THE BELL 公演情報 THE BELL」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-10件 / 10件中
  • 無題956(395)
    14:00の回(曇)。13:30受付、開場。床一面に茶封筒が敷き詰められ、赤と緑のポストがひとつずつ。14:06開演~15:14終演。「FRIEND」に続いての2作目。

    「BELL」と「〒」の関係がわからず、繰り返しを多用したパフォーマンスはやはり苦手でした。茶封筒の下に敷かれているのは何だろうと思っていたのですが、ラストで納得。映像と影絵は面白かったです。「Please Mr. Postman」がThe BeatlesとCarpentersで。

  • 満足度★★★

    楽しく勢いのある群舞
    ダンスを中心に、台詞、歌、映像、ジャグリング等の様々な要素を盛り込んで、手紙にまつわるエピソードを賑やかに描いた、楽しい作品でした。

    客席まで含めた床一面に茶封筒が敷き詰められ、封筒の格好をしたダンサー達が「郵便屋さん」を歌いながら踊り、カノン的に展開する印象的な冒頭の群舞に始まり、途中で更に白い紙が大量投入される中を、歌いながら、あるいは台詞やオノマトペを言いながら細かいムーヴメントを矢継ぎ早に重ねて大勢で踊る様子がエネルギッシュで魅力的でした。
    ドタバタな雰囲気のシーンが多い中で、中盤から登場する伝書鳩と宛先不明で処分されてしまう荷物のしんみりとしたエピソードが引き立っていました。

    シェイクスピアや安部公房の戯曲を用いた過去の作品では楽しい表現の先に悲しさや怖さが現れていていたのですが、本作では物語性が稀薄でコアとなるものが弱いので、様々な面白いアイデアが有機的に絡まず、楽しさが他の感情に変容する事なくアイデアそのものとして目立ち、作品としてまとまりのない印象になってしまっていたのが勿体なかったです。
    構成の面では、短いシークエンスを何度も繰り返す内にカオスになってい行くパターンが多用され過ぎているのが気になりました。
    ステージ奥の半円形に飛び出た柱に郵便ポストの映像を投影したり、映像で型どられたエリア内を動く等、映像の使い方のセンスが良かったです。

  • 満足度★★★★

    楽しかった
    踊りや場面転換などが非常にテンポよくて、観ていて飽きなかったです。鈴木さんのソロもあって、とても楽しめました。また次回も観に行きたいです。

  • 満足度★★★★

    ゆうびんやさん♪
    ダンスなんてあまりわからない私だけど、何だか楽しくて笑って観てた。
    ストーリーがあって、歌があって、身体とことばが一緒に動く感じ。
    アカペラで歌うのが良かった。
    清水ゆりさん、作詞・作曲に素敵な声。
    ダンスって、人間の原始的な表現なんだなぁ。
    でも「衝撃作品!」っていうのはよく分からなかった気がする・・。

    ネタバレBOX

    演技スペースには薄茶色の紙が敷き詰められている。
    やがてそこにポストが2つ運ばれて来て、白山羊と黒山羊が登場する。
    互いに来た手紙を食べてしまってちっとも話は通じない。
    テーマは手紙、大量の手紙、配達する郵便屋さん、届かない荷物、そして伝書鳩…。

    10通のハガキが、短い台詞や
    ♪ゆうびんやさん、落し物、葉書が10枚落ちました♪
    と歌いながらのダンスが圧巻。
    ことばはリズムで、リズムに身体が反応する。
    ダンスって、身体の動きに意味を見いだすものだと思っていたので
    何となく無理やりなイメージがあったけど、これは全然違う。
    彼らが身体を動かしたくなる理由が解るのが楽しい(いかにも超初心者の感想…)
    アカペラで踊りながらにもかかわらず、よく音程がそろっていたので感心した。

    映像の使い方がスタイリッシュだ。
    山羊がだんだん大きくなる映像とか、降り積もるひらがなとか
    情緒のある使い方で面白かった。

    清水ゆりさんの作詞・作曲とアコーディオン、きれいな声がとてもよかった。
    どこにも届かない荷物の役で寂しい歌を歌っているのに、
    台車に乗ってゆっくり横切って行くのがそこはかとなく可笑しい。

    市東春華さん、ダイナミックかつ細かい動きがすごい。
    10枚のハガキの中でも存在感大だった。

    演じる側にとっては、表現の幅が問われる大変さがあるのかもしれないけれど
    観ている方は爽快で楽しかった。
  • 満足度★★★


    チケットプレゼントにて鑑賞。面白い。

    ネタバレBOX

    ハガキとか黒山羊とかポストとか伝書鳩が出てくる舞台。70分位。

    ちょこっとユーモラス。誰かに何かを届けるって「郵便」なコンセプト。印象としてはもうちょいまとまりがほしかったかな。パフォーマンス自体は面白かったけど。舞台全体的な感想としてはね。

    (あて先のない)誰にも届けられなかった名も無き荷物(清水ゆり)のアコーディオンの音色と歌声、そしてその結末(焼却処分)は、いい感じだった。
  • 満足度★★★★

    サンドイッチ
     ループVS始まりと終わりのあるもののコラボ。その真ん中に日常のルーティンワークがある。スズキ拓朗君の形態模写と動きが清々しい。(追記2014.1.2)

    ネタバレBOX

     まど みちおさんの“やぎさんゆうびん”白やぎさんからお手紙ついた。黒やぎさんたら読まずにたべた。という例の歌である。これは、無限ループの世界だ。それに対して郵便屋さんが配達をするのは、ルーティンワークであっても、毎日、少しずつ何かが違う。お手紙を落とした、とか。こちらは、大枠は決まっているものの、ループはしない世界だ。
    そして、もう一つ。始まりがあって、終わりがある。物語の世界がある。
     例えば名前(宛名)の無い荷・郵便物は3カ月保管するが、その後は、焼却される、と枕を振っておいて、エジプトで史上初めて沖の船から漁獲高を知らせる為に数千年も前に伝書鳩が用いられた話や千Km以上離れた所からでも正確に目的地に到着する能力を持つ故に数千年も用いられてきた伝書鳩が、近年、レースで一羽も目的地に辿り着けないケースが増加しており、その原因に携帯などに用いられる電磁波の影響が疑われている等の情報が入ることによって、人為的な技術が、家畜・野生動物に与える負の影響を喚起すると共に、その後の悲劇を仕込む為の前提要件を紡いでいる。
     飛べなくなった伝書鳩は、名前の無い荷物に手紙を出す。手紙には飛べない現状と荷物の保管されている場所の傍らで飛び立つ訓練を繰り返していること、再び飛べるようになったら、海を見せてあげたい、海に沈む夕日を見せたいとの内容だ。朝日でないことが、荷物の消滅と鳩の死を立ち上げる。つまりここでは名前の無い荷物との淡い恋物語が、ものの哀れを誘ってアンカーのような物語として打ち込まれる。
     今作ではその後郵便物達の配送や、途中で起き得る宛先不明などによる配送不能、郵便物の辿る旅等がパフォーマンスで示された後、床面が引き上げられる。と客席側に向かって床に置かれていた巨大な封筒が立ち現れ、舞台奥から当てられた照明に浮かび上がるのは狐などの影絵。巨大封筒と客の間では黒山羊さんと白山羊さんの間を郵便屋さんが行き交いその度に手紙が届けられる。無論、その度毎に山羊さんたちは、読まずに食べる。
    ンメ~~~、ンメ~~~~というループ構造が明らかにされて幕。
  • 満足度★★★★

    心から楽しめた、とは・・
    9月公演「FRIEND」がとても面白く感動したので、今回も劇場に足を運んだが・・・・

    「FRI-」がシンプルで分かり易く、とっつき易かったのに比べ、本作は一本の作品としての纏まりを欠いていたような・・。

    ダンスの魅力や高い身体性の見せ場も低減していた。

  • 満足度★★★★★

    ダンス
    上演時間70分。冒頭のフーガからダンスとテンポと声が気持ちいい。

  • パフォーマンス
    「演劇」というより「パフォーマンス」。
    この2つの融合を狙ったのかもしれないが、結果的には失敗だったと思う。
    パフォーマンスに関しては、足下が滑る事を考慮すれば悪くはない。変にセリフを使って演劇仕立てにするより、普通に音楽を使った方がクオリティは高かったと思う。

  • 満足度★★★

    感想なし
    チャイロンプリンの【THE BELL】を観劇。

    最近話題になりつつあるらしい?ダンスユニットだ。
    踊り関係は【黒田育世】他数名しか知らないし、あまり観ないので今作の感想はナシ。

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