満足度★★★
音の響き
小原孝氏のピアノの音の響き,これだけでも行っただけの価値はありました(もちろん,芝居自体も観劇の価値は十分あります。)。小原孝氏のピアノは変幻自在と聞いていましたが,それだけではない,単なる1音でも十分堪能できます。あまりに素晴らしかったので,観劇の翌日,CD購入に走ったところです。芝居自体も,コンパクトにまとまっていて,楽しめました。
満足度★★★★★
小原 孝氏のピアノ 必聴
魂に沁み入るようなピアノ演奏と味のあるシナリオ、自然に見える演技、照明、音響などの効果、演出も出しゃばらない心に残る舞台だ。(追記’13.11.1)
満足度★★★
サントリーのコンサートホールでのお芝居、
やはり声が反響しすぎたり、散りそうになったりで難しいんだろうな、と感じられた舞台でした。でもこういう制約がある中でのお芝居はとても興味深く、これからのお芝居の可能性を試す、謂わばプロトタイプ的な舞台だったと思う。脚本が甘く、ちょっとご都合主義的な所も感じられたが、まあ、こういうホールでのお芝居なので仕方がないかな・・・。気になったのはやはりピアノの音。連弾の際、いくらなんでも素人臭すぎて、音がキンキン響き、綺麗なハーモニーになっていないのが聞き苦しい。こうしたお芝居では、拙くてもやはり美しい音は必要。また、なんというか、このホールの豪華さに舞台美術が負けている感じがした。ホール入口にたくさん生花が届いていたのに、これを使わなかったのは残念。(こういうの美術に使うのは失礼なんですかね?)客席においても良かったのに。いい香りがしてゴージャスな雰囲気がもっと味わえたと思います。というのは、かつて客席にさりげなくお花が置かれたコンサートに私が行ったことがあるからなんですね。とても素敵でした。だって結婚式場にお花はつきものだもの。
うーん…(-"-;)
チケットプレゼントで観劇。5分遅れで開演。
客席に高さの違いがなく、椅子は皆同じなので最後列はなかなか見づらい。
何が見せたいのか、伝えたいのか、よく分からない。
ピアノ演奏なの?お笑いなの?ミュージカルなの?演劇なの?
ターゲットは年齢高めの方々なのかしら。
よく笑ってくれる客達でしたが、私には全然笑えず。
笑いを取りにいってるなー…というのが分かりすぎて、でもそれが残念なものが多くて。
サントリーホールで公演するにはサントリーにこんなに媚びを売らなければならんのか、とも思ってしまう。
脚本にも全く感情移入できず。
物語が動くポイントが、いつも唐突過ぎる。
入り込めないから、多分笑いもできないし泣けもしないのだと思う。
私はお芝居見てボロ泣きするタイプなのだが、今回は…。
95分の芝居だったのだが、半分くらいから帰りたくて仕方がなかった。救いだったのは事前に公演時間が知れた(ゴールが分かっている)ことか。
ただ、ピアノ演奏は素晴らしかった。
初回の演奏が始まった途端に客を黙らせた。
ピアノの練習シーンは面白い。
子供向けのピアノ教室だと、こんな感じに教えてるのかな、と想像できる。
私もピアノは弾けないが、こんな教室なら今からでも通いたい。
満足度★★★
なるほどねー!
サントリーホールは小ホールでも300人以上は収容できるので広い。
芝居もさることながら、注目は小原 孝氏のピアノ演奏だろう。
全く譜面を読めない人がピアノを引きやすくする方法興味深い!
(鍵盤に番号をつけ、その番号の鍵盤を叩く、連弾だと上手く聴こえる)
カーテンコール後のアヴェマリアとても心が洗われました。
やっぱり、印象が音楽の方へ行ってしまうのが、この手の芝居の難しさだろう!