さよなら、ミアちゃん! 公演情報 さよなら、ミアちゃん!」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-7件 / 7件中
  • 満足度★★★★★

    満足。
    テンポが良かった。熱量も凄かった。
    役者一人一人の存在感もあった。

    ネタバレBOX

    どうしようもなく破滅への道を辿っていく折田さん演じるケンタが切なく、痛々しく、そして愛おしかった。誰か1人でも本来の彼を解放してあげられる存在があれば良かったのに。
    リツコの「空気が淀むの」の台詞やママのだんだん闇に落ち込んで行く様子も良かった。脇田さんの声が好き。憂いのある表情が似合う人だと思った。
    ミアちゃんは安定していて安心してみていられた。山本さんのまっすぐな目には惹きつけられるものがあった。舞台上の人物で一番落ち着いていた。
    グンジは目がらんらんとしていて勢いがあった。感情の変化はあまりなく、自分の思いにストレートな印象。個人的に「ありがとうっ!」の台詞がかなりのツボだった。
    テンノウはぽよよんとしていて可愛かった。癒し系。一つ残念なのは滑舌。もう少しはっきり喋れると、もっと表現の幅が広がるのではないか。
    ピエロの長谷川さんは全てにおいて全力投球。幕開きから心から笑っていないな、ゆがんでいるな~と思っていたので、本性が現れた時に納得した。
    みゆちむさんは本来のキャラクターそのまま演じているのかな、と。無邪気で可愛かった。

    全体を通しておおむね満足。様々な意見があるようだが、色々な人に本気で考えるきっかけを与えたという事自体が素晴らしい。
    観に行って良かった。
  • 満足度★★★★

    観てきましたよ!

    心がざわざわしました…
    見ててキツいなと思う部分もありましたが、役者さん方の勢いが良かったとおもいます。

  • 満足度★★★★

    悲鳴芝居
    ひきこもり青年のけんたくんがずっと絶叫しつづけているお芝居。母親からも見捨てられた彼の絶望の深さがしっかりと表現されていたかどうかは疑問。

    ミアちゃん役の山本紗羅さんとリツコ/母親役の脇田美帆さんが可愛い。のでずっと二人を目で追っていた。

    極度に暑苦しい芝居であった。荒削りでエネルギーに満ちているが、全体のコントロールができずにバランスが悪く、作品としては破綻している。

    ネタバレBOX

    でも個人的には作・演出家のもがきぶりの誠実さを確認することができて、うまくいっていない部分は多い作品にも関わらず、見終わったときの感じは悪くなかった。

    全体的にがちゃがちゃうるさすぎで、人物も攻撃的過ぎる。
    第一幕が長く、二幕、三幕と短くした不均等な構成は面白かった。
    美術、照明などビジュアルについては、予算もないのだろうが、工夫の余地が大いにある。

    内面が分裂して、分裂した人格に最終的に復讐され、自滅していくというのはありがちな話だけれど、これを演劇化するというアイディアはよい。テーマ的には深みが乏しく、紋切り型に感じられた。リアルの絶望感、救いようのなさはこんなものではないだろう。作家だったら残酷に無慈悲に、リアルに向き合い、それを作品化する覚悟が必要となるだろう。
  • 満足度★★★★

    難しかった
    チケプレで観劇。初見の劇団でした。
    役者の皆さんは演技力あるし、随所に見どころもあるんだけど、見終わった後、欲求不満がのこりました。わたしの想像力が不足している所為かもしれません。
    山本さんは踊れ場で観た以来でしたが、演技がしっかりしています。
    脇田さんは初めてでしたが、動きも声もとても魅力的。
    主演のイケメン、折田さんは熱演でした。以下ネタバレで。

    ネタバレBOX

    お母さんが自殺した理由がよく分かりませんでした。ケンタの分身として、様々なキャラが登場するけど、精神分裂病ってことでしょうか。
    ストーリーが分かり難かったです。
    父親と母親の立ち位置とケンタの関係。
    ピエロ、みゆちむ、テンノウが何を意味しているのか、よくわかりませんでした。演技がしっかりしていただけにもったいない。
    美術も精神病院をイメージしていたのかもしれないけど、やや中途半端に感じました。辛口でごめんなさい。
  • 満足度★★★★

    作者の熱量を感じる作品。
    公演の解説文に「ロリチキ史上最高の脚本、ロリチキ史上最大の世界観」と書かれている。

    あえて、そのような宣言をしているところに、作者の並々ならぬ意欲が感じられる。

    事実、私は芝居を観ながら、この作者は、かなりの熱量を以て、全力投球でこの作品を書いているな、と感じた。

    演技であれば「熱演」というが、執筆の場合は何というのだろう「熱筆」とでもいうべきか。とにかく私には、作者の想いがジンジンと伝わってきた。



    以下、ネタばれ。

    ネタバレBOX

    その意味では、大変面白い芝居であった。

    だが、作者の想いがあまりに強く出ていた、というべきか、少し図式が透けて見える印象だったのが惜しい。

    もう一つ、何かモチーフなりテーマを盛込み、重層的な「作り」にすると、もっと面白い作品になったような気がする。


    作者が「いや、そういう芝居はたくさんある。自分はあえて、こういう直線的な作品を作りたかったのだ」というのであれば、それはそれで一つの見識だと思う。
  • 満足度★★★

    生新さを求めて・・
    劇場に足を運びましたが、伝わりにくいのとは別にもっと突き抜けた感じを欲していたので、消化不良の印象。
    個人的には、脇田さんの佇まいが良かった。

  • 不条理劇
    好みは分かれる。少なくとも1回観たぐらいではピンと来ない。3回ぐらい観たらピンと来るのかもしれない。そもそも不条理劇においてピンと来るのか?
    絵画に例えれば、レオナルド・ダ・ヴィンチの絵は素人が観ても「上手だなー」と思うが、ピカソの絵は「子供の落書きかなー」と思う人もいるだろう。
    この劇団(と言うより、不条理劇をやってる劇団)の目指しているところはピカソなのだろう。分かる人には分かるが、分からない人にはまったく分からない、そういう劇団なんだろうと思う(残念ながら私は分からなかった)。

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