あの世界 公演情報 あの世界」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-6件 / 6件中
  • スキです、桜井作品。
    フライヤーに惹かれて、ついつい行ってしまいました。プロレスネタで、どんどん引っ張る!後ろは見ない感じでバリバリ突っ走って欲しいです。
    堀さん、最近、売れっ子の様子でうれしいです!

  • 満足度★★★★

    ジョバー
    面白い。75分。

    ネタバレBOX

    前座ばっかだけど隠れた実力をもっているとささやかれる有川と現チャンプのガチな一戦を控えた控え室。かつてのタッグパートナー櫻井はガチ試合のチャンスを説くが、意中の女・飛鳥へ貢ぐため「プロレス」をしようとする有川が言い争いとなる。どうしたらいいかわからなくなった有川は、櫻井の想いを胸に流れで対応しようとリングに向かう…。

    プロレスは全く知らないけど、熱気がムンムンする舞台。サラリーマンな有川とプロレスへの想いを捨てきれない櫻井の期待、金がすべてと表面上はドライな飛鳥、櫻井と有川のファンでプロレスの勝負に一抹の疑問を抱えるプロレス記者・堀、4者の想いが妙な色合いで渦巻く作品。
    芸達者な役者でワンシチュエーションながら起伏に富んだ舞台だった。有川にガチをさせようと頑張る櫻井に、有川が安全地帯から言ってると責めるシーンが好き。あと、当初はプライドが~って言ってた有川が後悔するシーンも。「夢」や「チャンス」ってキラキラしたフレーズと似つかわないジメジメした感触に、人生訓らしきものが見え隠れしてた。

    後藤飛鳥の「ター」がかわいい。
  • 満足度★★★★

    笑った
    深く考えないで笑わせてもらいました。
    有川さん、堀さんもいい味出してた。
    くだらなくて面白いです

  • 満足度★★★★

    伺いました。
    ☆3.5

  • 満足度★★★★★

    渾身の罵詈雑言
    久々に強烈なやつをくらって、くらくらしながら笑った。
    罵詈雑言はこうでなくっちゃ。
    追い詰められた人間の本音がある、そして
    罵詈雑言を浴びせながらその相手を心底愛している。
    こんな罵詈雑言が書けるのは櫻井智也だけだ。
    設定、台詞、キャラ、役者、全てがリング、じゃなくて舞台に結集した充実のカード。

    ネタバレBOX

    プロレスファンの熱気が押し寄せる後楽園ホールの控室。
    地味な中年プロレスラー有川(有川マコト)は、これから始まる試合で
    “プロレス”をするつもりでいる。
    だが敵はどうやら“ガチ”で来るらしい。
    かつて有川とタッグを組み、膝を壊して引退していた櫻井(櫻井智也)は、
    実家の駄菓子屋の手伝いを放り出してこの2ヶ月間トレーニング指南をして来た。
    現状維持、安全なプロレスでこの場を凌ぎ、
    飲み屋の女アニータ(後藤飛鳥)に金を貢ぎたい有川。
    ちょっとしょぼいがいまだ現役の有川に夢を託し、
    ファンの期待を裏切らないガチ試合をして欲しい櫻井。
    ここへ来て全く意見の合わない二人は、取材に来たプロレス記者(堀靖明)や
    アニータを巻き込みながら、試合直前の控室で怒涛のバトルを繰り広げる…。

    この作品のキモ、血管切れそうな罵詈雑言は、究極の“価値観のぶつかり合い”である。
    二人の価値観は櫻井の引退を機にどんどん離れて行き、今ではだいぶ距離がある。
    ケガしないようにしてアニータと旅行に行きたい有川の守りの姿勢も共感を呼ぶし
    危険なガチ試合にもし勝てたら、この先の人生が大きく変わると期待する櫻井にも
    (たとえそれが引退した櫻井の夢を託す身勝手なものであっても)共感する。
    これだけ力の入った会話を聞きながら全く疲労を感じないのは、ひとえに
    二人の罵詈雑言が放つ鬱屈や卑屈、自己嫌悪、言い訳に“普遍性”があるからだ。
    観ている私の感情が1時間15分ずっと舞台から乖離することがない。

    この会話に取材記者堀靖明がレフェリーのように割って入るのがまた可笑しい。
    終盤、有川と櫻井がタッグを組んでいた頃の試合を記者が再現する場面、
    相変わらず熱いが滑舌の良い堀さんの実況中継は、プロレスへの愛に満ちている。
    作・演出との相性の良さを感じさせて素晴らしい。
    二人の罵詈雑言を固唾を飲んで見守る台詞の無い時間も、この人は上手い。

    見た目日本人、実はチリ人のアニータを演じた後藤飛鳥さん、
    天然の“拝金主義”ぶりもはまっていて、その突出してクールな価値観が効果的。
    “それ言っちゃう…”的な本音をえぐってしまうしたたかな女が可愛かった。

    “のちに「今年最もエキサイティングな試合」と呼ばれることになる試合”が
    このあと始まると言うことは、ガチで行ったんだろう、そうだろう有川?!
    そう、人生はガチなのよ。
    ラスト、肩で風切って控室を出て行く男3人とほとんど同じ気持ちで
    私もOFF OFFシアターを出たのであった。


  • 満足度★★★★

    ガチだった
    有川さんのレスリング出身という設定にほのかなリアリティを感じた(笑)
    飛鳥ちゃん、次のMCRにも出るそうだ。
    どうなってるんだ!つきあってんのか?
    お兄ちゃんは許さないぞ!

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