でも未来には君がいる 公演情報 でも未来には君がいる」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-7件 / 7件中
  • 満足度★★★★

    ミュージカル
    女性ボーカルの艶やかJazzyな音楽とともに始まり、
    過去の自分との葛藤でタイムスリップにつながる。。
    どんなマシンが出てくるのかと思いきや、日記が過去への扉でびっくり。
    創作のミュージカルですが、歌がしっかりしていたし、
    ダンスシーンはかっこよく、ストーリーにもメリハリがあり
    すごく面白かったです。終始ワクワクしていました。

    ただ、自分自身ジャズ屋だったこともあり、二瓶君の歌う「Love is here to stay」。
    大事なこのタイトル部分の発音が聞き取りにくくてもったいなかったです。
    でも、どの歌もみなさんとってもお上手でした。

  • 満足度★★★★

    見ごたえたっぷり!
    盛りだくさんなテーマやネタが組み込まれているのに、ラストでタイトルがきちっと出てきて。すごくすとんと心に落ちる、素敵な舞台でした。

    ネタバレBOX

    高橋広樹さんのAKBやらきゃりーぱみゅぱみゅダンスは貴重かも。
    イケメン脚長ダンス隊がすばらしく。
    …ミュージカルじゃなくてもいいかも、と、若干思ったりもしましたが、(ストーリーの芯がストプレで十分だったので。)それでも、素敵な舞台でした。
  • 満足度★★★★

    二瓶さんの歌も久しぶりに聴けて満足
    円形の劇場であることを生かした光の使い方に感動!
    歌ありダンスありでほくほくと盛り上がりながらも、お話は最後まですっきりまとまっていて、ほんとうに心地よい観劇後でした。

  • 満足度★★★★

    時かけおっさん
    井上和彦さんが自分の世代ドンピシャなのでそこは楽しみでした。
    知っている声がそこにあるのは面白い。

    青山円形劇場好きだけど、円形形式の意味が無い芝居も多かったりするので(体感)、
    その点はちゃんとクリアしていたと思う。

    ネタバレBOX

    タイムスリップモノは「時をかける少女」のイメージが強かったのでおっさん(失礼)が主人公なのが新鮮。
    どうしても荒唐無稽になる部分はありますが(タイムスリップ理論をいきなり議論しだしたりとか)、意外におさえるべきところはおさえられていて良かったと思う。


    「客が何を観たいかじゃない。自分が何を観せたいかだ!」

    と言う台詞が被っていたのでてっきり血縁関係があるのかと思いましたがそうではなかった。
    (という解釈で合ってますよね?)
    ビジュアルも何だか似てたので関係あると思ったのですよ。


    過去の世界には斬新なモノを残しつつ、自分に足りないモノに気づいて帰っていくと言う流れはオーソドックスなんだろうけど良い。

    ラストのショーは全員参加して貰いたかった。
    特にショー・ダンスを本業でやっていく、という奴が本番ぶっちぎるのはダメだろ。
    って思っちゃう。
  • 満足度★★★★

    臨場感いっぱい!
    円形の舞台の特性を活かした臨場感いっぱいの舞台でした。
    大劇場で見慣れてるかたも、豪華な舞台セットはないものの、至近距離から、歌やダンスを観ることが出来ます。役者陣も円形をまわりながらのパーフォンマンスしてくれます。皆さん流石に専門分野は上手。ストーリーも楽しめましたし、照明も良かったです。

  • 満足度★★★★

    おもしろい劇場だなあ、ミュージカルも好演
    「井上和彦さんボイスのミュージカルってどんなんだろう?」
    ぐらいの興味から観に行きましたが、
    ミュージカルの中心は若手メンバーでした。
    青山円形劇場の三重丸構造
    (真ん中が舞台、その円周にキャットウォーク?で◎状態、
    その周りを更に観客が360度囲む)の形態に対して、
    真ん中舞台、円周、観客席の間に設けられた6本?の通路を
    使っての場面の演じ分けが、青山円形劇場自体
    初めての経験でしたが、かなり上手かったな、と思いました。
    (劇場自体を出たり入ったりの感じはカプセル兵団の
    笹塚ファクトリーの使い方に近いかと)

    メインテーマ的に流れていた曲(自作?)と
    ダンスと各人の歌もかなり良かったので、
    「ああ、こういう形のミュージカルもおもしろいなあ」と
    いい気分で劇場を後に出来ました( ´ー`)

    ネタバレBOX

    終戦後頃に関わるような話、というような前情報以外
    掴んでいなかったのですが、
    舞台上にぶら下げられた2013のロゴから
    「現代を意味してる?あるいは劇場自体のセット?」

    舞台開幕してすぐ円周を時計の短針、長針、秒針、のように
    回り出す演者陣から「時計?時間が関係する?」など、
    色々推測しました。


    で、かつて情熱に溢れすぎ、それが空回りしてしまって
    何度も舞台を失敗させ、業界を何年も干されてしまっていた
    演出家(だったかな?)が、世渡りを身につけたと
    言わんばかりに愛想を振りまいて、
    眠ってしまうほどつまらない舞台の通し稽古を終えて、
    という場面からいきなりのタイムスリップ

    時は1950年、敗戦後まもない時代の場末のバーに飛ばされて、
    そこで敗戦後いろいろな想いをかかえて活きる若者たち
    ・ バーで働く若者、住まわせてもらっている医大生
    ・ 叔父(バー店長)に世話になっている事を申し訳なく思い、
      闇市その他悪い事をしてとにかく稼ごうとする者
    ・ その悪事を追う刑事達
    ・ アメリカ人相手のミュージカル劇場で働く者
    達と関わって

    そして未来へ戻っていくまでに何を得るか(取り戻すか)、
    というお話でした。


    最初、劇場の形式からいっても演者の入れ替わりが難しそうに見え、
    「演者陣出っぱなしで歌と踊りを舞台でやる形の短時間ミュージカルかな?」
    と想像してたのですが、先にあげたように三重丸の舞台構造を
    うまく使ってお芝居の中にうまく歌と踊りを組み合わせて、
    と軽快な流れで展開してました。


    演者が男性オンリー(BGMでは女性ボーカルの歌もありましたが)という事で、
    歌が野太くなってしまうかなー、とも思ったのですが、
    各人それぞれいい声をお持ちでメインテーマとなる曲その他
    見事歌い上げていました。


    また、井上和彦さんはダンス参加はされなかったのですが、
    その他のメンバーのダンスも真ん中舞台の中から観客すれすれまで
    所狭しと(ダンスの種類は分からないのですが)
    昭和世代の踊りやAKB、きゃりーぱみゅぱみゅまで踊り分けて
    笑いと拍手につつまれていました。


    思わぬ拾い物をした気分です、今回の演者陣もそうですが
    青山円形劇場もぜひまた観に行ってみたいです。


    PS.ただ、
    ・ 医大生(実は漫画家志望)ののび太くんみたいな若者が
      ちょっとお話から浮いてたかなあ、という気も…妙に推察力ありすぎだし。
      何かオチ(実は手塚治虫だったとか)が欲しかったです
      (あるいはそういうネタも振られていた?8牛のネタは分かりませんでした)

    ・ 先輩刑事が実は戦争後、人を撃ちたくてしかたない、
      というヒール設定はいらんかなあ、という気も
      (それまでいい人だったので)


  • 歌&ダンスへの、シーンを生かした流れ






    まるで、ディズニーランドの近未来アトラクションに搭乗した感覚だった。


    青山円形劇場に映し出される数字のライト、スタイリッシュ極まりない音響である。


    1950年東京・バー店へ、プロデューサーの父親の記した日記を読んだことにより、現代の演出家が移動してしまった物語。


    「ミュージカル」を謳った作品だが、実に自然な流れの演出だったと思う。


    「タップ」対決をせざるを得ない流れで、結果的に「ショー」を魅せる。


    現代と1950年の時代差を問われた流れで、「AKB」を軽く踊ってしまう。



    ミュージカル・ショーこそ 中心かもしれない。


    ただ、演技のシチュエーションを生かしたミュージカルは、非常に新鮮であって、これは舞台上における融合なのだ。






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