山式―ヤマシキ― 公演情報 山式―ヤマシキ―」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 2.9
1-7件 / 7件中
  • 満足度★★★

    もう少し怖さ・恐れがあれば
    静かめの会話劇で進んでいくが、その静かに進んで行くのが物語とマッチし、張り詰めた空気感を生んでた。欲を言うなら、しきたりに対する怖さ・恐れ的なのがもう少し感じれれば、もっと濃厚・濃密な空間、時間になった感じはしたかな。
    謎が明らかになりそうで、真相(真実かな?)を観客の想像に委ねたのは今回の物語では悪くなはないと感じた。面白かった。

  • 満足度★★★

    消化不良
    妖しいような不思議な感じは出ていたと思います。が、謎が最後には分かると思っていましたが、曖昧な感じで、結局はよく分かりませんでした。言い伝えや慣わしは、説明のつく物ではないのかな?とも思いましたが、すっきりせず消化不良な感じでした。

  • 満足度★★

    良く言えば韜晦だが
     韜晦という手法を用いて、この国の陰湿・隠微でまやかしだらけの世界をその側から描いた。どうやら主宰者は、論理で自らを腑分けすることを好まない性質のようである。結果、空気のようなものや雰囲気を守ることにのみコミットすることによって、この国の最もこの国らしい性質に辿りついていると言えるかも知れないが、非論理的である上に神話や物語の古層に迄立ち至っていない為、その説得力は弱いと言わねばならない。
     役者達の想像力の翼によって舞台の体裁は保たれているものの、シナリオライターの目指しているものの射程は浅いと言わざるをえまい。
     その狭さを意識しているからこそ「山式」というタイトルなのであろうが。外部からキチンと腑分けする視座をも同時に定立し得た時には化けるかも知れぬが、それ迄大きな飛躍はあるまい。もう一つ、可能性があるとすれば神話や古代の物語との格闘を通した取り込みであろう。

  • 満足度★★★

    いきなりで期待しましたが
    なんじゃこりゃでした。

    ネタバレBOX

    いきなり腰に鎌を差し、服に血が付いていて、手についた血を普通の顔して拭っていたので、日常的にニコニコ笑いながら人殺しをするそういった特異な田舎の話かと期待しましたが鼻血ですと、なんじゃこりゃでした。

    5年前の結婚式で、城の主と結婚することになった花嫁が式の最中に夫の目を見てはいけないという掟を破ったために錯乱状態に陥り、参列していた村人を多数殺してしまい、そしてその花嫁は逆にリンチに遭って殺されてしまったという惨劇を、田舎なだけに村ぐるみ、刑事も絡んで隠蔽していたのですが、雑誌記者が花嫁の妹という設定の女性を送り込んで、もう一度結婚式を挙げさせることで事件を暴こうとしたものの結局は殺され、またしても事件は隠蔽されることになりましたという話かなと。

    分かりづらかったです。事件を隠蔽することで謎めいていたのは良かったのですが、そもそもの前提の目を見ない掟というのが理解できず、なぜ錯乱するのかさっぱり分かりませんでした。

    城の主は実質無職の資産家で、表向きは作曲家でしたが、かつて聴いたことのある曲を記憶の底から絞り出し、自分が今作曲したと思い込む哀れなパクリ作曲家でした。終盤はワルキューレの作曲中のようでしたが、ラストで流してほしかったです。
  • 満足度★★★

    スッキリせん・・・
    初見の劇団,劇団名(一瞬,ほのぼの系かと勘違いしてしまう)に似合わず,雰囲気はドロドロ,ミステリアスな芝居。それでも芝居の意図ガ(ちょっと大げさか)わかるものがあれば問題ないが,ストーリーと演じていることはもちろんわかるのだが,どうも説明不足な部分が多く,で,結局どうなのよ?感が残ってしまい,寒い夜に心も寒く,帰路についてしまった。

  • 満足度★★

    脚本が粗く、練り上げ不足という印象。
    谷底の村の城で繰り広げられる惨劇、とのことだったが、私には脚本が粗く、練り上げ不足、という印象が残った。

    なんとなくミステリアスな雰囲気は漂うものの、物語としては意味不明、登場人物のキャラクターもよくわからないままだった。



    「よく分からないけど、面白い」という芝居が私は好きだが、今回の芝居は「よく分からないけど、つまらない」芝居であった(私にとって)。

    以下、ネタばれ。

    ネタバレBOX

    「5年前の惨劇」~花嫁が結婚式の最中に、突然、鉈を振り回し多くの人を殺傷した。

    その謎がメインとなって物語は進むが、この部分に対して最後まで明快な解はない。

    「新郎が泰瀬奈津子の方を観ていたから」というのが原因だったというセリフがあったが、それだけで数十人も殺戮するわけもないだろう。

    そして、5年後に同じ男と結婚することになった妹のキリコの真意は、どこにあるのか?これも最後まで分からない。

    なぜ、結婚しようとしたのか?

    キリコも鉈を振り上げ、そこで暗転となるが、あのあとは?


    泰瀬奈津子が村を治めている存在で、それなりの威厳をもっているが、ラスト近くに急に弱弱しくなるのも不自然。

    そしてラスト。

    キリコは最初から存在していなかった、というセリフがあるが、それでは全ては幻影だった、というのか。

    高遠来人が死体で見つかった、というニュースのアナウンスも唐突。

    すべてがよく分からないまま、私は劇場をあとにした。


  • 満足度★★★★

    雰囲気ある芝居
    脚本・演出は秀でたまとまりをみせていた。芝居は、おどろおどろしい雰囲気を醸し出していた。山奥の因習の世界感が伝わってくる。舞台美術も良く出来ており、演出効果に寄与していたと思う。ただ、どうして惨劇が起きたのか、という状況説明が乏しかった。
    また、笑い受けの場面があったが、そこは不要だろう。イタズラに芝居の雰囲気は壊さず、首尾一貫してほしかった。

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