誰々 公演情報 誰々」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
1-13件 / 13件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    自分は、誰かの誰々になっているのか、存在を考えさせられる舞台。
    そして、若い彼らにも、私世代と同じように感じていることがあるんだなぁと。言葉と表現力になるほどそう表現するのかと納得。
    5454ワールドを堪能しました。
    舞台セット、最初と最後の変化も必見です。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    とにかく目が離せない舞台。わかろうとしてわかったようなわからなかったようなその感じが絶妙でした。こういう舞台が好きだなぁと思うのでした。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    面白い、お薦め。
    チラシにもあるがテーマは「役割」、同時に「立場」といった言葉を連想した。意識的であろうが無意識であろうが、人は或る状況下で色々な判断をする。その連続が生きていくこと と考えれば実に面白い着想の公演。分かったような分からないモヤモヤとした感情、劇団5454のコンセプトでもある「日常で見聞きする事物をテーマにして、誰もが無意識に受け入れている感覚を物語化」を見事に表しており、まさに劇団の真骨頂。

    タイトル同様、登場人物は姉・母や彼氏・彼女そして友達・先輩・後輩といった一般的な呼称を使っている。そこに誰もが持つ「役割」であり「立場」が透けて見えてくる。それは観客の誰にでも当てはまるものであり、共感しやすい設定が巧い。それを視覚的に分かり易くした舞台美術がよかった。演出も「役割」を着ている、その表現を上着を着ることによって場転換していく。お母さんの「ご飯食べた~」の台詞は、日常を示している。文字で表現し難い内面を演劇という役者の体現をもって観せた秀作。
    (上演時間1時間55分 休憩なし) 

    ネタバレBOX

    中央に演壇ポータブルステージ、その上にテーブルや椅子が無造作に置かれ または倒れている。ステージ上は白線で区切られ、その線上に杭のようなもの。天井から紐が垂れ下がっている。ステージの周りにもソファや椅子が置かれ倒れている。全体的に荒廃し殺伐とした印象。冒頭と最後はこの光景になるが、始まると主人公である姉が片付け始める。姉の心的拘束に耐えられず 家出した弟がスズランテープで自分の居場所を確保する。
    音響は泡のような不確かで不穏な音、照明はだんだんと狭まり または広がりを絶妙な諧調で照らし出す。

    舞台そのものが姉の心象風景であり、その変化が心情そのものを表している。物語は姉の視点または役割を担わされた人物の相対的な観点で展開していく。姉は物事に対して「こうあるべき」という思いが強い。例えば家族の中で長女の自分がしっかりしなければ、母は家で家事を、弟は男で跡継ぎだから、妹は まず大学を卒業して就職を といった役割を負わす。自分は同棲して実家にいないが仕送りはしている。

    また 友人との集まりでも必ず3人揃わないと会っている感じはしない。そして自分が飲み物を淹れるといった役割を担っている。自分で役割を担うことによって安心しているよう。姉の家族に対しての「役割」だけではなく、会社内では「立場」が人を作っているよう。新人(後輩)教育は誰がどのように行うのか。一方 新人はどんな雑用も引き受けてしまい、仕事の重要度・優先順位がわからない。先輩の叱責、逆に新人は頼まれなくなったら自分の存在価値が見出せないと、そこに立場の違いによって抱く感情が異なる。役割・立場の視座によって見え方・考え方が違うという妙。それを端的に表した姉と弟の会話ー人間は平面ではなく立体的で 色々な側面がある と。

    乱れた舞台美術を整理(配置)していく姉、性格的なものもあるだろうが 家族の中で母・弟・妹が担う役割、それを定位置として固定=拘束する行為となっている。意識的な行為、それが自分の家族内に彼氏を招き入れたことによって だんだんと居場所を侵食されていく不安。舞台が紐でだんだんと狭まっていく、自分にとって居心地の良かった場所が窮屈になっていく。家族という存在を借りた心象、少し離れたところから見守る父。姉は何かしなくては という自縄自縛から解き放たれるのだろうか。
    次回公演も楽しみにしております。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    劇場に入った時から作品の世界観に引き込まれました。岩井俊二監の映画を思わせるような(undo…わかる方いますか…?)繊細でどこか不穏な空気感、そして巧みな照明や音楽、場面転換の演出が素晴らしく、まるで緻密に編集された映画を観ているかのようでした。

    テーマは「役割」。私たちは誰しも「恋人」「家族」「会社員」「友達」といった様々な顔を持って生きていますが、その役割にどう向き合い、どう生きていくのかを強く問いかけてきます。
    私自身、会社や家にも居場所がなく、演劇を見ている時間だけが私の一人自由な時間です。鑑賞後、日常で背負っている自分の鎧や重荷にふと気づかされ、静かに自分自身と深く向き合うことができる、とても豊かで貴重な時間になりました。間違いなく観てよかったと思える一作です。

    ネタバレBOX

    主人公が「私の家族」「私の彼氏」『私の…』とすべて自分を中心に据え、他者の役割や人生のレールまで無意識にコントロールしようとする姿が非常にリアルでした。自分がすべてを決めたいからこそ、彼氏が自分の家族と関係を深めることに嫌悪感すら覚えてしまう心理描写には、ハッとさせられます。
    特に印象的だったのは空間の演出です。上から垂れ下がる大量の紐は、自分自身をがんじがらめにする東縛の象徴であり、同時に誰の侵入も許さないバリケードのようでもありました。
    存在しない?弟の存在、彼が部屋の中に作った心の防衛線、そして「男さん」との出会い....。家族や周囲から押し付けられた役割に耐えかね、必死に心を守ろうとする弟の姿に強く胸を締め付けられました。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    全体を覆っている重苦しい雰囲気が印象的でした。

    ネタバレBOX

    家族の問題が解決しないまま話が進みますが、家族や会社、男女、色々な関係性の中で役割という名目の自由と束縛というのがテーマ何かなと思いました。こういう演劇もあるんですね。色々考えさせられました。
  • 実演鑑賞

    面白い。

    あの抽象的な表現も、私ゃ好きですね。

    ネタバレBOX

    ミステリアスな「男」やアイス・ブレイカー的な彼氏(役名忘れた)が印象的でした。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    分かりそうで分からない絶妙なラインで楽しめます。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    よかった

    ネタバレBOX

    家族がお互いのロールを無意識に設定することで、息苦しくなっている。
    世界中普遍的にありそう。

    ラストがむずくてわからんかった
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    これは見事ですね。家族や会社での役割と束縛と自由。一つ一つのエピソードがリアルで、個人的な体験と相まって、深く刺さります。ストーリーだけでなく、舞台セットも印象的でした。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    人とのつながりや、自分が誰かにとってどんな存在なのかを問いかける作品。軽妙な会話もあるが、全体を通して考えさせられる重厚な空気感が印象に残った。舞台美術や小道具の使い方が巧みで、人物同士の関係性や心情まで繊細に表現されていた。キャスト陣の安定した演技力はさすがだった。観終わった後も、人との関わりについて心に残る余韻のある作品だった。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    すばらしかったです。家族の「呪い」がよく描けていました(「男らしさ」や「女らしさ」と同じたぐいの「呪い」)。あと、家庭内ワンチームの「呪い」もよく描かれていました。演出も舞台の使い方も秀逸です。中盤からいっきにキャラが立ち上がってきてかなりのめり込みました。テーマ的に是枝裕和ぽさを感じ演出的に岩井俊二ぽさを感じたのは私だけでしょうか。かなりの完成度に大満足です^^

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    家族や人間関係の問題が解決することなく、話は進行していきました。話の内容が哲学的で、私には理解するのことが難しかったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    話も幕間の動きなども非常に演劇らしい演劇という感じでした。

    ネタバレBOX

    ロープを使って家を作っていく姉とスズランテープで家を作る弟の対比がいいですね。悪気はないけど人を拘束している感じが「家族」だなぁと思います。

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