「茜色に燃ゆる時」 公演情報 「茜色に燃ゆる時」」の観たい!クチコミ一覧

期待度の平均 5.0
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    雅の胚胎するもの
     額田 王。名前位は誰でも知っていよう。これは反歌だが”三輪山をしかも隠すか雲だにも心あらなも隠さふべしや”などの名歌を創った歌人として有名である。その王を中心に大化3年(648)から壬申の乱(672)までを描くと言う。グスタフの生真面目な舞台作りが活かされた佳品になろう。時代背景も実に興味深く、人間関係も実の兄弟が一人の女を愛し、奪い合うが、その何れもが、天皇となった。いわば当時の王者の妃である。絢爛の央に去来する胸の思いも、さぞ辛く純化されたものであっただろう。

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