Transit 〜an echo chamber without noticing 公演情報 Transit 〜an echo chamber without noticing」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-5件 / 5件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

     旗揚げ公演おめでとうございます。

    ネタバレBOX


     物語は当パン説明にある通り、善意からではあるものの、兎に角自分の
    主張を押し通してきた傍迷惑の塊、佐野みやこの葬儀会場で巻き起こる
    彼女の生前生活への評価のあれやれやの内容と皆がその様に評価するに
    至った経緯。
    どういうわけか棺桶から抜け出し「自分は集まった人物たちのうちの誰
    かに殺された」と主張するみやこの死因探求を死後の行く先案内者が手
    伝って解明してゆく物語だ。案内人の説明によれば死者の記憶はその死
    の瞬間に飛び散ってしまい彼女の主張する殺害者を特定できないのは、
    飛び散った記憶が関わりのあった各人の中に入ってしまっているからで
    あった。従って彼らの記憶領域を精査すれば答えは自ずと明らかとなる。
     葬儀中にいきなり棺桶を飛び出した彼女は案内人の的確なサポートを
    受けて遂に真実に到達したが、ラストは思いがけない展開を見せる。
     或る意味極めて独り善がりで強引極まりなく迷惑を絵に描いて壁
    に貼り付けでもしたようなみやこの主張の背景には強い念と皆に笑って
    いて欲しいとの愛情がある為、場違いで常識外れで通常のルール無視と
    いう破天荒はあるものの、主張自体にはそれなりに大切な視座が含まれ
    ていることも事実。表現する者、したい者達同士の表現することに対す
    る畏怖やそれらの難題を乗り越えて表現することに関わろうとする意志
    も見えてグー。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2026/09/04 (金) 19:00

     佐野みやこの葬儀に集まったのは、彼女の“友人”たち。
    参列者たちは死者を悼むどころか、みやこが死人に口無しなのを良いことに、自称シンガーであったみやこが巻き起こしたトラブルに振り回され続けた自分たちの苦労を悼み合い、笑い合っていた。
    「誰が私を殺したのよ!?」
    葬儀の“主役”であるはずのみやこが突然目を覚ます。
    みやこは、死後の案内人の力を借りて、飛び散った記憶の欠片を集め、自分は殺された事前提で、その犯人探しをしていく話という、コメディで、ファンタジーで、ミステリー要素もとてんこ盛りで大いに面白かった。
     
     過去に役者を目指し挫折して、現在バー経営しているが、仕事をせずバーのバイトの佐藤千香に仕事を全部押し付け、自分は何もしないがどこか憎めない篠田啓介、バーのバイトの佐藤千香はそんなバー経営者の篠田に呆れ、突っ込みながらも、自身は密かに歌手になることを夢見ながらも、引っ込み思案で、中々プロになる一歩に近付けずにいたり、売れない役者で父親が生きている時に亡くなった父親との関係性を上手く解消出来ず、普段はバーに集まる人たちに振り回される葉山悟。
     千香の大学時代の同級生で、思ったことをはっきりストレートに言って、どこか言葉尻にキツさを強く感じさせる麻田萌衣、同じく千香の大学時代の同級生で、無類のディズニー大好きで、どこか夢見がちで、おっとりとしている西野まり、売れない歌手で、人によっては当たりが強い高瀬由結と、みんな個性豊かで、アクが強いが、それぞれの抱えている自身の夢への悩みや人間関係の悩み等も劇中丁寧に描いていて、私たち1人1人が誰もが必ずと言っていい程ぶつかる悩みや壁と共通するように感じる部分も多く、私たち1人1人の人生における悩みや壁と重ね合わせて考え、共感しやすかった。
     
     みやこの友人たちは言いたい放題言いながら、劇の最後の方では、結果としてみやこと関わったことで、トラブルに巻き込まれたり、迷惑することも多かったが、自分たちが抱える自身の夢への悩みや人間関係の悩み等の悩みに対して生前みやこが土足で踏み込み、ズケズケ言うことに辟易しながらも、そういうみやこによって少し救われていたことが分かってくるという結果に、多少は亡くなった佐野みやこにとっても報われたのではない感じ、胸を撫で下ろした。
     ただ、最期の最後で、佐野みやこの幽霊が予想を上回るハッピーエンドな結果に衝撃的過ぎた。

     死後の案内人がどう見てもドラァグクイーンにしか見えない風貌と言動で、凄く印象に残った。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    teamBの回観劇。旗揚げ公演ということで、気合いが入ってますね。う~ん、これはありかな?と思う違和感もありましたが。発達障害を自覚している者としては考えてしまいました。次回作に期待します。

  • 実演鑑賞

    大学生の学生演劇みたいだった。

  • 実演鑑賞

    立ち上げたばかりの劇団でしかもキャストがみな若いということもあり非常にフレッシュな舞台でした。個人的には最後の歌のところでぐっときました。最初鼻歌でハモリ、その後ツインボーカルで(ほぼユニゾンでしたが)いい感じに歌い上げられすごくよかったです。あの歌でいろんなものが浄化された気になりました。あと、もえ役の子が「あんたなんて65点の女のくせに…」といったセリフ、あれはいいですね。脚本書かれたのが男性なのによくあのセリフを書けたなーと思いました。あと、そうそう、劇場が暑くて途中睡魔に襲われました^^

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