THE BELL 公演情報 CHAiroiPLIN「THE BELL」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    ゆうびんやさん♪
    ダンスなんてあまりわからない私だけど、何だか楽しくて笑って観てた。
    ストーリーがあって、歌があって、身体とことばが一緒に動く感じ。
    アカペラで歌うのが良かった。
    清水ゆりさん、作詞・作曲に素敵な声。
    ダンスって、人間の原始的な表現なんだなぁ。
    でも「衝撃作品!」っていうのはよく分からなかった気がする・・。

    ネタバレBOX

    演技スペースには薄茶色の紙が敷き詰められている。
    やがてそこにポストが2つ運ばれて来て、白山羊と黒山羊が登場する。
    互いに来た手紙を食べてしまってちっとも話は通じない。
    テーマは手紙、大量の手紙、配達する郵便屋さん、届かない荷物、そして伝書鳩…。

    10通のハガキが、短い台詞や
    ♪ゆうびんやさん、落し物、葉書が10枚落ちました♪
    と歌いながらのダンスが圧巻。
    ことばはリズムで、リズムに身体が反応する。
    ダンスって、身体の動きに意味を見いだすものだと思っていたので
    何となく無理やりなイメージがあったけど、これは全然違う。
    彼らが身体を動かしたくなる理由が解るのが楽しい(いかにも超初心者の感想…)
    アカペラで踊りながらにもかかわらず、よく音程がそろっていたので感心した。

    映像の使い方がスタイリッシュだ。
    山羊がだんだん大きくなる映像とか、降り積もるひらがなとか
    情緒のある使い方で面白かった。

    清水ゆりさんの作詞・作曲とアコーディオン、きれいな声がとてもよかった。
    どこにも届かない荷物の役で寂しい歌を歌っているのに、
    台車に乗ってゆっくり横切って行くのがそこはかとなく可笑しい。

    市東春華さん、ダイナミックかつ細かい動きがすごい。
    10枚のハガキの中でも存在感大だった。

    演じる側にとっては、表現の幅が問われる大変さがあるのかもしれないけれど
    観ている方は爽快で楽しかった。

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    2013/12/23 23:20

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