景には、母親との微妙な関係があった。母は、ミユを身籠った後、父に棄てられ、シングルマザーとして彼女を産んだ後も男関係は絶えず、娘の前で新しい恋人とセックスするような女だった。思春期のミユは、このような状況でアイデンティティに齟齬を生じてしまった。母に捨てられるという不安も過ったようである。そこで、簡単に金を稼げる売りに走った。
     婚約を解消したハルは、子を産めない体であることを婚約後に知り、彼が子供好きで、彼の両親も孫の顔を見たがるであろうことを実現できないとして、彼に理由も告げず、婚約を解消したのであった。
     だが、それぞれが、それぞれの新たな生き方を見付けて旅立ってゆく。残ったのは、サルとマサだったが、マサは皆が頼りにしてくれたことを頼りに生きてゆくし、サルも己のスタンスを知り、自死を遂げたヒロの墓に参ろうと考えるに至る。
  • 満足度★★★★

    ウィークリーマンションではありませんが
    案内文にあった事態の後に、さらに衝撃の事実があったとは。

    ネタバレBOX

    中学校の卒業式の日に無理やり童貞を喪失させられた事態の後、悪い記憶を上書きしてあげようと考えたお姉さんの善意からというにはあまりにも衝撃的なもう一つの事態が発生していました。そんな二人の関係がそれ以後も続き、他人との交流が上手く行かなくなった青年と、彼が入居したシェアハウスの住人たちが、次のステップに至るまでを描いた青春群像劇。

    お姉さんの元恋人が自身の運営するシェアハウスに青年を入居させたという事実は、亡くなったお姉さんが弟の立ち直りを恋人に託し、恋人が意を汲んだことが窺えます。

    お姉さんが恋人を作って家を出た後は、妄想の中のお姉さんとしか会話していなかった青年も、シェアハウスの住人との交流で少しずつ変わっていったようですが、あまりこの部分は描かれておらず変化の過程は良く分かりませんでした。

    住人たちの中では、友近さん似の人は歌が上手くて、でもいきなりの歌には唐突感がありました。女子高生は可愛かったです。
  • 満足度★★★

    主人公の入居理由は秘密!
    気の置けない人たちばかりなら、シェアハウス良いですが、
    人間知られたくないこともあるでしょう。
    人恋しく寂しいのは理解できますが・・・
    主人公がそのハウスに入居した理由は住人たちには話してないでしょう!
    それでも、面白かったです。

  • 満足度★★★

    「漸進的横滑り」
    ロブ=グリエの、あれは映画なんですかね?『快楽の漸進的横滑り』というのを思い出しました。いえ、映画は見てないんですけどね。「漸進的横滑り」ってのが、キーワードとして連想されましてね。
    ええと、そう、物語が横滑りしてたかなあと。
    芝居なんだから、横滑りしようが縦滑りしようが、まったく問題ないんですけどね。でもどうせならもっと大胆に横滑りしてたらよかったのに。
    ごめんなさい。自分でも何言ってるのかわかってないです。はは。

    ネタバレBOX

    いろいろ面倒くさい人たちが登場して、いろいろ面倒くさいことになってました。あれですよね、自分でやりたいことがわかんねーよって言う人がいちばん面倒ですね。
    それは置いといて。

    そういう面倒くさい人たちが、面倒くさいトラブルに巻き込まれて、面倒くさいことになって、その後、なんとかしようともがいてすったもんだするところを演技で見せるのが芝居だと思うんですが、そういういちばんおいしい部分を台詞や説明なんかで済ますのは、いかがなものかなあと。もったいないんじゃないのかなあと。あれ?そういう部分、ありましたよね?なかったかな?ん?
  • 満足度★★★★

    よかったです
    いわゆるウィークリーマンションじゃなくて、シェアハウスのことだったんですね。出会いと別れと再生の仮の住み家、なかなかによい話でした。

  • 満足度★★★★

    シェアハウス
    近い将来、自宅に空き部屋が出来たらシェアハウスやろうかなあって思っていたところでした。変わるものと変わらないものとの対比が印象的。

  • 満足度★★★

    盛り上がりが…
    シェアハウスの住人の日常生活を切り取り、それをシリアスとコミカルを融合させたような演出の作品。ストーリーは、住人ごとのエピソードを表面的に連続させているようで、平凡な展開になっていた。モチーフは、愛情の形(親子、姉弟、仲間)を描いているのだろうが、流れが今一つなため、伝わらない。一つ一つのエピソードはありふれている(それだけリアリティがある)が深堀すれば面白いと思う。それらを関連付けて、見せ場を作ってほしかった。
    演技は、ある程度キャラクター設定が確かで魅せてもらった。

  • 満足度★★★★★

    感動と笑い
    シリアスな内容と面白さが融合し、とても楽しく観させていただきました。
    物語の綿密さと演技力が圧倒的でとても素晴らしいとおもいました。
    アッという間に時間が経ち、もっともっと観ていたかったです。
    また、何度観ても楽しめる作品だとおもいました。
    役者さんの演技もとっても素晴らしく、周りにも是非勧めたいとおもいました。
    これからもがんばってください。

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