幸福レコード 公演情報 幸福レコード」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
21-23件 / 23件中
  • 満足度★★★

    よく出来た作品であることは認めた上で
    三演目になるそうだが今回が初見。
    なるほど演が重ねられるだけあって各種設定も物語の運びも機知に富んだ台詞も巧みで良くできている…と思いながら観ていたが、終盤がこれでもかと盛り過ぎで鼻白んでしまう。過ぎたるは及ばざるが如し?
    もっとさりげないが泣ける作品複数を観て間もなかったので余計そう感じられたのかも?

  • 幸福レコード
    何と、不覚にも最後泣けた。

  • コメントがまとめられない…
    Bチームを観劇。休憩なし、約2時間15分。

    自分の文章構成能力の低さに嫌気がするほど、コメントがまとめられない。
    コメントがまとめられない、これは誉め言葉です。もうお腹いっぱいで。
    とりあえず言えるのは、観劇して良かったということ。
    笑った。泣いた。ボロ泣きした。
    客席はすすり泣く声に包まれた。

    2時間15分、全然長くなかった。
    その中に、これでもかというほどの内容が詰め込まれ、しかし全く駆け足ではなく丁寧に描かれている。
    展開はポンポンと速いのだが、忙しくなく、すこぶるテンポが良い。
    起承転結がハッキリしていて分かりやすい。
    一冊の本(宮坂が作中で出版したもの)を軸に、とても練られた脚本。
    モノローグが多かったのだが、良い意味で印象的、そして効果的。

    舞台美術は、舞台上の空間をすごく有効に使っている。

    Bobjack theaterのホームページによれば、主役は今回が初主演らしいのだが、そんな空気は一切ない。
    最初はやはり少し固かったけれども。
    前半の謎めいた部分と、後半のせつなに出会って変わっていく部分と、とても良かった。
    涙のストックがないと話していた彼が大号泣しながら懇願したシーン、失ったものの大きさに気づいて号泣するシーン、今まで泣けずに貯まっていた涙を一気に出し尽くすようだった。
    またラストにせつなのボイスレコーダーで、せつなと同じように幸せを集めるラストも泣ける。
    印象に残るのは主役池内、編集者真野、作家宮坂、その妻すみれ。
    宮坂夫妻の気持ちや関係性の変化は、見ていて本当に切ない。

    幸せとは何か、何をもって幸せというのか、考えさせられる作品。

このページのQRコードです。

拡大