満足度★★★★
久々の王子小劇場で
中々骨のある団体を見つけました。
新しい演劇の作り方だなと思いました。特に女優さん達は演技力があってとても良かったと思います。ただ、男性陣が弱く感じちゃいました。今後の課題にしてもらいたいですが、ちょっとこれからも気になっちゃうかもしれません。
満足度★★★
面倒くさーくありません。
男は女に振り回される、これがこの世の常。
酒池肉林とまでは言わないが、田舎の女子高生が、教師、アルバイト学生、と入り乱れる。おまけに教師も不倫。キスシーン多く、体位まで。
女優陣の腹括った演技は認めるが、観ているほうが恥ずかしい。
この手のシーンが多すぎて途中飽きてきた。
確かに学生の頃、友人から聞いた話では、田舎は娯楽がないので、その方面は都会より早く盛んのようだ。
しかし所詮 下半身は他人ごとなので興味ないが、今の女子高生(何で)(何で)という言葉多すぎる。面倒くさくありません。
満足度★★★★
魅力的な演技・演出
役者の在り方がとても魅力的だ。
(特に中心の女子5人:異儀田夏葉さん、川田智美さん、長井短さん、湯口光穂さん、田村優依さん)。
最近、いつくかの若い劇団を観ていて感じることがある。
新劇的な演技力でも、アングラ的な身体でも、現代口語的な自然さとも違う、新しい役者の在り方(強度)が提示されていると。
この作品にもそれを強く感じた。
当日販売していた『「保健体育」国王指定教科書』を読むと、作・演出の竜史氏は、理屈によってそれを方法論化している訳ではなく、役者でもある自身の感覚を基に、その方法論を見出していっているようだ。
竜史氏の良い意味でガツガツしている、責めている感じが、舞台からも伝わってきて、とてもよかった。