つかまえてごらんなさい、箸で 公演情報 つかまえてごらんなさい、箸で」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-20件 / 21件中
  • 満足度★★★★

    楽しかったぁぁぁぁ!!
    バカの瞳からの観客なのですが、今回もいいですね~♪
    この会話を聞くために遠路はるばる会場にやってきました。会場というより作家さんの心の中におじゃましまーすと入らせてもらう感覚が近い劇団さんです。
    他の方がおっしゃる通り、なんとなく女性ルームシェアの方がしっくりきますね。
    俳優さんのお顔やスタイルが見えてしまうと非リア充の説得力に欠けたような(良い意味で)でもその見た目じゃなく脊椎からの歪みっぷりこそが妖精の資質足り得たと思いました。
    オチは納得のいくものでした。納得…いや溜飲かしら。

    泣いたいような、笑いたいような、笑顔になってしまうのはゴアゴアさんならではです。

  • 満足度★★★★★

    おかしみ
    不条理というかシュールなおかしみが心地よかった。
    オチがいい!

  • 満足度★★★★

    妖精化
    役柄上モテないと言いながら全然そういう感じのしない舞台上の登場人物達を観たら、現実の世界の男子らは反乱を起こすんではないんだろうか?

    ちなみに細かい設定は全て男性だけれど、
    このシェアハウスの住人、実際には女性をモデルにしてるんじゃないかとも思ったりした。

    ネタバレBOX

    自分の見る限り、見た目が問題ない男性は全て結婚するか彼女餅。
    (物語はこの辺りのリアリティを増すために非現実的なマイナス思考などを入れている
    女性はそうでない人もかなり多いように思う。
    シェアハウスもありうる話のように思う。

    そういう意味では、この物語は実は男性ではありそうであまりない話。
    女性ならありそうな話を男性に移した話。
    と言えるかも。

    もしくはこんな風に暮らせば、独身ライフも楽しいゼ、というアレなのかも。

  • 満足度★★★★

    どストライクな自虐ネタ(個人的に…)。。。
    シェアハウスを舞台にした”結婚出来ない独身男たち”の悲哀を描いたコメディ…。なのかと思いきや、序盤〜中盤のボケの応酬(基本的にスルーかボケたおし)から全く予想外の展開へ…。シュールさ、不条理さ加減では今まで観て来たゴアゴア作品の中でも筆頭だったと思う。

    GORE GORE GIRLSのこれからの方向性を示す”エポックメイキングな作品”のように感じた。

  • 満足度★★★★★

    2回観て、なるほど!
    シュール好みなら観ておいて損の無い、
    いやむしろ必見なのでは?と
    初見では気付かされなかった点も散見されました。

    ネタバレBOX

    無駄に綺麗な照明が素敵でした。
    すっきりした舞台に最高に映えてました。
    ストロボはちょっと長いように感じました。

    m0だけで終わらしてしまう完成度ってこうも素敵なんだなあと、
    食わず嫌いな自分を省みる大変良い機会でした。
    自分が女子だったらこの演出に恐らく惚れているかとw

    こころより祝福できてない=妖精になれなかった人間だけが
    残る、救われたのか否か解らなさが自分は好みでした。
  • 満足度★★★★

    妖精…!
    会話のところどころに、くすっとしてしまう部分、声を出して笑ってしまう部分があり、目が離せないまま最後まで観ました。
    キャッチボールのシーンも良かったけれど、妖精のくだりは説明がないと、その都市伝説(?)を知らない人にはわからないかも知れませんね。
    上演時間が意外と短くてびっくりしました。
    飽きずに最後まで大変楽しめました!!

  • 満足度★★★

    キャッチボールが長い!
    良い話のながれであったが、後半の”お気持ち”のキャッチボールのシーンがちょっと長すぎた。肝心の人が溶けてなくなり、そうでない人が残ったことにも何かしらの説明がほしい。後半部分にもうひと工夫してほしかった。

  • 満足度★★★★

    エルフ
    面白い。80分。

    ネタバレBOX

    傷を負った独身たちの集まるシェアハウス。尊敬を集めるコウキ(望月雅行)の35歳の誕生日を祝うため準備を進める面々だったが、コウキはメイ(森山彩美)を連れてやってくる。結婚したという現実を受け止めらず、独身のマイナスパワーを撒き散らす4人に対して、説明をするコウキとメイだったが、受け入れてもらえず退出する。想いをこめた球で4人がキャッチボールをしているとこへ二人が戻ってくる。独身レベルの高いミズキ(久保)は、コウキに球を投げろと要求。結婚したコウキの威力に吹き飛びそうになるも、皆で支えきり、素直に祝福できるようになる。独身を超越した妖精という存在となり、コウキたちに触れていると溶けてしまうようになってしまったミズキらだったが、それでも祝福するためコウキとメイにハグすると、そこにはメイとタカヒロだけ残っていた…。

    結婚できない(彼女もできない)男らの悲哀を賛美し嘲り笑い飛ばすような、一貫したテイストとセリフがとても上手い。クスクス笑えるところも豊富。いい台本と思う。ラストのメイが飯に誘い「×5でもいいですか」ってオチもいい。熱心なタカヒロが妖精になってなかったってのも王道ながら好き。

    演技も良かった。キャッチボールの時の照明効果とか、ベタベタだけど舞台にハマってた。メイを演じた森山の表情がいい。オチのときもそうだし、独身どもと戦ってるとことか見下したとことか。

    寂しく傷を舐めあい諦め負け犬な独身という、変な男たちを中心に据えた作品だったけど、晩婚化非婚化の世にあって、「家族」となろうとしている彼らは、ちょっとだけ輝かしいんじゃないかと錯覚してしまった。
  • 無題879(13-318)
    13:00の回(曇、小雨)。12:30受付、開場。歩道に面して「王子小劇場」と書かれた木製のベンチが3つ、横の店舗前の2つ(禁煙マークあり)には自転車が横付け…。入口手前、赤いベルトのガイドポールがあり、これはこれでわかりやすい(受付開始まで外で待て)。舞台はテーブルと椅子が4脚(白、薄緑)。パイプ椅子席(1〜3列はひな壇、4〜5列はフラット)、BGMは古い洋楽、My Genaration('65)しか知らないけどみなこの年代風、12:54最前列にミニ椅子が出て、開演後、お客さんが座りました、12:56前説(ちゃんとBGMの音量を下げていました、80分)、13:01〜14:21終演、こちらは初めて、(お話)筋が通っているようでいつまでも平行線を辿りつつ、突然、法則は歪み、対称性は破れ、交差したようにみえました。森山さんは「サミシガリヤ(ノミの心臓)2013/5」をみていました。

    ネタバレBOX

    なかなかテンポに馴染めず苦労しました…結束(&血束)は当事者たちにメリットがあるから成立するように思うので理由など(独身)はそれでもいいのだけれど、その「先」が妖精というのでは、突然、霧の向こうに消えて行ってしまったような印象を受けました。一方、残った二人はいかにも俗っぽくて好き。


    大がかりなものはなく、緩やかに進展、個別にみると癖のある設定なのに、全体でみると普通のようにみえるから不思議。

    「説明」は本編とほとんど関係ないのはなぜだろう。

  • 満足度★★★★

    堪能しました
    劇団初見。冷笑と失笑の漂うシニカルでシュールな世界、堪能しました。

  • 満足度★★★★

    シュールな中に仲間への祝福や羨望もしっかりと
    序盤のジャブ的な微妙にズレた会話から「話題の主」登場によりどんどん加速してシュールな方向へ。
    それでありながら(元?)仲間に対する祝福や羨望の気持ちがしっかり顕れているのが見事。
    予想をひらりとかわして意外なところに落とすのも巧い。

    ネタバレBOX

    「気持ちのキャッチボール」を実演(笑)して見せるという発想には脱帽。
  • 満足度★★★★★

    観てきました
    観てきた!ほんとに面白くて楽しかった。
    独身のこととか、いろいろ笑わせてもらえる内容でした。
    自分も、独身でーす。
    わーい!

  • 満足度★★★★

    いい時間を
    この劇団の舞台を見るのは初めてです。結婚願望を題材にしたお芝居でちょっとヲタクっぽいところもありましたが、いい時間をいただきました。違う作品でこの劇団のお芝居を見てみたいと思いました。

  • 満足度★★★★

    台詞遊びが楽しい
    台詞遊びが多くて、クククッと笑える楽しいお芝居でした。
    ああいう台詞遊び、好きです。

    ネタバレBOX

    最後のオチで、なんであの人だけ溶けなかったんだろう?っていうハテナが残ってモヤモヤ。観てる人がその理由がわかる説明台詞が手前で一個あるとよかったなと思いました。
  • 満足度★★★★★

    独身を貫けば素敵な存在になれる!?
     異常者が正当ぶり、真っ当な者を異常視して吊るし上げるイカれた世界を今回も堪能。
     いくつかのモチーフがあった前作と違い、結婚は是か非か、今回はこのワンテーマだけで約80分、最後まで引っ張り抜いたところが凄い。
     しかも後半は思わぬ展開を重ねに重ね、“予想外も少し納得”な大オチに持ち込んでいてお見事!
     前回公演の「観てきた!」コメントで苦言を述べさせてもらったせいなのかどうなのか、衣裳はグンと素敵に。とりわけ女優陣の衣裳に顕著でした。

    ネタバレBOX

    「あなたたちが独身に固執するのは結婚を強く意識するからでしょう!?」
     独身同盟を裏切って結婚した男の妻のこの発言は至言。
     だのに、そこからさらに屁理屈で応戦する独身同盟の男たちには呆れるばかり。。
  • 満足度★★★★★

    復活!
    棒立ち、下手ウマが戻って来ました!

    ネタバレBOX

    途中ちょっと中だるみ感はありましたが、これぞGORE GORE GIRLSの真骨頂と言える作品でした。

    独身としてでしか生きられない男たちの集まるシェアハウスで、独身の権化の一人と思われた男が結婚相手を連れてきたことから起こる騒動。元々の彼らは会話する女性といえば大家さんだけで、その大家さんもモテる男女は好きではないといった感じの女性でした。

    クソメンたちのモテないことへの鬱屈とした自虐ネタが、棒立ち、下手ウマで緩く表現されるところに何とも言えない味わいがありました。

    彼らの持つ独身力は独身を誓った血判状を丸めたボールをキャッチボールするときのパワーに比例します。ベテラン男性は凄いです。シェアハウスに入って一年の青年は弱いボールしか投げられませんでしたが、結婚が何だみたいな言葉をブツブツ吐いてから投げると少しパワーがついていました。入籍したばかりの男も投げてみると物凄いパワーがありました。

    独身力の高まった彼らは妖精に昇華するというバカバカしい展開があり、暗転後にこの世に残っていたのは入籍した女性と未練のあった青年という皮肉なオチには入籍した男が可哀想でちょっと後味の悪さはありましたが、いい伏線の回収ではありました。
  • 満足度★★★★

    笑えるような笑えないような絶妙感
     絶妙な間合いで繰り出され心にグサグサ刺さる笑えるような笑えないようなセリフのやり取りの連続が紡ぎ出す物語は巧妙に作られていながらもなんともいえぬ独特の雰囲気を放っていて実におもしろかった。
     ただ、最後の場面は、女性のたくましさのようなものは伝わってきましたが、微妙な感じの印象が残りました。


  • 満足度★★★★★

    チラ見
    初見でした。チラシの説明文も私的にヒットだったんだけど、劇の雰囲気もその感じが出ていました。西山さんのセンスかなり好みです。終始笑いっぱなしでした。チラシに挟まっていたパック。この乾燥する時期にとてもありがたい。上演前、上演中、上演後にお使いくださいと説明があったけどメイクしてるからおうちに帰ってありがたく使わせてもらいます。観ている客がみんなパックして観ていたらそれはそれで面白いけど。

    ネタバレBOX

    ストーリーの内容は結婚したくてもできない独身達の話でした。
    心情がわかり過ぎて痛い!でも笑える。
    コウキが俺でも結婚できたんだから、あいつらにもそれをわかって欲しいみたいな事を言っていたけど、なんでこの人が結婚できるの!?って思う人がいてもできない人はできない。それを物語の序盤で言っているのにも関わらず、それを伝えたいって思う事自体、あー、「そっち」側の人間になってしまったのね。と思いました。
    映画を観るなら邦画のB級が好きなんだけど、まさしくそんな感じ。
    途中までテンポ良く面白く進んで盛り上がって盛り上がって落とされる。えーそんな終わり方??みたいな。
    劇中で説明してる妖精になる条件だったらコウキまで溶けてしまったのは謎だったけど、都市伝説の妖精になる条件を考えたらそうだったのかなーと思ったり。
    初日だからか、役者さんたちがセリフをかんでいるのがちょっと目立ち残念。
    いやー、でも面白かった!こういうの好みです。
  • 満足度★★★★

    生き方を決める人たち
    劇団初見。
    一緒に演劇を学んでいる方が客演されていて観に来ました。
    久々、王子小劇場。やっぱり良い劇場。
    上演時間、80分。

    ネタバレBOX

    シェアハウスにて。
    35歳の誕生日を迎えるコウキ(望月雅行)のために
    同居人で、同い年のミズキ(久保雄司)や天(大西聖志)、
    イクオ(秋瀬拓)、同居二年目の新米タカヒロ(柴田順平)は
    誕生会の準備をしていた。
    数名が買い出しで離れた時、
    メイ(森山彩美)名乗る女性がが現れて・・・

    シェアハウス内の世界は閉鎖された
    ある厳正なルールの下で成り立っていた。

    厳しい管理人マユミ(小谷陽子)の審査を通った
    住人たちに共通すること、それは・・・

    「独身であること」
    そして決して家族以外の女性の立ち入りを
    徹底して排除(動物、幽霊もメスの立ち入りを禁じる)。

    そんな中、コウキが彼女というか出逢って一か月で
    結婚した奥さんのメイを連れて
    シェアハウスの皆に認めてもらうよう説得に来た。

    シェアハウスの皆のリアクションや、
    独身でいることに対する誇り、
    結婚、恋愛、異性に対する憎悪(笑)や
    嫌悪感などなど、
    突き詰めた世界感が面白く、楽しい。

    キャッチボールや独身を極めると妖精になるとか、
    設定が楽しいなって。

    多少葛藤を抱かせる部分はあったけど、
    もっと各キャラの葛藤が強くなると
    さらに良くなるのでは。

    あとラストのオチについては、
    それまでの展開も変えなきゃだけど、
    逆(残る者を入れ替え)にしたら、
    さらに良いかなとは思った。

    上演時間、80分。
    コンパクトにまとまり、
    ほぼ一場の良いコメディだった。
  • 満足度★★★

    こう終わるのかい
    結婚できない者限定のシェアハウス,家主を含めて入居者たちの,この何とも言えない気持ち悪さと緩さがたまらない。説明を読んで,なんじゃい!って思ったけれど,確かに,こーいうイメージの芝居だった。うーん,何とも言えない^^;

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