実演鑑賞
新橋演舞場(東京都)
2013/11/01 (金) ~ 2013/11/25 (月) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www.shochiku.co.jp/play/enbujyo/schedule/2013/11/post_116.php
期間 | 2013/11/01 (金) ~ 2013/11/25 (月) |
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劇場 | 新橋演舞場 |
出演 | 中村勘九郎、今井翼、山口馬木也、田中壮太郎、鴫原桂、中村いてう、有薗芳記、広岡由里子、関時男、木場勝己、檀れい |
脚本 | 山田洋次 |
演出 | 鄭義信 |
料金(1枚あたり) |
2,600円 ~ 13,600円 【発売日】 1等席:12,600円 2等席:8,400円 3階A席:4,200円 3階B席:2,600円 桟敷席:13,600円 |
公式/劇場サイト |
http://www.shochiku.co.jp/play/enbujyo/schedule/2013/11/post_116.php |
タイムテーブル | 2013年11月1日(金)~25日(月) 昼の部:11:00~/13:00~ 夜の部:16:00~/18:00~ |
説明 | 戦時下の満州映画撮影所。そこには国境を 超えた絆で映画に夢をかけた人々がいた―。 ◆山田洋次 演出 鄭義信君は、脚本家としても演出家としても、僕が今もっとも着目している人で、今回の脚本には全幅の信頼を置いています。彼が今回選んだ素材は、なんと満映(満州映画協会)でした。僕は旧満州で育ったし、父親は満鉄(南満州鉄道株式会社)の社員だったので、日本の企業で中国人が働くという状況を多少は知っているし、日本の植民地だった旧満州に暮す中国の民衆の悲しみを少しは想像できると思っています。民族の問題は、僕と鄭さんの作品作りにおける共通のテーマで、しかも舞台は映画撮影所だから、さらに映画作りの問題が重なって、僕にとっては大変興味のある作品だし、意欲が湧いています。少年時代の僕の体験や、満映にいた映画人たちからその昔聞いた話を活かしながら、すべてのキャスト、スタッフとともに魅力的な舞台を作り上げていきたいと思います。< ◆鄭 義信 脚本 北京の中心街からタクシーで一時間ほど走ると、そびえ立つ中国電影(映画)博物館の建物が遠くに見えた。そこに満映(満州映画協会)の資料があるはずだと、僕は訪ねていったのだ。中に入ると、広い展示室がいくつもあり、膨大な中国映画の歴史が所狭しと飾られている。香港、台湾映画の展示もあり、かつて夢中で観た映画や、ブルース・リーの若かりし頃の写真に、僕は狂喜乱舞した。しかし、どこをどう探しても、満映のコーナーが見あたらない……。ようやっと片隅に「内田吐夢」の小さな文字を発見したけれど、満映の歴史は抹殺されてしまったようだ。 「満州」は「偽満」と呼ばれ、中国人にとっては屈辱の歴史であっただろう。それでも、あの時代を必死で生きていた映画人のためにも、僕は満映について書きたいと、その時、強く思ったのだ…… ◆あらすじ 一九四四年、満州映画協会撮影所。助監督の張凌風(中村勘九郎)と撮影助手の池田五郎(今井翼)は厚い友情を築き、いつか二人で映画を撮ることを夢見ている。だが、初の主演映画に意気込む中国人女優陳美雨(檀れい)、満州の人に喜ばれる映画作りを標榜する理事長高村國雄(木場勝己)など、映画への志を持つ満映の仲間たちも次第に戦争の混乱に巻き込まれていく…。 |
その他注意事項 | |
スタッフ |
超えた絆で映画に夢をかけた人々がいた―。
◆山田洋次 演出
鄭義信君は、脚本家としても演出家としても、僕が今もっとも着目している人で、今回の脚本には全幅の信頼を置いています。彼が今回選んだ素材は、なんと満映(満州映画協会)でした。僕は旧...
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