満足度★★★★
蛇足が過ぎて感動がフイに…
某キャストの一生を描いた態(てい)のフェイク伝記劇。時系列をバラバラにしてその生涯を見せる。
目当ての笑いがふんだんでまずまず満足はしたものの、作劇の不備により、残念ながら感動は半減。
余計な設定や蛇足的なエピソードを排した上で、諸シーンをもっと適切に配置すれば感動は増したはず。
満足度★★★
最終日観劇
ある1人の俳優のユル〜い人生大河ドラマ。小野寺さんの機械では表現出来ない動きに見惚れ英語劇に笑いアクティブな赤堀さんに感動w。母との場面ではついジーンとし、本籍地不明の富川さんが不覚にも可愛いと思ってしまった。ノゾエワールド全開で面白かった。
満足度★★★
キャストを観るには良いが・・・!
個性豊かなキャスト陣を観るには良いが、話としては気持ちが踊らされたり、緊張したりすることもなく、第三者的にぼんやり観てた感があり、物足りなかった。
満足度★★★
駄目で愛おしい男達
荒川良々さん本人を思わせる人物の一生をコミカルに描いた作品で、全員男性の出演者達の濃いキャラクターが魅力的でした。
建物と建物の間の隙間に嵌って抜け出せなくなってしまった男の幼少期から死後までの様々なエピソードが時系列に従わずに行ったり来たりしながら展開し、先輩や付き人等の周囲の人達も含めて冴えない駄目男ながらも全員が愛おしく感じられる物語でした。
分かり易いベタなものから下ネタ、ブラックなものまで笑いが多く盛り込まれていて、その中に人生の掛け替えの無さを感じさせました。
隙間に挟まった男という設定は面白いのですが、それがあまり活かされていなかったのが勿体なかったです(同じくノゾエさんの『マイサンシャイン』も壁の穴から抜け出せなくなった人の話でしたが、上半身と下半身が分断されている状況が内容と密接に繋がっていました)。
両サイドと奥が壁で囲われた空間の中で左右にスライドする3枚の壁を用いてトリッキーに人の出捌けを行って次々に異なるシーンへ繋がるのが良かったです。
飄々とした荒川さん、暑苦しい赤堀さん、小動物的な小野寺さん、芸達者なはえぎわメンバー達と、それぞれの個性が強く出ていて楽しかったです。