満足度★★★
驚嘆の演出
パラレル、平行世界をどう表現するのかが興味津々で観劇しにいきました。
会場に入ってすぐ、セットを見てまず驚く。
そして開演、開始数秒で度肝をぬかれてしまいました。
この演出に思い至る人はこれまでにもきっといたとは思うのですが、
それを実際にやってみようと思ったこと、そして演劇としてきちんと成立していたことに拍手です。
ただ、ストーリー自体がパラレルという設定をあまり生かし切れて居なかったのかなぁという感じがします。
個人的には異なる選択をした結果、未来がどう乖離していくのかが見てみたかったです。
満足度★★★★
構成力が高い
構成力が高く観ていて感心してしまった。パラレルワールド同時進行と片方を止めての別進行のバランスがよく相互に補完して説明や展開が進むのが良かった。同時進行の声がシンクロする演出も。演者はさぞかし大変だったことだろう。
満足度★★★★★
うまいっ!
赤と青のシンメトリックな舞台で、シンクロするパラレルワールド。選択によってストーリーは変わり、いつの間にか交錯する。このアイデアを実行するのは結構大変だったと思います。実に見事な芝居に仕上がっていて感服。
満足度★★★★★
無題887(13-326)
19:00の回(曇、強風)。18:20会場着、受付(整理番号あり)18:29開場。すでにみなさんのコメントにあるように鏡像対象の舞台(なので真ん中に座ります)、ある意味日常でも目にするもの。(上手:青。下手:赤)…信号、リング、色の心理作用、朝(夕)焼けと青空、静脈と動脈(イラストで描かれる色)、それこそ'いろいろ'イメージしてみました(ミニゴールの輪は両方赤)、物の配置、後方の書類の順、腕時計、鞄、ヘアスタイル、電話、差し出す腕、手の組み方…みんな、対象。ダンスにもシンメトリー形式があり、芝居でみることができるとは思っていませんでした。19:02前説。この時点でもどんどん追加席、通路を埋め、最前列前を埋め、19:07開演〜20:55終演。「ゴールテープ」からで4作目になります。
岡見さんは「朝日一家の挑戦状(2013/1)」山田さんは「大きなトランクの中の箱(2013/4)」どちらも2回ずつ。
満足度★★★★★
観劇日もシンメトレル(^^)
面白かったが・・・役者さんや演出さんなどは大変な苦労をしたのではと思わされる舞台でありました。
惜しむらくは舞台中央での観劇にしたかったかなっと
(1時間45分予定で大体少しオーバーするくらいでしたかね)
満足度★★★★
演出の巧み
舞台上には、同じ室内が2つセットされている。その双方でパラレルな部分とズレが、同じキャラクターという設定の下、異なる役者によって演じ分けられる。因みに、その動作は鏡に映ったように右と左が反対になったりはするが、「基本的には」同じである。基本的に同じであることは、その先も同じであることを保証しない。時には、選択、非選択の差異に因って結果も異なる。舞台上では、実際の役者がそれを演じている訳であるから、同じキャラクターを演じる双方が出会うことは、無論、可能であり、その程度のことは、シナリオに記されている。但し、出会いは、通常のドッペルゲンガーではないので、出会った時は、ドッペルゲンガーのパロディーとして顕在化する。知的に大切な部分は、ほぼ、以上である。
満足度★★★★★
初日も満員・増席だったが、楽日は超満員
初日に続いて楽日をリピート観劇。
仕掛けや落ちを知っていても遠方より繰り返し劇場に足を運ぶ価値あり。
また、そうした心情はジャンルに関係ないですね。
(・・・美人を沢山キャスティングするのはある意味反則)
満足度★★★★
舞台上の見た目の美しさ…★★★★★
セット、役者の丁寧な演技、そして演出。
舞台上の見た目の美しさは圧巻でした。
実はそんなに新しいことをしているわけではなく、よく見る設定だし、パラレルはありきたりですが、ただ、演出の構想があって書いた脚本は、「舞台を見せるための脚本」という感じ、見ごたえがありました。
面白かったです。
満足度★★★★
面白かった!
シンクロする台詞や演技が面白く、とても楽しく観ました。こういう世界がある事は本で読んだことがありますが、結果は大同小異だとか。また、たまに違うワールドに行っちゃうこともあるとかで、そんな不思議感もとてもよく出ていた。微妙にずれてくる人生や生活が興味深かったですが、始めの設定として、あの小さな営業所で佐々木さんって何している人なのかな~とずっと疑問が残りました(笑)苦しいところでしょうが、やはり何かそれなりの仕事を設定しておいたほうが落ち着いて見られたような気がします。
満足度★★★★★
選択
舞台のセンターを中心に対象に作られたセット、それぞれで同時に進んでいくストーリー!いくつかの選択があり微妙に異なっていく展開、そしてその先は……
満足度★★★★★
ネホリーとハホリー☆
(^0^)/
面白かったです。
パラレルワールドを題材にした、
ハートフルなSFコメディ♪
物語・演出、に才能を感じまくりです☆
星新一、筒井康隆が好きな方はハマリます!
終演後も皆さん親切ですよ♪
観劇日記をブログに書きました☆
満足度★★★★★
アイデアとこだわり
実にチャレンジングな演出で、役者が見事に応えている。
かなり精密にパラレルワールドを表現している。
期待以上の出来で、役者同士のあうんの呼吸には感動させられた。
前作も挑戦的な作風でしたが、本作品は更にレベルアップした内容でした。
満足度★★★★
バルブは黒沢美香さん推し (^-^*)ノ
コメディを謳いながら笑いがやや少なめ。
パラレルワールドというSF的設定を取り入れながら、物語は会社を舞台にした世知辛い話で現実味が強すぎる。
そんなことを感じながら観ていたが、終盤に至って劇が大きな転換点を迎えてから2つの不満は一挙に解消。最後の最後にたっぷり笑えて、おまけに甘酸っぱい気分にまでさせてもらえて満足(^▽^)/
今回は、枝分かれした物語を演劇としてどう表現するか、そこにいちばん興味を持って観劇したが、その表現方法はシンプル過ぎてかえって意外だったくらい。その方法が生むある効果が劇に面白みを与えていて、そこのところも存分に楽しませてもらいました。
その効果により、ところどころ詩の唱和でも聴いているような気分に浸れて、耳の正月を満喫。意図してそういう座組にしたのかどうなのか、今回の女優陣は美声揃いだったのでなおのことでした(笑)。
満足度★★★★★
大勝かおりサンが良いね(*^-゚)v
「観たい!」コメントに書いた通り、面白くなくても良いから怖いもの見たさ、生新さを求めて劇場に足を運びましたが、これがとても面白かった。
<チャレンジング興行 >ということで、説明文や当パンを読んで、ある程度演出上の予測はついていたが、そのずっと上を行ってました。
序盤から中盤にかけて、普通に演出しても面白いのになんでまた余計なことするのだろうと思いながら観てましたが・・・、終盤は笑いっぱなしの展開でした。
運命は人間の手中にある
表題はドイツの哲学者シラー(だったと思う)の言葉だが、まさにそういうのを狙ったストーリー。
役者さんは皆さん安定した演技だった。
脚本は骨組みは文句なしの仕上がりだが、細かい部分に配慮の欠落があったのが惜しまれる(詳細はネタバレにて)。
「面白いのに動員が伸びない」という劇団と何千何万を動員する劇団との違いはこういう細かいところなのだと思う。
ちなみに、これから観に行かれるなら座席は後ろの方が見やすいと思います。