心の中、翼ひろげて 公演情報 心の中、翼ひろげて」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.4
1-20件 / 32件中
  • 満足度★★

    マチネ
    色々言いたいことはあるが、結局これは何??ってコトですね。
    問題提起なのか、コミックなのか、シリアスなのか、捉えにくい。次のも展開しにくいのでも展開しにくいのでは?と思いつつ帰りラーメン食べてました。。

  • 満足度★★★

    描ききれてないかな
    ラブストーリーかと言われるとちょっと微妙だな。個人的にはどうしても妹の話を中心に進んでるように感じてしまう。またサブエピソードも若干描き切れてない感もあったかな。描きにくい題材を選んでた部分は評価は出来るが、もっと深堀してもよかったかな。

  • 満足度★★

    ・・・
    チケプレで鑑賞しました。テーマとしているものは興味深いのですが、演出・お芝居が残念だったなという印象です。名賀谷さん、素敵でした。

  • 興味深く観ました
    社会的な暗部にスポットを当てた意欲作で、興味深く観させてもらいました。身体的な障害を抱えた人が入居(あるいはデイサービス?)する施設で繰り広げられる人間模様。ここではすべてのことに対して介助がなされ、性処理についても例外ではなく行われます。その方法は職員の判断に任されています。「口でして…」という台詞や「職員にはコンドームが渡されています…」という台詞もあり、刺激的な作品です。そこに渦巻く『欲望』『羨望』『嫉妬』『恋愛』『結婚』『妊娠』という愛憎。性的な描写や、障害を抱えた役の方の演技が過剰になれば『大人計画』的になり、嫌悪感を抱かれる可能性も出てきますが、演出はカラッとしていて明るく仕上げられていました。設定はセクシャルなものですが、物語の中心は『慈しみ』にあったように思います。婚約者から身を隠すようにしてこの施設に飛び込んだ見習い職員の女性は、子宮筋腫で子どもを授かることができません。その彼女を探しに来た年下の婚約者。この二人の葛藤が浮かび上がる作品後半から、登場人物が生き生きと立ち上がってきます。この女性を演じた赤崎貴子さんの熱演が光りました。彼女の葛藤と涙には、聴衆を惹きつける魅力が充分に備わっていたと思います。また、舞台の奥行きが広く取られていたのが良かったです。これで、この施設を舞台に選んだことが強く打ち出されるような展開や描写があったならもっと面白かったかもしれません。あるいは、この施設そのものに関わるものや性介助を中心につくった物語でも興味深いものになると思います。逆に出産の叶わなくなった女性の物語は、この施設ではないところで展開しても充分に見応えがあると思うのです。きっとまた勇気を持って人間の機微を抉り、素敵な作品を提供してくれる劇団だと感じました。今後の活躍が楽しみです。

  • 満足度★★★★★

    チケットプレゼントにて観賞
    重いテーマで現実にこれから向き合っていかなければならないリアルな問題だと認識しました!断片的でわかりずらい箇所も残りますがチラシの文言がしみじみと伝わってきます。お兄さん役の柘植裕士さんの存在感が圧倒的!出演者の力量にばらつきがあったので☆4.5

  • 満足度★★

    前2作とはちょっと違う
    説明にあるとおりだが、少し違う方向に進んでいるのは成功とはいえないと思う。
    このての話しは、観ているほうを乗せられればいいが、そうでないとしらけてしまう。

    次回作に期待

  • 満足度★★★

    微妙なアンバランス
    かなりハードな会話が、健康的な舞台の上から聞こえてくる。皆さん仰るとおり、イメージがかなり飛んでしまった舞台。生々しいことを話しているのにどうもそれが感じられず、どこまでも健康的な雰囲気。せっかくのテーマならもっともっと食い込んで、生々しいドロドロしたものを一点でいいから、感じさせて欲しかった。(あえてなのかも知れないが)微妙なアンバランスさのある舞台。こういう内容で綺麗ごとだけで終るのはどうかと思う。どうも起承転結の“起・結”がカットされてしまったような・・・うまく収まったようで、すっきりとは行かない終り方だったのではないかと思う。

  • 満足度★★★★

    予想通り?
    フライヤーからは想像のつかない物語でした。。。
    考えさせられる(悩まされる?)テーマであり、見応えもありました。
    とてもストレートに描かれていたせいか、不快には感じなかったし。
    どちらにも偏ることなく中立的な立場で描かれていたように思う。

    とは言え、このテーマに関しては正直コメントし辛い。。。

    ネタバレBOX

    ”自由平等な社会”のいきつくところとは…?

    あまり言及してしまうと地雷を踏んでしまいそうなので、これ以上は言わないでおこう…。
  • 満足度★★★

    もう少し深堀して
    公演全体としては、優しく丁寧な作り方だ。テーマも重いが、現実問題として存在するのだろう。ただし、描かれた行為を施設において実際行っているのかは知らない。それだけに驚いた。
    ストーリー展開の中で、施設職員の女性と入居者男性2名の三角関係?における場面はもう少し追求、深堀してほしかった。女性の内なる葛藤、男性のストレートな性欲と感情…まさにそこからテーマの重要性が見えてくると思われる。もっとも、そこは描ききらずに観客の判断に任せるという演出かもしれないが、一観客としては少し消化不良である。

  • 満足度★★★

    う~ん、難しい問題だ
    こんな内容とは意外である。障がい者の性欲介助は最近知られるようになった話であるが、ここまで芝居に取り入れたのを観たのは初めて。説明不足なのか、これでは福祉の名をかたった管理売春にしか思えず(それにしては妊娠させるなんてきわめてずさんであるが)、ラブストーリーだけにかなりの違和感を覚えました。ただし難しい問題に切り込んだ原田氏のチャレンジ精神には感服します。

  • 満足度★★★

    半々
    難しい問題にチャレンジした作品だと思いました。それ故に、好き嫌いが分かれると思いました(私は、半々という感じ)。子供を産む事が出来ない女性と婚約者の相手を思いやるシーンは涙が出そうになりました。が、性介助については、施設の責任者の考え方・働く人の意識が、介助ではなく風俗という印象でした。どうかな?と思える所もありましたが、考えさせられる事も沢山あった舞台でした。

  • 満足度★★★★★

    釘付け
    爽やかな恋愛ものだと思ってたら見事なカウンターパンチ。非常に繊細で埋もれている問題を掘り起こし終始張りつめた中での展開。観劇後グッタリした。気持ちいい疲労感。

  • 満足度★★★★

    難しい
    難しいテーマでしたね!現実に起こっていることだと思います。正直この作品は好む好まないにはっきりと分かれるような気がします。自分的にはとてもリアルな作品でよかったと思います。

  • 満足度★★★

    う~ん
    取扱い辛い問題に真っ向から挑んだ姿勢は讃えたい。あまり触れたがらない問題だからこそ,知ってもらいたいような気もする。だからこそ,じゃぁ,どう考えてるのってところが,モヤモヤになってしまったのかなぁ。残念。一見クレーマーなようなお兄さんの感覚が自分には真っ当に思えてしまうけど・・・。でも,性介護って問題は,どうしても存在すると思うし…。ただ,一つだけ言えることは,タクロウさんの施設の責任者として個々の場面場面での行動は,利用者にとっても,職員にとっても頼りない明確ではない不適切な行動ではなかったかとは思う(ただ,そう云って対処してしまうと芝居にはならないのだが・・・)。

  • 満足度★★★

    テーマは良かった
    泣けるシーンはありましたし、登場人物の心情には共感できるものもありました。
    ただ、設定や背景は未完成で中途半端。扱うテーマがテーマだけに、やや説得力に欠けます。
    結局何を描きたかったのか?何を伝えたかったのか?
    モヤモヤが残る舞台でした。

    ネタバレBOX

    まず、この舞台設定の中での「性介助」の必要性ですが、
    施設の住人は車椅子ではあるものの、両手が自由に動かせるので手淫は自力で行えるだろうということ。
    また、全員若い男性の障害者ばかりなのでまるで擬似恋愛の延長に見え、看護士に奉仕を求めるのは単なる患者の甘えのように映った。
    それに、作中で看護士に「ゴムを使えば100%妊娠出来る」という台詞を言わせているけれど、コンドームは性病を予防するためのもので妊娠を防ぐためのものではない。ちょっと認識が甘いのではないかと思った。
    あと、サトコさんの、好きな人の子供が産めなくなってしまって…からの、この施設で働きだす経緯が全く理解出来なかった。
    この作品が「性介助」ともう一つ、「妊娠」というテーマを語る上で「好きでもない人の子を妊娠するハルカ」の対極として「好きな人の子を産めないサトコ」の存在が必要だったのはわかるとしても、
    子供が産めない⇒じゃあ障害者のヘルス嬢になろう、はやや強引では?
    それまでずっと介護の仕事をやっていて、でも彼氏への義理があって性介助だけは出来なくて…という経緯があるならまだ解る。
    でもそれまで普通の仕事をしていたのを辞めてまで何故???という感じ。
    「子供に囲まれて過ごすあなたの夢、私が全部奪っちゃうんだよ…?」というサトコさんのお芝居には同じ女性として身につまされるものがあり、思わず泣いてしまったけれどそれはそれ、これはこれとして
    「どういう心境でここで働き出したのか」、ってところには全く繋がって来なかったのが何だかなぁというところです。
    ユウコさんとシュンちゃんの結婚にしても、これは一つの愛の形として完成してると思うのですが、ユウコさんが他の人と比べてなぜああも迷いなくこの仕事に従事してるのかもよくわからなかったし、シュンちゃんの最後の「結婚してもここで働いてもらうからな!」は売り言葉に買い言葉だったとしてもウーン…と唸ってしまった。
    やはり「何だかなぁ」という思いが残る。


    あんなに優しそうな所長さん夫婦が、「避妊はしっかりね」などと、堂々と手淫以上のこと(本番行為)を薦めてくるのにも驚いた。
    むしろ、建前だけでも「本番行為は絶対だめよ」と言ってほしかった。どうせ陰では皆やっているのだから、そこは当人同士の判断に任せて黙認しているのでも、全く気付いていないのでもいい。
    施設公認で本番行為を認めている、という設定のせいで
    どうしても所長夫婦が極悪人に見えてしまう。
    所長さんの話に出てきた「車椅子の少年」、もそう。
    唐突に、ある日出会った車椅子の少年が奥さんを笑わせてくれた・・・だからこの施設を作ったんだよ。と言われてもポカーンという感じ。
    車椅子の少年が何をどうして奥さんに笑顔を取り戻させてくれたのか?一切説明なし。
    上記のことを踏まえて、奥さんは「車椅子の男の子」というアイコンに対して特別な感情がある。だから若い女の子たちを使って性的なサービスをさせている。
    所長さんは奥さんが笑っていれば幸せ。障害者にも性介助にも興味なし。
    という「所長さん夫婦が精神的に病んでる」設定であればまだ説得力があるし、「車椅子の少年」というキーワードも活きてくるのではないかと思うのですが…。
    「性介助」はさておき、全体的に土台となる設定に気になる点が多くてあまり深く観れませんでした。
    結局性介助ってなんだったの?という印象。
    必要に駆られてやっている感じも、患者との恋愛感情の末にやっている感じもなく、特に美談にされる要素も無いのにハルカちゃんのお兄さんもなんとなく最終的に受け入れてしまって、全くもって「何だかなぁ」なのだ。

     
    役者さんは、ハルカちゃんのお兄さん役の俳優さんがとても良かった。
    物語のキーパーソンであるから存在感がないといけないのだろうけど、この人の憤りはそのまま見ている側の心情を代弁してくれているものであったので、セリフには凄みがあり言葉の一つ一つも心から湧いてくるように発せられていてとても良かった。
    サトコさん役の女優さん、あとアキヒト君役の俳優さんも雰囲気があり、とても良かった。
    あとは「台本のとおりにセリフを言っているだけ」に聞こえる演者さんも多く、お芝居としてはやや物足りなかった印象です。
    感情の昂ぶりが声の音量だけで調節されていたりと。
    これはお芝居で、脚本もあるから自分のセリフの後に相手が何を言うか予めわかってるわけです。わかってるからこそ相手のセリフを受けてから、心が動く「間」もなく次のセリフが出てきてしまう。結果、本来はそこにあるはずの感情の揺れ動きが無くなってしまうので、セリフの押収が単なる「作業」みたいに見えてしまうシーンもありました。


    テーマは良かっただけに作りこみの甘さが目立つ作品でした。
  • 満足度★★★

    観劇の感想です。
    最前列で観させて頂きました.さわやかな感じのチラシからは想像しにくい内容のお話でした.雑誌では昔読んだことがあるのですが,実際にお芝居で観るとは思わなかったので少しびっくりしました.

    ネタバレBOX

    空気人形が実際はどんな人に役に立っているかとか、そういうことを本で知ったときに衝撃を受けたことを憶えています.でも実際にこういう施設はあるのでしょうか?まだ???です。役者の方には事前のそういう事実説明とかはあったのでしょうか?恋愛ドラマの方は2人の自然な演技が良かったです、でも現実なら別れた方がお互いの為かもなどと思ったりして見ていました.お芝居全体ではよどみなく観ることが出来、テンポは良かったと思います.
  • 満足度★★★★

    意欲作
    拝見させていただきました。
    最初は設定内容を理解するまで
    探り探り観ていましたが
    思っていた内容と違い
    物凄く難しいと言うか取り上げにくい事を
    作品にしたなと思いました。
    難しいテーマですがいろいろと考えさせられて良かったです。
    それだけに最後の方はちょっと消化不良な感じがしました。
    赤崎貴子さん岡本ぽあさん小松原里美さん良かったです。

  • 満足度★★★

    考えさせられる舞台
    説明文から予想してた感じの話とは違いましたが健康であることにありがたさを感じさせられました。それぞれの人の障害や葛藤がリアルに描かれているなと感じました。ただ大声などは大きすぎて怖く感じました。最前列で見ていたのですが、客席と舞台が近いので舞台全体を見ることが難しく、どこを観れば良いのかがわかりづらかったです。また夏色プリズムさんの舞台観に行きたいと思いました!

  • 満足度★★★★★

    勇気
     シナリオ、演出、演技ともバランスの取れた良い劇団。扱っている題材は、避けて通れない問題なのだが、余りにも微妙で皆避けて通りたがる障害者の性。これだけの大問題に真っ向から取り組み、作品化したということは、志の高さと真剣に取り組む姿勢を意味しよう。それと共に、敢えて大変な問題に挑んだ勇気をも高く評価したい。

  • 満足度★★★

    ボランティア介助
    本当にそうなのか、驚きました。

    ネタバレBOX

    何となくそういうことをしてあげるということは聞いたことがありますが、もしあそこまでそうだとしたら風俗と同じです。意味分かんない。風俗で働いた方がよほど金になるのではないかと思いました。

    役者さんに実力差があり過ぎました。肝心の所長さん夫婦がぱっとせず、特に所長さんは若い頃に商社で働いていた感じが全くなく、お芝居全体を素人っぽくしてしまい責任重大でした。

    施設内恋愛で結婚することになり、すったもんだがあってせっかく退職して他人の性介助をしなくて良くなるのに、頭の中で整理したからといって仕事を続けろと言う男の気も知れず、相手の女性が不妊と知ったら、男として少しぐらいは考える時間が要るだろうにと思ったりもして、ラストの綺麗に納め過ぎにも違和感を覚えました。

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