火消哀歌~冬空の木遣り唄~ 公演情報 火消哀歌~冬空の木遣り唄~」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
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  • 満足度★★★★

    江戸の粋
    ほのぼのとした雰囲気の前半とはうって変わった少し切ないラストまで飽きることなくステージに引き込む作品でした。内容もよかったのですが、3館同時上演、出演者が入り乱れるというところもナイスですね!?ただ、他の演目も観ないと誰がどこに?というのが解らないところも、興味を惹かせる巧さが感じられました!

  • 満足度★★★★★

    楽しかった!
    典型的な大衆演劇で、安心して観ていられる。時代劇にしては、テンポよく飽きさせないし、2時間という時間も感じさせない。人情劇だけに泣き笑いのオンパレードで、久し振りに昭和の芝居を観たようだ。演劇論的な難しいことは抜き!とにかく楽しめる、と自分は思います。

  • 満足度★★★★★

    よ!よろきん!
    いろんな意見はあると思いますが,やはり正月,時代物,よろきんだねぇ。しかも,今回は3館同時公演,サイドストーリー充実。時間的に観劇は出来ないけど,華やかで良いよね。とても楽しませていただきました。☆の数だって別にご祝儀相場じゃないかんね。正月は何も思い悩むことなく楽しみたいジャン。ダンサーさんも群舞はいろっぺ~,華を添えます。新年観劇第1作,よろきんで良かった。気が早すぎるけど,来年も新春第1作はよろきんで行きたいなぁ。

  • 満足度★★★

    物足りなさは残る
    難しい事は考えずに気楽に見れる舞台だったかな。タイトルは想い続けた幼馴染みとの別れのことを言ってるのかなと思った。
    ただ、3館同時公演なので、吉原のシーンは別の劇場か?と感じる部分もあり、物足りなさが残る感じだったかな。

  • 満足度★★★

    ひとつ板の上に
    なんだか流行ってしまった“三館同時上演”確かに凄い事だが、どうしてもひとつの舞台がひとつで完結せず、すっきりしない。わからないまま終ってしまった部分が多すぎる。三館すべて観ればいいのだろう、それが狙いだろうし、それでもあえて言わせて頂ければ“ひとつ板の上で成立しない舞台”では納得が出来ない。

  • 満足度★★★

    マンネリとの闘い
     時代劇エンターテインメントの型と人情を組み合わせるテクニックは流石だし、火消し衆の男気も格好良いのだが、矢張り、女性の扱いが、男の付随物的で気に掛かった。時代劇の要請としては必然なのだろうが、振り袖火事等を題材に、現代的とは言わぬまでも、通常の価値観と懸け離れたように見える価値観を呈示することは可能だろう。
     エンターテインメントが保守的であるのも気掛かりだ。マンネリは免れないからである。一応、お上が、民衆の事を一切考えず江戸を燃やし尽くしてから新しい街を作ろうと考えているという都市伝説が流れる辺り、アイロニカルなポーズを採って見せるのだが、江戸城迄延焼するに及んで、この話は単に都市伝説でしかなかったことになってしまっている。
     然し乍ら、現実の日本に於いて、民衆の言うこと、請願、要求など一切聞かないどころか、総て非常にダーティーな方法を用いて潰し、延々と民から搾り取る構造を維持して来たのが、この国の支配層である。安倍の周辺を詳しく調べて見るが良い。また、今迄起こって来た様々な事件の背後にどんな人脈が横たわり、それらの閨閥が何処でどのように結びついて日本を駄目にしてきたのか。エンターテインメントは、当に今、それを追求すべきではないのか? 高い志を期待したい。

  • 満足度★★★★

    三館同時上演。
    他2館も気になるところです。


    ダンサーさんよかったです。
    踊りが、もですが皆さんの表情が。


    内容についてはネタバレで。

    ネタバレBOX

    いくつかのシーンで長いかな、とか
    そこで長台詞にいっちゃうんだと感じることがありました。

    特に最後の2人が出会うシーンは吉原炎上どこいったと思ってしまいました。

    おしのさんがとてもよかったです。
    静かなシーンに何度も涙腺うるみました。


    喉大丈夫かな、という方が何人かいたので皆さん最後まで粋に演れますように。
  • 3館同時進行!?
    企画は凄い。
    役者は、濃淡を演じわけ難いんだろう、ずーっと台詞まわしが、つか調。

  • 満足度★★★★

    艶やかな女性陣の着物と踊り!
    ストーリーの関係上、吉原の遊女や花魁が登場する。
    その着物や踊りはとても艶やかで楽しめた。
    見どころは、江戸の大火の場面での子供が生まれるはずであった火消夫婦が火にのまれ焼け死んでいく場面と10年の年季あけが近い幼馴染の花魁を助けようとした主人公がその思いを断ち切る場面です。

  • 「平成時代劇」を語るにふさわしい見せ場だ
    江戸の街は、「吉原」という一大遊廓テーマパークで賑わっていた。
    私が観劇した劇場は『BIG TREE THEATER』だから、今のところ、遊廓の中の物語を知らない。なぜかというと、新春本公演は『シアターグリーン』大中小劇場を利用した初の同時上演の試みであり、「吉原」は主に中劇場に相当する『BOX inBOX THEATER』で語り紡ぐ役割だった為だ。それにもかかわらず、私は「花魁の世界を楽しめました」と宣言できるのは一体、なぜだろう?



    「たった3分間の 踊り」が その答えである。七人の遊女は いわば、ミュージカル劇におけるアンサンブルだった。黒澤明『座頭市』がタップダンスに求めたのが「男の江戸」だったとしたら、本作は間違いなく、「女の江戸」だろう。
    色気が漂うわけではない。官能的なダンスでもない。しかし、一人ひとりの顔は“演劇的に「吉原」を示す”表情だ。このエッセンスは、踊りのテクニックよりも大切かもしれない、と切に感じた。




    同時上演の弊害をあげれば、「軸となる役が みえなかった」設計だろう。
    もちろん、本来は助六(=木村 延生)が主役であることは言うまでもない。幼き頃、「吉原」へ身売りされた おそめ(=戸島 花)との淡く切ない恋物語…。
    ただ、場面数からいうと、最も占めたのは、火消しの安助(=斉藤コータ)本助(=なる)舟助(=荒澤 守)だった。
    「三劇場の公演を全て観て下さい!そうすれば分かります!」という誘い水かもしれないが、だとしたら『BIG TREE THEATER』登場回数トップの、彼ら三人組のストーリーを、終盤にかけ じっくり描く選択も あった。花魁を指す。

    ネタバレBOX

    重い新春を感じた場面が、火事場の「吉原」である。必死に火の粉を振り払う遊女のなか、まるで時が止まったかのように、二人(助六と おそめ)は再会する。その台詞というよりは、2時間かけ造り上げた「境遇の違い」を みせつけられたようで、これが涙を呼ぶ悲劇性だった。
  • 満足度★★★★

    今年初めての観劇
    3館同時上演。キャストも観客もどれだけ大勢なんだろうと気になりました。
    前半は話しがモタモタしていてそのうえ声が聞き取りずらい部分もありますが、後半大火による火消しのあたりからがぜん面白くなります。迫力と熱気が伝わり思わず引き込まれてしまいます。今年初めての観劇でしたがとてもよかったです

  • 満足度★★★

    泣ける話だがもうちょっと頑張って
    お母さんとのおしのさんは安心して観れてよかったです。
    火消しの源蔵さん台詞かみすぎです。おしのさんとのシーーンはよかったけど。
    お正月らしい華やかさと、火消しの話は良かったです。
    助六さんとおそめさんの話が中途半端。振袖大火も 見ないとダメなのかしらね。
    でも途中で思わず泣いてしまった、、、

  • 満足度★★★★

    結構よかったです!
    1作品しか観てませんが、他の2つも観てみたい。

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