マクベス Macbeth 公演情報 マクベス Macbeth」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.6
1-8件 / 8件中
  • 満足度★★★★★

    面白い
    面白い!

  • 満足度★★★★

    遊び心
    観客参加型。これが演劇空間をつくることなのか!ときかれたら違うと思うけど。遊び心満載で、ドリフの全員集合かよ!的な突っ込みもしたくなりました。でもね面白かった。自分も参加するんだと思うとドキドキしました。

  • 満足度★★★★

    六角形
    コクーンをこのような使い方をしたお芝居を初めてだったので新鮮でした。
    全体的に長塚さんの力技が目を惹いた部分が多々で、シェイクスピアとか苦手な方にも入りやすい作り方だと感じました。

  • 満足度★★★★

    衣裳が目を見張るすばらしさ
    まさかの観客参加型『マクベス』に驚きつつ(笑)、楽しんだ。前半は少々退屈に感じたけど、後半はずっと集中。マクベスが情けないのがいい。観客がマクベスを嗤い、おとしめていく感覚もあり。衣裳がめちゃくちゃかっこよかったです。

    ネタバレBOX

    首ころがしは賛否分かれるかも。私は好きです。
  • 満足度★★★★

    長塚流ブレヒト舞台な印象
    シェイクスピアや舞台に馴染みのない方が初めて接する舞台として楽しめると思います。ある意味羨ましい。

    私事だがコクーンで円形、堤さん、というと数年前のルヴォーさん演出の舞台「人形の家」のエンディング、役者の表情が見えない、というフラストレーションを一瞬思い出してしまった。
    今回もほぼ円形舞台(舞台廻らない/役者が動く)だが、通常客席にあたる舞台の正面側から観劇。正面と対面側に役者が普通に座っていたり、役者が座っている所に照明当てたりする演出もあったり(そうなるとそこより前に座っている客にはそこで何を見せていたのか気づかないまま)客席含め舞台全体を見たい場合、サイドシートとかの方がより見やすいかも。
    観客参加する場面がある為、そこで話の進行が滞りちょっと現実に戻されるのは致し方なし。自分が参加しない側だったからそう思ったわけではありませんw。
    照明使いや舞台美術、役者さんが印象に残った。

    超有名戯曲なので漠然と話の展開に予想はつくが、華美なセットや衣装等をシンプルにさせた為、却ってスリリングでかつてのtpt舞台を豪華にしたかのような面白い見せ方だなーと思った。
    ただ、演者が円形舞台と客席至る所から出てくる方法に観劇視点の導線が追い付かない箇所もあり、通路頻繁に使うので中座した観客と役者が鉢合わせて気まずい場面が見られたり。
    衣装選択に先日のエドワード二世思い出した。

    台詞運びが丁寧、主題のマクベス夫婦が主役にあたるものの、舞台に上がっている配役の立場によりその瞬間はそれぞれがメインになる、それゆえ全体的に舞台時間の長さも感じられたが演じる役者さんが上手いので気にはならず。かえってマクベス夫婦の方が霞んで思えたくらい。でも、これ必要?と感じた所もあったような気も。

    ネタバレBOX

    舞台下に仕掛けはあるけど、近くの席でないと演者の表情まで読み取れず。
    劇中の台詞で「女の腹を裂いて云々」とあったが、「女の股から云々」の方がインパクトあってそっちの方が覚えているっていう。これはメタルマクベスだったかな?どうでもいいが。

    マクベス夫人が発狂後、侍女と医者が会話する場面があったがそれらをちゃんと聞いた舞台って個人的には初めて。ちゃんと慕われる部分もあったんだ、マクベス夫妻w。
    小松さん演じるマルカム、野心とか皆無なんじゃないかと思わせる風貌だけどマクダフと心情を吐露する場面はつい聞き入ってしまったし、マクダフ家の惨殺シーンには思わず目を背けたくなり。
    横田さんのロスが傍観者のような立ち位置みたいと思ったが、伝達者の役割がしっかりしてて最後の存在に眼を惹いた。
    ほぼ劇場に居座っているヒゲ面魔女3人もいいアクセントだが、「魔女!」っていうと池谷さんの方がインパクトあったな。
    転球さんとしんぺーさんが八面六臂の活躍。舞台上では目立つんだけど、しゅうさんや風間さんの存在が短いのが残念。マクベス夫人は怒りから半狂乱まで台詞がやや単調に聞こえた。
    マクベスとドナルベインによる傘(じゃないけどw)殺陣の場面、もっと見ていたかった。2人が並んだ姿もカッコ良かった。

    不満というか残念と言えば、配役が大きなとこから小さな劇場まで各方面で活躍をしている方ばかりなので、それぞれが独立して上手いのだけど、全員が集合するとどこかメリハリにかけたようなチグハグさのような印象を覚えた。
    最後、客席あらゆる方面から視線を浴びるマクベスの幕引きの滑稽さに哀れさも見られたが、巨大な顔の大転がしにちょっと楽しんだり。裏を返せば、観客イコール民衆がその行為を率先する事により愚民にもなるって事なのかな。
    基本に忠実ぽくて面白い舞台だった。
  • 満足度★★

    翻訳の重要度について、思い知った
    bunnkamuraコクーンシアターは、小屋が大きいのでS席舞台近く

    つまり、良い席でないと、広すぎて表現して居る物が届かないのです。

    この、「マクベス」では、舞台をセンターに持って来た事で、多くの人が舞台近くで、観られる事になったのは、非常に良かったと思います。

    オペラグラス無しでも、大丈夫でした。

    ネタバレBOX

    シェイクスピアの翻訳の多くの方が、書かれて居ますが

    今回の「マクベス」

    翻訳:松岡和子 さんの本は、セリフが解り難かったです。

    シェイクスピアは、元々、回りくどい言い回し、やたらと長い台詞、

    翻訳も、解り難い言い回し、長い台詞

    もっと、要らない部分を削って欲しかったです。


    円形舞台の為、背中越しの場面になる時、

    滑舌問題で声が聞き取れない部分があり、正直疲れました。

    長台詞を3時間ぶっ通しの、堤さんは、正直凄かったです。

    (判り易い台詞なら、もっと良かったのに・・・・)



    衣装が、中世時代を再現した物に、更に、お洒落なデザインになって居たのが素敵でした。

    舞台セットが、工夫してあり
    八角形の舞台の中に、小窓が有って、梯子が出来たり、閉じたり

    舞台脇にも、出入り口の小窓が有り、梯子が、出来たり、閉じたり

    必要に応じて、出入り口が出来るのは、面白かったです。

    会場のあらゆる扉から役者が、出たり、入ったり

    そんな意味では、円形舞台の意味がありました。


    コクーンと言う、大きな会場でありながら、多くの観客を巻沿いにしながら
    の演出

    ◆会場の観客が、一斉に、傘を射す
    ◆巨大生首を、会場中、転がして一周させる

    なかなか、手の込んだ演出だと思いました。

    照明は、元々舞台の有る所にの物を、センターに全部向けてつけるので、精一杯な感じ


    マクベス(堤真一)と、夫人(常盤貴子)のラブシーンが、何度も出て来ますがなかなか、迫力のある物でした。

    そんなラブラブな二人に見とれてしまいましたが、カーテンコールでの、そっけない二人を見ると・・・・

    「舞台だからな」っと
    現実に、即座に引き戻されました。

    満足度について、「もう一度観たい」「DVD欲しい」っとまでは、思えなかったので
    二つにさせて頂きました。

    チケットが高いので、試に観るのは、勿体無いかなっと思いました。

    堤さんゴメンなさい、堤さんは、スッゴク良かったです。
  • 満足度★★★

    六角形のステージ
    衣装が現代的ではあるものの原作に忠実で、シンプルな演出が台詞や役者の魅力を引き立たせていましたが、解釈的・演出的なチャレンジがもっとあっても良いと思いました。

    客席に囲まれた六角形のステージの中で、椅子やテーブルもほとんど使われずに役者と基本的に舞台の形状と関連がある1種類の小道具のみを用いて演じ、派手な効果も用いない、ある意味シェイクスピアの時代の舞台に近くもあり、現代的でもある趣きがありました。

    観客参加型の演出が2ヶ所あり、1つは物語に則したことをするので、あまり違和感はありませんでしたが、緊迫した流れが途切れてしまい残念に思いました。もう1つは悲劇を茶番に変えてしまう大胆なもので、インパクトはあったものの、意図と表現が合致していない様に感じました。
    終盤でステージがプロレスかボクシングのリングに見立てられる演出があり、権力闘争の悲劇を相対化していましたが、序盤からその様な趣向がもっとあっても良いと思いました。
    ダンカン王の息子マルカムがなよなよとした頼りない性格に設定されていて、一般に演じられるキャラクターとはかなり異なる印象だったのが戯曲の解釈的な面で一番興味深かったです。

    豪華なキャスティングで楽しめましたが、マクベス夫人役の常盤貴子さんが、一般的に演じられる様な強気な妻とは異なることを表現する為もあってか台詞回しが他の役者達と異なるスタイルだったので、周りから浮いている印象を受けました。

  • 満足度★★★

    演出の力技。
    マクベスを舞台化したもの自体初見でしたが、これは全体的にほんと作演の力技かと。

    ネタバレBOX

    このキャストとチケ代であれば舞台芸術にこだわれるだけの余裕は十分あるだろうに、それにあえて頼らず、中央ステージを観客席で取り囲む形で、演者の演技と台詞だけに重点を置いたお芝居。
    よって、観客の想像力に委ねる部分も多く、原作を知らないと想像しにくい部分も少なからずあった。
    しかし、逆に、まさしくシェイクスピアがいただろうその時代では、凝った舞台美術などなく、それこそ板一枚で演者達が演じる舞台だったのだろうなぁ、と感じながら、観客参加型の舞台を楽しみました。
    あと、初日だからなのか、役者陣の台詞噛みの多さには集中力を欠けさせられましたが、、初日なのでご愛嬌ですかね。

    星の数は、対コスパも加味してなので厳しめにはなっていますが、観る価値ありの舞台です!

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